作用

作用(さよう)とは、ある物が他の物に及ぼす何らかの影響・効果のこと。数学などの分野によって、以下のように個別の定義が定まっていることがある。また、その効果を起こす操作や関数などは作用素(さようそ、英語: operator)と呼ばれる。

作用

作用素

  • ある集合について、それから自分自身への写像のこと。→ 単項演算子
    • 集合論位相空間論などにおいて、集合を一定の規則で異なる集合へ変化させる方法。これは冪集合上の自己射と見做せる。例:開核作用素、閉包作用素、鏡映、回転、反転
  • 関数解析学において、線型空間の部分集合から別の線型空間への写像。→ 作用素 (関数解析学)
    • 物理学においては同じ概念が、異なる物理状態の空間の間の関数として用いられ、演算子と呼ばれる。→ 演算子 (物理学)
    • 特に線型作用素のみを指す場合もある。

関連項目

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作用
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