出世坂
ギャラリー
- 出世坂の石碑
- 下から見た出世坂
- 上から見た出世坂
歴史
明治の末頃まで、この坂の上に、釧路支庁や測候所があったほかは、人家もほとんどなく「支庁裏の坂」と呼ばれた細い踏み分け道であった。のちに、この坂の寂しい雰囲気と急な勾配から「地獄坂」といわれたり、たまたまこの坂で起きた事件をきっかけに「おサヨの坂」と呼ばれた時代もあった。大正二年、釧路中学校の開校とともに、向学心に燃える若者たちの通う道となり、その青雲の志をたたえ活躍を期待して、誰いうとなくこの坂を、「出世坂」と呼ぶようになった。[1]
昭和57年(1982)、市制施行60周年を記念して「出世坂」改修事業完成式が行われた[2]。
昭和62年(1987)、手づくり郷土賞(ふれあいの並木道部門)受賞[3]。
舞台となった映画
- 挽歌
- ハナミズキ
周辺の施設など
脚注
座標: 北緯42度58分45秒 東経144度23分12秒 / 北緯42.979137度 東経144.386577度 / 42.979137; 144.386577