医療滞在査証

医療滞在査証(いりょうたいざいさしょう)とは、日本で入院治療などを受ける外国人患者とその付添人が長期間滞在できるための在留資格である[1]。最長6か月間で、1度このビザを取得すれば3年以内ならば出入国を繰り返すことが可能であるために、手術後の長期入院や通院、けがの治療後のリハビリも可能にである[2]。また、これまで認めていなかった付添人の入国も認められる。施行は2011年1月1日からである[3]

日本国政府の新成長戦略の一環で[4]アジアなどの富裕層らを対象とした医療観光の受け入れを後押しし、外国人の長期滞在による経済的な波及効果が狙われている[5]

参照

  • 外務大臣会見記録|平成22年10月8日(金曜日)

関連項目

脚注

  1. ^ 時事ドットコム:外国人患者の滞在延長=6か月、医療ニーズに配慮-政府
  2. ^ 医療滞在ビザ:来年1月施行 最長半年間の滞在認める - 毎日jp(毎日新聞)
  3. ^ 政府、半年の医療滞在ビザ新設 富裕層呼び込む新成長戦略 - 47NEWS(よんななニュース)
  4. ^ asahi.com(朝日新聞社):医療滞在ビザ新設へ 中国などの患者誘致へ「成長戦略」 - 政治
  5. ^ 医療滞在ビザ、最長6か月 3年内は何度でも入国 :日本経済新聞

外部リンク

  • 外務省: ビザ(査証)
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