半深成岩

半深成岩(はんしんせいがん、: hypabyssal rock[1])は、火成岩の一部で、深成岩火山岩の中間的なもの、と定義されていたが、成因の研究が進むとともに、深成岩の一部と考えるべきものや、火山岩の一部と考えるべきものなどいろいろあることがわかってきた[いつ?]ため、「半深成岩」という言葉は現在ではほとんど使われなくなった。

岩脈岩床といった脈状で産することが多いため、脈岩(みゃくがん、dike rock、dyke rock)ともいわれていた。

主な半深成岩

岩石名として、以下のものは(やや便宜的に)現在でも使われる。

半深成岩の産状

  • 岩脈(dike、dyke)
  • 岩床(sill、sheet)
  • ラコリス(laccolith、餅盤)

脚注

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  1. ^ 文部省編『学術用語集 地学編』日本学術振興会、1984年、33頁。ISBN 4-8181-8401-2。http://sciterm.nii.ac.jp/cgi-bin/reference.cgi [リンク切れ]

参考文献

関連項目

外部リンク

  • “岩石の分類”. 石の博物館. 広島大学. 2011年6月6日閲覧。
典拠管理データベース: 国立図書館 ウィキデータを編集
  • ドイツ