酸性岩

化学組成による火山岩の分類

酸性岩(さんせいがん、: acid rock[1]、acidic rock[1])とは、SiO2含有量(重量%)が66%以上の岩石。この「酸性」という語は、化学で用いられるのとは意味が異なる。

苦鉄質鉱物(マフィック鉱物)と珪長質鉱物(フェルシック鉱物)の量比から定義された珪長質岩(フェルシック岩)とほぼ同じ意味で用いられることも多いが、定義が異なる。

主な酸性岩

脚注

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  1. ^ a b 文部省編『学術用語集 地学編』日本学術振興会、1984年、121頁。ISBN 4-8181-8401-2。http://sciterm.nii.ac.jp/cgi-bin/reference.cgi 

参考文献

関連項目

外部リンク

  • “岩石の分類”. 石の博物館. 広島大学. 2011年6月6日閲覧。[リンク切れ]
  • 藤田崇. “深成岩の特性とその見方”. 実務者のための岩石肉眼鑑定法. 斜面防災対策技術協会. 2011年6月6日閲覧。[リンク切れ]
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