南アイルランド

曖昧さ回避 この項目では、過去の政体について説明しています。現在の国については「アイルランド」を、アイルランド島の地方については「マンスター」をご覧ください。
南アイルランド
Southern Ireland
グレートブリテン及びアイルランド連合王国 1921年 - 1922年 アイルランド自由国
アイルランドの国旗
国旗
国の標語: Dieu et mon droit
神と我が権利
国歌: God Save the Queen
国王陛下万歳
アイルランドの位置
緑:南アイルランド
黄緑:グレートブリテンおよび北アイルランド
公用語 英語
首都 ダブリン
君主
1921年 - 1922年 ジョージ5世
臨時政府議長
1922年 - 1922年マイケル・コリンズ
1922年 - 1922年ウィリアム・コスグレイヴ
変遷
成立 1921年5月3日
英愛条約調印1922年12月6日
通貨アイルランド・ポンド
現在アイルランドの旗 アイルランド

南アイルランド(みなみアイルランド、英語: Southern Ireland)は、1921年から1922年まで1年9ヶ月間現在のアイルランド共和国に存在した、グレートブリテンおよびアイルランド連合王国イギリス)の自治領(autonomous)である。

1919年アイルランド独立戦争を受け、1921年3月3日アイルランド統治法により、アイルランドは自治領となった、しかし、カトリックの多い26県が南アイルランド、プロテスタントの多い6県(アルスター6県)が北アイルランドとして2つの自治領に分割(英語版)された。

1921年12月6日、英愛条約により南北アイルランドは統一国家アイルランド自由国として独立することとなったが、北アイルランドには自由国から離脱する権利が保障されていた。北アイルランドはその権利を行使し、自由国から分離し連合王国にとどまった。