夏のクラクション

夏のクラクション
稲垣潤一シングル
初出アルバム『J.I.
B面 シーサイド・ショット
リリース
規格 シングルレコード
ジャンル ポップス
時間
レーベル EXPRESS
作詞・作曲 売野雅勇(作詞)
筒美京平(作曲)
チャート最高順位
  • 25位(オリコン
  • 49位(Billboard JAPAN Radio Songs)[1]
  • 10位(Billboard JAPAN Adult Contemporary Airplay)[2]
稲垣潤一 シングル 年表
エスケイプ
(1983年)
夏のクラクション
(1983年)
ロング・バージョン
(1983年)
テンプレートを表示

夏のクラクション」(なつのクラクション)は、稲垣潤一の楽曲。自身の5作目のシングルとして、EXPRESSからシングル・レコード1983年7月21日に発売された。

解説

富士フイルムカーステレオ専用オーディオカセットテープ『GT-I』のCMソングとして使用される。歌詞中、「夏のクラクション」という部分のサビの歌い方に、他の曲ではまず見かけない顕著な特徴があることで知られる。サビの部分でもある『夏のぉぉぉ~クラクション』という歌詞は稲垣が売野に提案し、そのまま起用されたことを稲垣がファンクラブの会報誌で述べている。レコーディングは約1週間に渡って行われ、100テイクを優に超える数を歌い込んで完成させている[3]

収録曲

全曲 作詞:売野雅勇、作曲:筒美京平、編曲:井上鑑

  1. 夏のクラクション
  2. シーサイド・ショット

その他

1990年5月23日発売のコンピレーション・アルバム「サマーソング・ベスト・コレクション 夏のクラクション~シンデレラ・サマー」の冒頭曲になった。

後述の通り、90年代以降様々なアーティストのカバーバージョンが発売されている。また2014年8月スキマスイッチがLIVEでカバーしたり[4]、エアプレイ・チャートへのランクインや[1][2]、同年7月放送のテレビ朝日ミュージックステーション 定番!日本の夏うた 昭和vs平成BEST30』にもランクインするなど[5]、現在も人気曲となっている。

カバー

  • SUNNY(1991年) - アルバム『Beach Pops for You』に英語で収録(曲名・SUMMER HORN)。
  • アンディ・ラウ(劉徳華)(1991年) - アルバム『不可不信緣』に広東語で収録(曲名・長夜多浪漫)。
  • ニサ・リン(林佳儀)(1995年) - アルバム『一個人的我依然會微笑』に英語で収録(曲名・Don't You Know Your Love)。
  • 長谷川杏里2005年) - シングル『フラグメンツ・ブルー』(稲垣が作曲)のカップリングに収録。
  • ゴスペラーズ2007年) - 筒美京平トリビュートアルバム『the popular music 〜筒美京平トリビュート〜』に収録。
  • KAI(2009年) - アルバム『Harbor Lights』に収録。
  • 高野千恵(2009年) - アルバム『Summer Collection』に収録。
  • パク・ヨンハ(2009年) - アルバム『ONCE IN A SUMMER』初回限定盤のボーナストラックに収録。
  • Pan Chocolat(2010年) - アルバム『LOVING PAN〜80's J-POP COVERS〜』に収録(インストゥルメンタル)。
  • Beijy(2010年) - 配信限定アルバム『波音ラヴァーズ〜Seasoning of Songs〜』に収録。
  • ナミノート(2013年) - アルバム『Blue Vacation』に収録。
  • 太田裕美2014年) - 筒美京平トリビュートアルバム『tutumikko』に収録。
  • Max Lux(2016年) - 売野雅勇トリビュートアルバム『砂の果実 Fujiyama Paradise Tribute』に収録。
  • 伊藤俊吾2017年) - アルバム『真夏のイノセンス 作詞家・売野雅勇 Hits Covers』に収録。
  • 加藤いづみ2019年) - カバーアルバム『gift』に収録。
  • 氣志團2021年)- 筒美京平トリビュートアルバム『Oneway Generation』に収録。
  • クレイジーケンバンド(2021年)- カバーアルバム『好きなんだよ』に収録。

収録作品

THE HIT MAKER -筒美京平の世界-

夏歌

脚注

  1. ^ a b “Billboard Japan Radio Songs 2012/9/10 付け”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2012年9月10日). 2015年8月3日閲覧。
  2. ^ a b “Billboard Japan Adult Contemporary Airplay 2012/9/3 付け”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2012年9月3日). 2015年3月23日閲覧。
  3. ^ “稲垣潤一さんと山本達彦さんにインタビュー!!”. 昭和40年男ブログ. 株式会社クレタパブリッシング (2013年11月29日). 2015年3月23日閲覧。
  4. ^ “平井 堅、スキマ、ミリヤら豪華共演“J-WAVE LIVE”をレポート”. DAILY MUSIC. エムオン・エンタテインメント (2014年9月1日). 2015年3月23日閲覧。
  5. ^ “NEWS WEB|2014/07/25(金)放送”. TVでた蔵. ワイヤーアクション (2014年7月25日). 2015年3月23日閲覧。

関連項目

シングル
オリジナル

雨のリグレット - 246:3AM - ドラマティック・レイン - エスケイプ - 夏のクラクション - ロング・バージョン - オーシャン・ブルー - ブルージン・ピエロ - バチェラー・ガール - 1ダースの言い訳 - 思い出のビーチクラブ - 君のためにバラードを - サザンクロス - 1・2・3 - セブンティ・カラーズ・ガール - 君は知らない/君に逢いたい午後 - 1969の片想い - SHINE ON ME - 心からオネスティー/いちばん近い他人 - メリークリスマスが言えない - セカンド・キス/リワインド - さらば愛しき人よ - メリークリスマスが言えない(1991) - 1ダースの言い訳/April(1991) - あなたがすべて - 世界でたったひとりの君に - クリスマスキャロルの頃には - 僕ならばここにいる - マラソンレース - クリスマスキャロルの頃には/メリークリスマスが言えない - キスなら後にして - メリークリスマスが言えない(Remix Version)/永遠より長いキス - 語らない - 雨の朝と風の夜に - STARTING OVER - 終わらないLOVE SONG - J's LOVE SONG - 小さな奇蹟 - 君の瞳はそのままに - メリークリスマスが言えない(2000) - PRAYER - カナリア諸島にて/endless chain〜きみという時の流れよ〜 - プラチナ・アストロノーツ - TOKYO ELEGY - 大人の夏景色 - サヨナラからのメッセージ - 悲しみがとまらない (Duet with小柳ゆき) - クリスマスキャロルの頃には (Duet with広瀬香美) - 思い出す度 愛おしくなる

その他
アルバム
オリジナル

246:3AM - Shylights - J.I. - Personally - NO STRINGS - REALISTIC - Mind Note - EDGE OF TIME - HEART & SOUL - Self Portrait - WILL - SKETCH of HEART - for my DEAREST - Signs of Trust - J's DIMENSION - PRIMARY - V.O.Z. - MY ONE - endless chain - 稲垣潤一 - たったひとりの君へ… - HARVEST

ベスト
ライブ
企画

ANOTHER PAGE - TEN - Revival - FM AOR - Revival II - Unchained Melody - 男と女 -TWO HEARTS TWO VOICES- - 男と女 -TWO HEARTS TWO VOICES- Special Edition - 男と女2 - 男と女2 Special Edition - 男と女3 - 男と女3 Special Edition - 男と女 -TWO HEARTS TWO VOICES- BOX (Special Edition) - 男と女 -TWO HEARTS TWO VOICES- BOX - ある恋の物語 My Standard Collection (Special Edition) - ある恋の物語 My Standard Collection - 男と女4 - 男と女4 Special Edition - 男と女5

映像作品

SOUND OF LIFE 稲垣潤一武道館コンサート - 稲垣潤一 HEART & SOUL LIVE at BUDOKAN - J'S IN MOTION - オーシャン・ブルー - メリークリスマスが言えない - Red & Sepia Night at オーチャードホール - Junichi Inagaki Present from verry merry christmas at budoukan - Live History Ⅰ 1984~1992

関連項目

EMIミュージック・ジャパン - BMG JAPAN - テイチクエンタテインメント - ユニバーサルミュージック (日本)

  • 表示
  • 編集