大和宣旨

大和 宣旨(やまと の せんじ、生没年不詳)は、平安時代中期の歌人中納言平惟仲の娘。母は藤原忠信女。配偶者は藤原道雅、のち、藤原義忠藤原妍子に仕えた中宮宣旨(筆頭女房)。後拾遺集に3首選ばれている。

作品

後拾遺集

  • 涙川流るゝみをとしらねばや袖ばかりをば人のとふらむ(550)
  • はるばると野中にみゆる忘れ水たえまたえまをなげく頃かな(735)
  • 戀しさを忍びもあへず空蝉のうつし心もなくなりにけり(809)

出典

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外部リンク

  • 大和宣旨 千人万首