大坂村

おおさかむら
大坂村
静岡鉄道南大坂駅の 名標を模したモニュメント (2017年9月23日撮影)
静岡鉄道南大坂駅の
名標を模したモニュメント
(2017年9月23日撮影)
廃止日 1956年8月1日
廃止理由 新設合併
大坂村千浜村 → 大浜町
現在の自治体 掛川市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中部地方東海地方
都道府県 静岡県
小笠郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 5,354
(国勢調査、1950年)
隣接自治体 千浜村、中村、城東村、大須賀町
大坂村役場
所在地 静岡県小笠郡大坂村
座標 北緯34度39分56.1秒 東経138度3分16.9秒 / 北緯34.665583度 東経138.054694度 / 34.665583; 138.054694座標: 北緯34度39分56.1秒 東経138度3分16.9秒 / 北緯34.665583度 東経138.054694度 / 34.665583; 138.054694

小笠地域の町村制施行時の町村。31が大坂村。(32.三浜村→睦浜村 33.三俣村→睦浜村 34.千浜村)
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大坂村(おおさかむら、英語: Ōsaka Village)は、日本にかつて存在したである。静岡県小笠郡に属した。

概要

1889年(明治22年)に静岡県城東郡の従前の大坂村の大部分に村制が施行され、大坂村が発足した。また、従前の大坂村の一部は三俣村に合併された。のちに城東郡が佐野郡と合併して小笠郡が新設され、大坂村も小笠郡に属することになった。太平洋戦争後の昭和の大合併にともない、1955年(昭和30年)に大坂村は小笠郡睦浜村と合併し、新制大坂村が設置された。翌年には小笠郡千浜村と合併し、大浜町が新設された。

地理

地勢

  • 山:三井山

隣接していた自治体

歴史

1889年(明治22年)4月1日に町村制が施行されたことにともない、静岡県城東郡大坂村の大部分に村制が施行され、大坂村が発足した。一方、大坂村の一部は三俣村に合併され、村制が施行された。1896年(明治29年)4月1日、城東郡と佐野郡の統合により小笠郡に所属した。1955年(昭和30年)4月19日、小笠郡睦浜村と合併し、大坂村が新設された。1956年(昭和31年)8月1日、小笠郡千浜村と合併して大浜町となり、消滅した。

沿革

  • 1889年 - 大坂村の大部分に村制が施行され大坂村を新設。
  • 1896年 - 佐野郡城東郡が合併して小笠郡を新設。
  • 1955年 - 大坂村、睦浜村が合併して大坂村(新制)を新設。
  • 1956年 - 千浜村、大坂村が合併して大浜町を新設。

神社仏閣

矢柄神社(2016年7月31日撮影)

村内に鎮座する矢柄神社は、明治に入ると郷社に列せられた。また、貞永寺は、遠江国安国寺とされていた。

交通

日本最長の軽便鉄道である静岡鉄道駿遠線が敷設されていた。村域には谷口駅、南大坂駅新三俣駅が設置されていた。しかし、旧村域における路線は1967年(昭和42年)に廃止されている。

鉄道

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

参考文献

関連項目