奥村政利

奥村 政利(おくむら まさとし、生没年不詳)とは、江戸時代浮世絵師

来歴

奥村政信または奥村利信の門人かといわれており、作画期は寛延の頃とされる。「奥村文全政利」の名で黒本『高砂十返松』や『狼に衣』などの挿絵を描き、また肉筆美人画で「政敏書」と落款し「政利」の印を捺したものがあるという。

参考文献

  • 井上和雄編 『浮世絵師伝』 渡辺版画店、1931年 ※国立国会図書館デジタルコレクションに本文あり。139コマ目。