徐三庚

写真

徐 三庚(じょ さんこう、1826年 - 1890年)は、中国清朝末期の篆刻家である。

は詵郭、号は金罍山民・井罍山民・褎海・似魚室主・翯然散人。紹興府上虞県の人。

略伝

篆刻は主に鄧派に学び、柔和で細密な朱文(陽刻)を得意としたが装飾的すぎるという批判もある。篆書隷書に優れた。日本から中国にわたった円山大迂秋山白巌が教えを受けている。画家の張熊・任薫・任頤・黄山寿・蒲華らの印を刻している。

著書

  • 『金罍山民印存』

関連項目

出典

  • 沙孟海 『篆刻の歴史と発展』中野遵・北川博邦共訳 東京堂出版、昭和63年、ISBN 4490201443。
  • 銭君匋・葉潞淵『篆刻の歴史と鑑賞』高畑常信訳 秋山書店<秋山叢書>、昭和57年。
典拠管理データベース ウィキデータを編集
全般
  • FAST
  • ISNI
  • VIAF
  • WorldCat
国立図書館
  • ドイツ
  • アメリカ
  • 日本
  • オーストラリア
学術データベース
  • CiNii Books
  • CiNii Research
人物
  • Trove(オーストラリア)
    • 1