持家派

持家派(もちいえは)は、人生設計上、自身の資産として住宅を取得するべきだ、とする人々。必ずしも住宅は自身の資産でなくても構わないとする賃貸派(ちんたい-は)と対比する文脈で用いられることが多い。

持家賃貸の優劣は、単純に判断することは困難であるため、決着が付かず、感情論に終始することもしばしばである。

日本

日本国内においては、持家派の方が優勢であるが、近年では、賃貸派の割合が増えている、との報告もある。

地域差

地価が高くて人口流動率が高い都市部では賃貸が優勢である。逆に地方では持ち家が優勢。 持ち家率は東京がもっとも低く(約5割)富山がもっとも高い(約8割) 調査が始まって以来50年この傾向は変わっていない。

持家派の主張

  • 家賃や引越費用は、いくら支払っても何も残らない。
  • 一国一城の主たるべし。
  • 自身に合った住宅を借りることは困難。
  • 老齢になって住宅を借りることは困難である。
  • 住宅には担保価値があり、与信範囲が増える。

賃貸派の主張

  • 住宅ローンレバレッジが効きすぎ。
  • 治安の悪化などに対して、引越が容易。
  • 持ち家は、カントリーリスクもヘッジできない。
  • まだまだ地価下落は続くだろう。
  • 日本の住宅ローンはリコース・ローンなので借手のリスクが高すぎる。

関連

脚注

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社会問題
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