東京狭山茶

画像提供依頼:茶畑などの画像提供をお願いします。2017年7月
東京狭山茶
種類 日本茶

起源 東京都


東京狭山茶(とうきょうさやまちゃ)は、狭山茶のうち、東京都内で生産されるものを区別する時の呼称である。

特徴

狭山茶の主産地である埼玉県入間市や所沢市と市境を接する瑞穂町武蔵村山市東村山市東大和市青梅市などで生産されている日本茶。東京都ではあるが、いずれも入間市・所沢市から自動車移動で10分圏内の市町村であり、環境は変わらない。

狭山茶同様、春と夏の年間2回の製茶を行う。主として、やぶきた、さやまかおりの品種が栽培、生産されている。販売は製造直売型が多い。

展開

2008年9月から東大和市のNPO法人が、地元の狭山茶の葉を使った紅茶「東京紅茶」の販売を開始した。既に2000年から狭山茶葉を用いた紅茶の販売が一部で始まっており、東京狭山茶をブランド化した「東京緑茶」の販売も行われていたが、新たに「東京紅茶」のブランド化を目指す。パッケージには東京タワー原宿の街並み、多摩湖など東京都内の名所がデザインされている。宅地開発の進展で押され気味の地場産業を盛り上げ、街の新たな活性化につなげようという試みである。

関連項目

外部リンク

  • とうきょうのめぐみTOKYO GROWN((公財)東京都農林水産振興財団)
  • 全国手もみ茶振興会 東京支部 公式ホームページ - ウェイバックマシン(2019年3月26日アーカイブ分)
日本茶の産地とブランド
東北地方
  • 黒石茶(青森県)
  • 気仙茶(岩手県)
  • 富谷茶(宮城県)
  • 桃生茶(宮城県)
  • 檜山茶(秋田県)
関東地方
  • さしま茶(茨城県)
  • 奥久慈茶(茨城県)
  • 古内茶(茨城県)
  • 鹿沼茶(栃木県)
  • 黒羽茶(栃木県)
  • 梅田茶(群馬県)
  • 狭山茶(埼玉県)
  • 佐倉茶(千葉県)
  • 八街茶(千葉県)
  • 東京狭山茶(東京都)
  • 足柄茶(神奈川県)
中部地方
近畿地方
  • 伊勢茶(三重県)
  • 伊賀茶(三重県)
  • 朝宮茶(滋賀県)
  • 政所茶(滋賀県)
  • 土山茶(滋賀県)
  • 宇治茶(京都府)
  • 和束茶(京都府)
  • 丹波茶(兵庫県)
  • 母子茶(兵庫県)
  • 朝来みどり(兵庫県)
  • 大和茶(奈良県)
  • 色川茶(和歌山県)
  • 川添茶(和歌山県)
  • 音無茶(和歌山県)
中国・四国地方
  • 大山茶(鳥取県)
  • 用瀬茶(鳥取県)
  • 出雲茶(島根県)
  • 大東茶(島根県)
  • 海田茶(岡山県)
  • 富原茶(岡山県)
  • 世羅茶(広島県)
  • 小野茶(山口県)
  • 高瀬茶(山口県)
  • 阿波晩茶(徳島県)
  • 高瀬茶(香川県)
  • 新宮茶(愛媛県)
  • 久万茶(愛媛県)
  • 碁石茶(高知県)
  • 土佐茶(高知県)
  • 仁淀茶(高知県)
九州地方
  • 八女茶(福岡県)
  • 嬉野茶(佐賀県)
  • そのぎ茶(長崎県)
  • 世知原茶(長崎県)
  • くまもと茶(熊本県)
  • 因尾茶(大分県)
  • 津江茶(大分県)
  • 高千穂茶(宮崎県)
  • 都城茶(宮崎県)
  • 鹿児島茶(鹿児島県)
  • 奥みどり(沖縄県)
カテゴリ カテゴリ