森野 宗玉(もりの そうぎょく、生没年不詳)は、江戸時代の彫師、浮世絵師。
来歴
彫師であったが絵師も兼ね、明和のころに絵暦や子供絵を描いている。画風は鈴木春信風とされ、春信の門人ではなかったかといわれる。落款には「森宗」と名を略して記している。
作品
- 「金時」 細判錦絵
- 「陬月」 摺物
- 「春」(駕籠乗美人の図) 小判錦絵
参考文献
- 井上和雄編 『浮世絵師伝』 渡辺版画店、1931年 ※国立国会図書館デジタルコレクションに本文あり。104コマ目。
- 日本浮世絵協会編 『原色浮世絵大百科事典』(第2巻) 大修館書店、1982年