滝宮の念仏踊
滝宮の念仏踊(たきのみやのねんぶつおどり)は、香川県綾歌郡綾川町(旧・綾南町)滝宮に伝わる雨乞いの踊り。1977年(昭和52年)に重要無形民俗文化財に指定された。
概要
菅原道真が讃岐の国司であった仁和4年(888年)に大旱魃があり、これを憂いた道真が、城山(きやま)で身を清め七日七晩祈願したところ雨に恵まれ、喜んだ農民たちが滝宮神社(当時は牛頭天王社)の前で道真に感謝し踊り狂ったのが起源とされている。その後に法然上人が振り付けをして、念仏を唱えながら踊るようになったので、念仏踊りといわれるようになったと伝えられている。
現在でも8月25日に滝宮神社と滝宮天満宮で行なわれ、全国に残る「念仏踊り」のルーツとされている。鉦と太鼓の鳴り響く中、陣羽織に羽織袴の踊り手が念仏「ナムアミドーヤ」と唱えながら大うちわを振って飛び跳ねるように踊る。
アクセス
- 高松琴平電気鉄道琴平線滝宮駅から徒歩約7分。
関連項目
外部リンク
- 香川の水の風俗(水の暦・風土 滝宮念仏踊)
- 滝宮の念仏踊 - 国指定文化財等データベース(文化庁)
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座標: 北緯34度14分57.82秒 東経133度55分8.63秒 / 北緯34.2493944度 東経133.9190639度 / 34.2493944; 133.9190639
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