藤岡隆雄

日本の政治家 藤岡 隆雄 ふじおか たかお
生年月日	(1977-03-28) 1977年3月28日（47歳）
出生地	日本 愛知県
出身校	大阪大学基礎工学部卒業 大阪大学大学院中退
前職	金融庁職員 渡辺喜美衆議院議員政策担当秘書
所属政党	（日本創新党→） （無所属→） （みんなの党→） （民主党→） （民進党（旧長島G）→） （希望の党→） （旧立憲民主党→） 立憲民主党（重徳派）
公式サイト	藤岡隆雄公式サイト｜栃木県第4区
衆議院議員
選挙区	比例北関東ブロック（栃木4区）
当選回数	1回
在任期間	2021年11月5日[1] - 現職
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藤岡 隆雄（ふじおか たかお、1977年（昭和52年）3月28日 - ）は、日本の政治家。立憲民主党所属の衆議院議員（1期）。

来歴

愛知県出身^[2]。大阪大学基礎工学部卒業、大阪大学大学院在学中に国家公務員I種（経済職）試験合格。2001年、金融庁入庁。2008年、金融庁総務企画局企業開示課課長補佐（金融商品取引法担当）^[3]。

2010年5月13日、日本創新党が同年7月の第22回参議院議員通常選挙東京都選挙区に藤岡を擁立すると発表^[4]。しかし、その後党首で杉並区長の山田宏が同選挙区から立候補する意向を示したため5月30日に公認を撤回された^[5]。

6月4日、山田の辞職に伴い参議院議員通常選挙と同日に行われる杉並区長選挙に無所属で立候補する意向を表明。この際藤岡は山田から「党勢が厳しく自分が参院選に出馬するので、君は代わりに杉並区長選に出馬してはどうか。君は若いんだから1人でやってみろ」などと言われたと述べ、区長選では山田区政からの転換を訴える意向を示した^[6]。区長選では藤岡はみんなの党の推薦を受けた一方、山田は別の新人候補を支援したが、7月11日の投開票の結果、両者とも田中良に敗れた^[7]。

その後はみんなの党代表の渡辺喜美の政策担当秘書を経て^[8]、2012年12月、第46回衆議院議員総選挙にみんなの党公認で栃木4区から立候補したが自由民主党公認の佐藤勉に敗れ落選。みんなの党時代の藤岡は渡辺の金融政策に賛同し、ソフトモヒカンの髪形をまねるほど心酔していたが、2014年11月に同党が解党を決めたことを受け、「渡辺氏には、今でも育ててもらった感謝の気持ちがある。しかし、自公の政権に対して、しっかり対峙していきたいので、民主党の厚意で立候補します」と述べ、11月21日付で柏倉祐司と共に離党し、民主党への入党手続きを行った^[9]。12月の第47回衆議院議員総選挙では民主党公認で栃木4区から立候補したが佐藤に敗れ落選。

2017年10月の第48回衆議院議員総選挙では民進党公認候補として出馬を予定していたが希望の党への合流に伴い同党の公認候補として栃木4区から立候補したが佐藤に敗れ落選^[10]。2018年6月に旧立憲民主党栃木4区支部長に就任した^[11]。

2021年10月、第49回衆議院議員総選挙に立憲民主党公認で栃木4区から立候補し、佐藤との一騎打ちでほぼ互角の争いになったが得票率48.9％、約3,800票差で敗れた。比例北関東ブロックで比例復活となり同区では4度目の挑戦にして初当選を果たした^[12]。

政策・主張

外交・安全保障

• 日本国憲法第9条の改正に2014年は賛成^[13]、2021年は反対と回答^[14]。
• 安全保障関連法案の成立について「どちらかと言えば評価する」と回答^[15]。
• 中国・韓国とはより強い態度で臨むべき^[14]。
• 内閣総理大臣の靖国神社参拝は問題ない^[13]。
• 河野談話を見直すべき^[13]。

経済

• 2012年は歳出削減より財政出動を優先すべきと回答^[16]。2017年は「どちらとも言えない」と回答^[15]。
• 消費税率の引き下げに賛成^[14]。
• 2012年4月、日本郵政が保有する金融2社について、政府が関連株を間接保有して関与を続ける郵政民営化見直し法案を民主党・自民党・公明党が共同提出し、可決された^[17]。藤岡は同法案について、「小泉内閣前の官制郵政を肥大化させる代物」だとして批判していた^[18]。

社会

• 同性結婚の制度化に2017年は「どちらとも言えない」^[15]、2021年は賛成と回答^[14]。
• 選択的夫婦別姓制度の2017年は「どちらとも言えない」^[15]、2021年は賛成と回答^[14]。
• 国会議員のクオータ制の導入に賛成^[14]。
• 外国人労働者の受け入れを進めるべき^[15]。
• 道徳教育の教科化に賛成^[13]。

支持団体

• 革マル派が相当浸透しているとされる ^[19]JR総連から組織推薦候補として支援を受けている^[20]。

議員連盟

• 子どもへのワクチン接種とワクチン後遺症を考える超党派議員連盟^[21]

脚注

外部リンク

• 藤岡隆雄公式サイト｜栃木県第4区
• 藤岡隆雄 (takao.fujioka.9) - Facebook
• 藤岡隆雄 (@FujiokaTakao) - X（旧Twitter）

表 話 編 歴 比例北関東ブロック選出衆議院議員(1996年 - )
第41回 （定数21）	自由民主党 中曽根康弘 葉梨信行 森山眞弓 佐田玄一郎 中島洋次郎↓ 蓮実進 植竹繁雄 新藤義孝 小島敏男↑ 新進党 神田厚 宮地正介 青山二三 福留泰蔵 二見伸明 武山百合子 民主党 枝野幸男 大畠章宏 小林守 細川律夫 日本共産党 金子満広 矢島恒夫 社会民主党 深田肇
第42回 （定数20）	自由民主党 中曽根康弘 森山眞弓 中山利生 尾身幸次 増田敏男 蓮実進 植竹繁雄 民主党 金子善次郎 小林守 田並胤明 小泉俊明↓ 五十嵐文彦↑ 公明党 石井啓一 青山二三 若松謙維 自由党 山岡賢次 武山百合子 日本共産党 矢島恒夫 塩川鉄也 社会民主党 日森文尋
第43回 （定数20）	民主党 武山百合子 木下厚↓ 五十嵐文彦 小泉俊明 松崎哲久 中野譲 山岡賢次 水島広子 本多平直↑ 自由民主党 佐田玄一郎 小島敏男 西川公也 蓮実進 植竹繁雄 今井宏 中野清 早川忠孝 公明党 石井啓一 遠藤乙彦 長沢広明 日本共産党 塩川鉄也
第44回 （定数20）	自由民主党 尾身幸次 西川公也 中根一幸 金子善次郎 岡部英明 永岡桂子 牧原秀樹 中森福代↓ 並木正芳 大高松男↑ 民主党 石関貴史 福田昭夫 小宮山泰子 神風英男 高山智司 細川律夫 山岡賢次 公明党 石井啓一 遠藤乙彦 日本共産党 塩川鉄也 社会民主党 日森文尋
第45回 （定数20）	民主党 高野守 富岡芳忠 三宅雪子 柳田和己 川口浩 石井章 野木実 中島政希 桑原功 玉木朝子 自由民主党 佐田玄一郎 額賀福志郎 永岡桂子 柴山昌彦 佐藤勉 公明党 石井啓一 遠藤乙彦 みんなの党 山内康一 日本共産党 塩川鉄也
第46回 （定数20）	自由民主党 牧原秀樹 永岡桂子 石川昭政 簗和生 今野智博 新谷正義 日本維新の会 上野宏史 石関貴史 鈴木義弘 坂本祐之輔 民主党 大島敦 福田昭夫 武正公一 公明党 石井啓一 岡本三成 輿水恵一 みんなの党 山内康一 柏倉祐司 日本未来の党 小宮山泰子 日本共産党 塩川鉄也
第47回 （定数20）	自由民主党 西川公也 牧原秀樹 中根一幸 石川昭政 永岡桂子 今野智博 尾身朝子 木村弥生 民主党 小宮山泰子 宮崎岳志 武正公一 公明党 石井啓一 岡本三成 輿水恵一 維新の党 坂本祐之輔 鈴木義弘 石関貴史 日本共産党 塩川鉄也 梅村早江子
第48回 （定数19）	自由民主党 中根一幸 永岡桂子 牧原秀樹 中曽根康隆 佐藤明男 百武公親 神田裕 立憲民主党 長谷川嘉一 山川百合子 堀越啓仁 大河原雅子 高木錬太郎 希望の党 森田俊和 青山大人 浅野哲 小宮山泰子 公明党 石井啓一 岡本三成 日本共産党 塩川鉄也
第49回 （定数19）	自由民主党 尾身朝子 野中厚 牧原秀樹 田所嘉徳 石川昭政 五十嵐清 中根一幸 立憲民主党 藤岡隆雄 中村喜四郎 小宮山泰子 坂本祐之輔 青山大人 公明党 石井啓一 輿水恵一 福重隆浩 日本維新の会 沢田良 高橋英明 日本共産党 塩川鉄也 国民民主党 鈴木義弘
↓：途中辞職、失職など、↑：繰り上げ当選。