007 ゴールドフィンガー

曖昧さ回避 この項目では、イアン・フレミングの小説について説明しています。1964年の映画については「007/ゴールドフィンガー (映画)」をご覧ください。
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007 ゴールドフィンガー』(Goldfinger)は、イアン・フレミングが執筆したスパイ小説で、007シリーズの長編小説第7目。1959年ジョナサン・ケープより出版された。日本では1960年早川書房から井上一夫訳によりハヤカワ・ポケット・ミステリで発売された。

あらすじ

メキシコでの任務の帰路、マイアミに立ち寄ったイギリス秘密情報部員ジェームズ・ボンドは、かつてのカジノ・ロワイヤルでの勝負の際同席したデュポンと再会し、彼の頼みでオーリック・ゴールドフィンガー[1]のカードゲーム(カナスタ)のいかさまを暴いた。ロンドンへ戻ったボンドは、ゴールドフィンガーがスメルシュの手先となって金の密輸を行っているらしいことを聞かされ、その調査を命じられた。調査中、ボンドはゴールドフィンガーに捕らわれ、彼がアメリカ合衆国のフォート・ノックス(英語版)を襲撃して合衆国金塊保管所に貯蔵された金塊を奪取し、ソ連の巡洋艦に積み込んで海外に運び去ろうとしていることを知る。

出版

映画

「007/ゴールドフィンガー (映画)」を参照

脚注・参照

[脚注の使い方]
  1. ^ 「オーリック」 “Auric” は英語で+3価を意味する形容詞(英語版ウィクショナリーのauricを参照)。ラテン語で金を意味する“aurum”に由来する。金の元素記号“Au”も同語源。
ジェームズ・ボンド
 
作品
映画
ショーン・コネリー
ジョージ・レーゼンビー
  • 女王陛下の007
ロジャー・ムーア
ティモシー・ダルトン
ピアース・ブロスナン
ダニエル・クレイグ
番外編
小説
イアン・フレミング
ロバート・マーカム
  • 孫大佐
ジョン・ガードナー
  • メルトダウン作戦
  • スペクターの逆襲
  • アイスブレーカー
  • 独立戦争ゲーム
  • 不死身な奴はいない
  • 覚悟はいいかね、ボンド君
  • スコーピアスの謎
  • ミソサザイ作戦 準備完了
  • 紳士らしく死ね
  • The Man from Barbarossa
  • Death Is Forever
  • Never Send Flowers
  • SeaFire
  • Cold
*レイモンド・ベンソン
  • Blast from the Past(短編)
  • ゼロ・マイナス・テン
  • ファクト・オブ・デス
  • Midsummer Night's Doom(短編)
  • ライヴ・アット・ファイヴ(短編)
  • ハイタイム・トゥ・キル
  • DoubleShot
  • Never Dream of Dying
  • 赤い刺青の男
セバスチャン・フォークス
  • 猿の手を持つ悪魔
ジェフリー・ディーヴァー
  • 白紙委任状
ウィリアム・ボイド
  • Solo
アンソニー・ホロヴィッツ
  • 逆襲のトリガー
  • Forever and a Day
関連作品
テレビゲーム
映画主題曲
 
キャラクター
ボンドと仲間
敵役
スペクター
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