キッコーマンの唄

キッコーマンの唄」(キッコーマンのうた)は、1963年に発表された日本コマーシャルソングである[1][2][3]

概要

この楽曲は、野田醤油(現・キッコーマン。以下特記が必要な箇所を除き、当時のブランド名の「キッコーマン」で統一する)が自社の商品の販売促進目的及び提供スポンサー番組のCM内で放送するために作成されたものである。

ザ・ピーナッツが歌唱を担当し、歌詞は1960年代の日本の食卓風景をイメージした内容となっている。なお、2番の歌詞の中に「万味」(「まんみ」と読む)という語句が出てくるが、これはキッコーマンブランドの商品を指す語句である。

作成されたソノシートは2種類あり、うち1つは当時放送されていたフジテレビの番組『わんぱく同盟』で流されていたCMで使用されたものが収録されていた。このジャケットには「キッコーマン 音のライブラリー」と番組名「わんぱく同盟」が書かれていたものであった[注釈 1]。もう1つは野田醤油が販売促進目的で作成したものであった[注釈 2]。収録ヴァージョンも2つのソノシートで異なっており、前者は1/3/4番の歌詞を、後者には1/2/4番の歌詞を収録している。なお、後者に収録のものは曲の始まる前にナレーションが入っており、曲調もやや速めとなっている。

「わんぱく同盟」終了後はこの曲も使用されなくなったが、2004年発売の『ザ・ピーナッツ メモリーズBOX』では『わんぱく同盟』内のCMで放送されていたものを収録して再び流通を開始した。その後、それまで未発表であった1-4番全ての歌詞を収録した完全版が、2010年発売の『ザ・ピーナッツ スーパーレア・コレクション』に収録された。

楽曲作成者

脚注

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注釈

  1. ^ 「わんぱく同盟の曲」と共に収録されていた。ソノシートのカラーは赤であった[3]
  2. ^ ソノシートのカラーは白であった[3]

出典

  1. ^ キッコーマンの唄「ザ・ピーナッツ」 (唄ネット)2020年12月20日閲覧。
  2. ^ ザ・ピーナッツ レア コレクション / モスラ~アラカルト 58分あたりから (YouTube)2020年12月20日閲覧。
  3. ^ a b c d e キッコーマンの唄 (ピーナッツのコマーシャルのページ)2020年12月20日閲覧。

参考文献・出典

  • ザ・ピーナッツ メモリーズBOX 解説書
  • ザ・ピーナッツ スーパーレア・コレクション 解説書

外部リンク

  • キッコーマンの唄 歌詞-歌ネット
伊藤エミ (姉) - 伊藤ユミ (妹)
シングル

可愛い花 - 南京豆売り - キサス・キサス - 情熱の花 - 乙女の祈り - モスラの歌 - 悲しき16才 - 心の窓にともし灯を - マイ・ホーム・タウン - ルナ・ナポリターナ - スター・ダスト - 月影のキューバ - スク・スク - ヘロー・メリー・ルー - コーヒー・ルンバ - ふりむかないで - 私と私 - ジョニー・エンジェル - レモンのキッス - 恋のバカンス - ポカンポカン - 東京たそがれ/ウナ・セラ・ディ東京 - ジューン・ブライド - スーヴェニール東京 - ドンナ・ドンナ - 明日になれば - ローマの雨 - 銀色の道 - 東京ブルー・レイン - 恋のフーガ - 恋のロンド - 愛への祈り - ガラスの城 - 東京の女 - 大阪の女 - リオの女 - サンフランシスコの女 - 情熱の砂漠 - さよならは突然に - 浮気なあいつ - よこがお

アルバム
トリビュート
楽曲
CM・番組

エーワンベーカリーのうた - レナウンの唄 - 日本テレビの歌 - シャボン玉ホリデー - 小田急ピポーの電車 - ルルの唄 - キッコーマンの唄 - 若い季節 - かーんかーんカネボウ - 日立キドカラーの歌 - QRソング

みんなのうた
その他

白い恋人たち

出演
番組

魅惑の宵 - ザ・ヒットパレード - シャボン玉ホリデー(SP) - NHK紅白歌合戦 - エド・サリヴァン・ショー - カテリーナ・ヴァレンテ・ショー - ダニー・ケイ・ショー

映画
コンサート

ピーナッツ・ホリディ - 世界を駆ける可愛い花(10周年記念コンサート「ザ・ピーナッツ・フェスティバル」) - ザ・ピーナッツ さよなら公演

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