ジョイカード

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ジョイカードは、かつて仙台市交通局宮城交通が発行していた磁気式乗車カードストアードフェアシステムプリペイドカード)である。

スキップカード」、「バスカード (仙台市営バス)」、および「メルシーカード」も参照

概要

3,000円(利用額3,300円)と5,000円(利用額5,500円)の2種類で発売されていた。スキップカードとは違い、乗継割引は適用されない。これは二重割引を避けるためである。

宮城交通では、スキップジョイカードの名称で発売されていた。当初は仙台市交通局発行のものもスキップジョイカードの名称だったが、2004年平成16年)にデザインが変更され、ジョイカードに名称変更された。また、カードの割引率が9.1%引きに引き上げられたため、自動券売機による回数券の発売が廃止されている。

両社とも、未使用分や途中使用分の払い戻しは不可としている。

適用路線

スキップカードとの利用比較

地下鉄とバスを乗り継ぐ場合、乗継割引は適用されないものの、5,000円のジョイカード(利用額5,500円)とバスカード5,000円(利用額5,850円)と組み合わせて使用した場合、乗継割引を適用した場合よりも割引率が高い。

  • (例)仙台駅から将監団地へ行く場合
    • 現金またはスキップカードによる利用
      • 仙台→泉中央(地下鉄)290円+泉中央駅→将監十二丁目(バス)160円-40円(割引)=410円
    • ジョイカードとバスカード(メルシーカード)を組み合わせて利用
      • 仙台→泉中央(地下鉄1回あたり)263.64円+泉中央駅→将監十二丁目(バス1回あたり)136.75円=400.39円

販売箇所

IC乗車カード導入への動き

2014年(平成26年)12月に仙台市地下鉄南北線、2015年に仙台市地下鉄東西線市営バス、および宮城交通の路線バスに、IC乗車カードicscaを導入。これに伴い、2015年12月6日の東西線・仙台市営バスへのicsca導入開始とともに販売停止となった[1]

2016年10月31日には磁気カード乗車券の利用が停止され、同年10月1日より5年間、無手数料で払戻による対応に切り替えられる。払戻額は、使用しているものは残額から販売額面に応じたプレミア分を除した金額、未使用分は販売額免満額が払戻される。

脚注

  1. ^ ICカード乗車券 icsca(イクスカ)について (PDF) 仙台市交通局(2014年5月21日)

関連項目

外部リンク

  • 仙台市交通局 磁気カード乗車券等の利用終了に伴う払戻し
  • 仙台市交通局 カード乗車券について[リンク切れ]
  • 宮城交通 IC路線での磁気カード乗車券及び紙式回数券の利用停止について
仙台市交通局
地下鉄
仙台市交通局の鉄道車両

現有車両

地下鉄
南北線
東西線

過去の車両

市電
バス
仙台市営バス
事業所

営業所
現存
廃止
  • 広瀬通(廃)
  • 定禅寺通(廃)
  • 北仙台(いぬ)(廃)
  • 七北田(ねずみ)
  • 南仙台(うま)(廃)
出張所
現存
廃止
  • 塩釜(うさぎ)(廃)
  • 根白石(ねずみ)(廃)
  • 泉パークタウン(いぬ)(廃)
  • 南仙台(ひつじ)(廃)
  • 閖上(たつ)(廃)
  • 岡田(たつ)(廃)
  • 新寺(たつ)
車庫
現存
廃止
  • 塩釜(廃)
  • 根白石(廃)
  • 白沢○
路線
▲: のちに出張所へ降格したもの。
○: のちに出張所へ昇格したもの。
▼: のちに車庫へ降格したもの。
(廃): 廃止されたもの。
各営業所・出張所の後ろの( )内の表示は、所属するバスに貼られている動物のイラストステッカーに準じたもの。
他路線
廃止
未成
乗車券
発行
共通
廃止
関連項目


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