スパンデックス

スパンデックス英語: Spandex)はポリウレタン弾性繊維の一般名称である。Expand(伸びる)が語源で、伸縮性に極めて優れ、混紡率が低くても特性を失わないため、様々な繊維との組合せで使用される。ヨーロッパでは主にイラステインelastane)と呼ばれ、日本でエラステイン、エラスタインと呼ばれることもある。商品の取り扱い表示には、日本では主に「ポリウレタン」と表記される。

概要

デュポン社が1959年に開発、「ライクラ[注 1]の商標名で発売した。スポーツウエアやスラックスなどのアウターへと用途を広げ、自動車シートやメディカル分野まで幅広く使用されている。

ライクラは、デュポンからコーク・インダストリーズ傘下のインビスタ社のものとなり、2018年に中国の山東如意グループ傘下となった[1]

  • スパンデックス原糸。
    スパンデックス原糸。
  • スパンデックス繊維を用いた水着。
    スパンデックス繊維を用いた水着。

脚注

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注釈

  1. ^ ライクラ」(LYCRA)は、スパンデックスのデュポン社登録商標。語源は、Like Rubber。国内では、東レとインビスタ(旧デュポン)の合弁会社であるオペロンテックスが製造販売を行っている。オペロン(Operon)は、東レ・デュポン社の登録商標で、ブランド名でもあったが、1999年にライクラ (Lycra)と統一された。

出典

  1. ^ インビスタ 山東如意への移管事業で新会社設立頃繊研新聞、2018/09/29

関連項目

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外部リンク

  • 水着・レオタードともに作れるスパンデックスとは?
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