テオドリクス

テオドリクス(Theodoricus)は、ラテン語の男性名。もともとはゲルマン語の*þeudo-rīksに由来する。þeudoとはゲルマン語では「人々」を意味し、「ドイツ(Deutsch)」や「ダッチ(Datch)」と同語源である。rīksは「統治する」「統治者」という意味があり、ドイツ語ライヒ (Reich) と同語源である。ドイツ語名のディートリヒ (Dietrich) と同源であり、ラテン語に転訛したのがテオドリクス(あるいはテオドリック)である。

なお、テオドルス (Theodorus) と似ているが、こちらはギリシャ語で「神の賜物」を意味するテオドロス (Θεόδωρος) のラテン語形であり、関係がない。

人物

  • 中世初期の西ヨーロッパの君主(しばしばラテン語名で呼ばれる)
    • テオドリック (東ゴート王) - 東ゴート王。
    • テオドリック1世 - 西ゴート王。
    • テオドリック2世 - 西ゴート王。
    • テウデリク1世 - フランク(アウストラシア)王。
    • テウデリク2世 - フランク(ブルグント)王。
    • テウデリク3世 - フランク王。
    • テウデリク4世 - フランク王。
  • テオドリクス (対立教皇)

関連項目

  • テオドリック (曖昧さ回避)
  • テオドリクス (曖昧さ回避)
  • テウデリク (曖昧さ回避)
  • ディートリヒ (曖昧さ回避)
  • ティエリー (曖昧さ回避)
  • ディルク (曖昧さ回避)
  • デレク (曖昧さ回避)
  • デリック (曖昧さ回避)
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