ブロモ山

ブロモ山
ブロモ山近景
標高 2,329 m
所在地 インドネシアの旗 インドネシア
東ジャワ州
位置 南緯7度56分30秒 東経112度57分00秒 / 南緯7.94167度 東経112.95000度 / -7.94167; 112.95000座標: 南緯7度56分30秒 東経112度57分00秒 / 南緯7.94167度 東経112.95000度 / -7.94167; 112.95000
種類 成層火山
ブロモ山の位置(ジャワ島内)
ブロモ山
ブロモ山
ブロモ山の位置(ジャワ島
プロジェクト 山
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ブロモ山(ブロモさん、インドネシア語: Gunung Bromo)は、インドネシアジャワ島東部、マランの北東約30 kmに位置する火山。テンゲル・カルデラ(英語: Tengger Caldera)の中央火口丘を構成し、ブロモ・テンゲル・スメル国立公園(英語版)内に位置する。標高は2,329 m。活動が活発なことで知られている。ブロモ山の隣にある円錐台形のバトー山(英語版)スコリア丘であり、このカルデラ火山で最も新しい火山である[1]

ブロモ山はインドネシアの最も訪問された火山の1つ[1]スラバヤから日帰り観光も可能である。カルデラの南方にはジャワ島で最も高い火山のスメル山がある。

山の周辺には山地・低地の熱帯雨林のほか、砂漠、サバナ、亜高山帯などの生態系が見られる。一帯に東洋区生物相が豊富であり、ブナ科クワ科ウルシ科ラン科などの植物が多く生える。付近に生息しているマレーセンザンコウヒョウマレーヤマアラシ、インドキョンなどの哺乳類シロガシラトビ(英語版)モルッカチョウゲンボウ(英語版)マクジャクジャワショウビン(英語版)スンダベニサンショウクイ(英語版)などの鳥類が保護対象種に指定されている。2015年にスメル山や付近のアルジュノ=ウェリラン山(英語版)を含む地域はユネスコ生物圏保護区に登録された[2]。周辺の経済活動は観光であり、山羊などの畜産も行われる[2]

テンゲル・カルデラ、手前の目立つ円錐台形の山はバトー山スコリア丘。その左後がブロモ山。奥の高峰はスメル山
  • 麓から
    麓から
  • ブロモ山の火口と右にバトー山
    ブロモ山の火口と右にバトー山
  • 火口縁に登るための階段
    火口縁に登るための階段
  • 連なる観光客
    連なる観光客
  • 2011年1月22日の噴火
    2011年1月22日の噴火
  • テンゲル・カルデラの地形図 中央の右上の小さな火口がブロモ山
    テンゲル・カルデラの地形図
    中央の右上の小さな火口がブロモ山

脚注

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  1. ^ a b 出典: Tengger Caldera - Smithsonian Institution: Global Volcanism Program、2016年11月閲覧
  2. ^ a b “Bromo Tengger Semeru-Arjuno Biosphere Reserve, Indonesia” (英語). UNESCO (2019年3月14日). 2023年2月6日閲覧。

関連項目

ウィキメディア・コモンズには、ブロモ山に関連するカテゴリがあります。

外部リンク

  • Tengger Caldera - Smithsonian Institution: Global Volcanism Program
  • インドネシア・ブロモ火山の2004年6月8日の噴火 (PDF) - 京都大学防災研究所
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