ルガーノ宣言

外務省によって公開された会議の様子。

ルガーノ宣言(ルガーノせんげん、:Lugano Declaration)は、2022年ロシアのウクライナ侵攻によって破壊されたウクライナの復興に向けた国際会議で採択された宣言である[1][2]ルガノ宣言とも呼称される[2]

概要

ウクライナ復興会議

ロシアによるウクライナへの侵攻が始まってから、ウクライナの都市は急速に破壊された。同国の復興に向けた国際会議をスイスが主催し、2022年7月4日・5日に同国ルガーノで行われた[1]。この会議には日本を含む約40か国、EUNATOなどが参加した[1][3]。日本側の代表として出席した鈴木貴子外務副大臣は「日本は、戦後の荒廃の中から経済発展を遂げ、東日本大震災をはじめ、たび重なる自然災害からも復興を成し遂げてきた」と述べ、これまでの経験を活かし復興を支援することを表明した[4]

採択された宣言

復興に関しては、各国からの支援をもとにウクライナ主導で行うこと、復興のための資金の利用の透明性を確保することなど[4]、宣言は7つの原則からなる[3]

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c “ウクライナ復興会議が閉幕 7原則盛り込んだ「ルガーノ宣言」採択”. Swissinfo. (2022年7月5日) 
  2. ^ a b “ウクライナ復興会議、「ルガノ宣言」採択し閉幕…復興費用に踏み込まず”. 読売新聞. (2022年7月5日) 
  3. ^ a b “ウクライナ復興で宣言採択 40カ国が支援、資金確保に課題―国際会議閉幕”. 時事ドットコム. (2022年7月5日) 
  4. ^ a b “ウクライナ復興の国際会議 宣言採択し閉幕 具体化が課題”. NHK. (2022年7月5日) 

外部リンク

  • Outcome Document of the Ukraine Recovery Conference URC2022 ‘Lugano Declaration’
  • 参考:ルガーノ宣言・原則(骨子)
  • 鈴木外務副大臣の「ウクライナの復興に関する国際会議」出席|外務省
背景
ウクライナと
ロシアの関係
(紛争勃発以前)
ウクライナ紛争
(2014年-)
ロシア側の主張
軍事衝突の一覧
タイムライン
  • 2022年2-4月
  • 5-8月
  • 9-12月
  • 2023年1-4月
  • 5-6月
  • 7-8月
  • 9-12月
  • 2024年1-4月
キーウ攻勢
北東部攻勢
南部攻勢
東部攻勢
ロシア国内
への攻撃
ミサイル攻撃
その他
ロシア連邦軍
占領地域
支配状況
占領地域
「住民投票」によって
ロシアが「併合」した地域
戦争犯罪
戦闘序列
ロシアの旗 ロシア
 ウクライナ
関連民間組織
影響・反応
国際社会の反応
国際連合の旗 国際連合
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ロシア国内
ウクライナ国内
関連用語
破壊された
構造物
ロシアの旗 ロシア
 ウクライナ
人物
ロシアの旗 ロシア
首脳
指揮官
その他
死者
高級将校
 ウクライナ
首脳
指揮官
死者
その他
死者
  • 表示
  • 編集