ルー・レオン・ゲレロ

ルー・レオン・ゲレロ
Lou Leon Guerrero
第9代 グアム準州知事
現職
就任
2019年1月7日
副知事ジョシュア・テノリオ
前任者エディ・カルボ
グアム準州議会議員
任期
1995年1月2日 – 1999年1月4日
任期
2001年1月8日 – 2007年1月1日
個人情報
生誕ルルド・アフラゲ・レオン・ゲレロ
(1950-11-08) 1950年11月8日(73歳)
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国グアム
政党民主党
配偶者ジェフ・クック
子供2
住居知事官邸
教育カリフォルニア州立大学ロサンゼルス校 (BSc)
カリフォルニア大学ロサンゼルス校 (MPH)
ワシントン大学 (準修士)
公式サイトOfficial website

ルルド・アフラゲ・レオン・ゲレロ(英語: Lourdes Aflague Leon Guerrero; 1950年11月8日 - )は、チャモロ人看護師政治家[1]。第9代グアム準州知事(2019年 - )。グアム準州議会議員(1995年1999年; 2001年2007年; 通算5期)。

経歴・人物

1950年、ゲレロはグアムで生まれた。父はグアム銀行を設立したイエス・サブラン・レオン・ゲレロ[2]。母はユージニア・カルボ・アフラグ・レオン・ゲレロ。アカデミー・オブ・アールレディー・オブ・グアム高校に通った後、1973年カリフォルニア州立大学ロサンゼルス校(英語版)看護学の学士号を取得し[3]1979年カリフォルニア大学ロサンゼルス校公衆衛生学の修士号を取得した[4]

カリフォルニア州サンタモニカのサンタモニカ病院で看護師として勤務した後、1980年からグアム記念病院に勤務し、看護部長補佐まで昇進した。1990年から1994年まで、ファミリー・ヘルス・プラン・クリニックで、オペレーション・ディレクターを務めた[4]

2007年、ゲレロはグアムの中小企業庁の女性ビジネス・チャンピオンとして表彰された[3]。その後、ワシントン大学のパシフィック・コースト・バンキング・スクールに通い、2009年に同校のプログラムを卒業した。父と兄の後を継いで、グアム銀行の取締役会長、最高経営責任者、社長を務めた[3]2011年8月にはグアム銀行ホールディングカンパニーの取締役に任命され、テレグアム・ホールディングスの取締役も務めた[3]

また、グアム女性商工会議所の会長[2]、グアムペディアの会長も務めている[5]

ゲレロは弁護士のジェフ・クックと結婚し、2人の子供を設けている[4]

政治家として

1994年に準州議会に立候補し、2期連続当選した後、副知事候補として知事選に出馬。2000年に州議会に再度立候補し、3期務めた。グアム銀行の経営者として一時政界から離れていたが、2018年の知事選に当選し、第9代知事に就任した。

第23・24回グアム準州議会

1994年、グアム準州議会議員として立候補。総選挙では20,168票を獲得して9位で当選した[6]1996年の総選挙では20,050票を獲得して8位で当選した[7]

1998年 知事選

1998年、ゲレロは、知事に立候補したトーマス・C・エイダ上院議員の副知事候補として、民主党の予備選挙に出馬したが、現職のカール・T・C・グティエレス知事とマドレーヌ・Z・ボルダロ副知事に敗れた。

第26〜28回グアム準州議会

2000年、グアム準州議会議員に立候補した。総選挙では18,748票を獲得して5位で当選した[8]2002年、民主党の予備選挙で14,112票を獲得して5位になり、総選挙では、23,651票を獲得して5位で再選した[8]

第28回グアム州議会

2004年、再出馬し、民主党の予備選で7,983票を獲得して4位で通過し、総選挙では14,853票を獲得して14位で当選した[9]2004年、民主党の予備選挙でで7,983票を獲得して4位になった後、総選挙で14,853票を獲得して14位で当選した[10]

2018年 知事選

2017年2月、ゲレロは知事選への立候補を表明。副知事候補にジョシュア・テノリオを指名した。民主党予備選では、グティエレス(副知事候補: ボルダロ)らも立候補したが、32%の票を獲得し、勝利。2018年11月6日、知事選では、共和党候補のレイ・テノリオを50.7%の得票率で破り、グアム初の女性知事に選出された。民主党出身の知事は、2003年のグティエレス以来である。

知事として

2019年、グアムでの大麻の製造・販売を合法化した。売り上げにかかる15%の消費税は、法執行機関や薬物治療、農業などの予算に充てられる予定である[11]

2020年8月10日に新型コロナウイルス感染症 と診断された[12]

参考文献

  1. ^ Guam Legislature 2006 (SECOND) Regular Session
  2. ^ a b “Board members”. Guam Women's Chamber of Commerce. 2019年2月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年1月5日閲覧。
  3. ^ a b c d US Congress (1 November 2010). Congressional Record, V. 153, PT. 4, February 17, 2007 to March 12, 2007.. Government Printing Office. p. 5399. ISBN 978-0-16-086976-1. https://books.google.co.jp/books?id=ExHp3NbxB4IC&pg=PA5399&redir_esc=y 
  4. ^ a b c US Congress (1 November 2010). Congressional Record, V. 153, PT. 4, February 17, 2007 to March 12, 2007.. Government Printing Office. p. 5989. ISBN 978-0-16-086976-1. https://books.google.co.jp/books?id=ExHp3NbxB4IC&pg=PA5989&redir_esc=y 
  5. ^ “Lourdes A. "Lou" Leon Guerrero”. Guampedia. 2021年1月5日閲覧。
  6. ^ Guam Election Commission. Election 1994 Comparative Analysis Report, Hagatna, Guam
  7. ^ Guam Election Commission. Election 1996 Comparative Analysis Report, Hagatna, Guam
  8. ^ a b Guam Election Commission. Election 2002 Comparative Analysis Report, Hagatna, Guam
  9. ^ Guam Election Commission.Election 2004 Comparative Analysis Report, Hagatna, Guam.
  10. ^ Guam Election Commission. Election 2004 Comparative Analysis Report, Hagatna, Guam.
  11. ^ Angell, Tom (2019年4月4日). “Governor Signs Bill Legalizing Marijuana In Guam”. 2021年1月5日閲覧。
  12. ^ “Guam Governor tests positive for Covid-19”. rnz.co.nz. (2020年8月11日). https://www.rnz.co.nz/news/pacific/423207/guam-governor-tests-positive-for-covid-19 2021年1月5日閲覧。 
党職
先代
カール・T・C・グティエレス
グアム準州知事選挙
民主党候補者

2018年
現職
公職
先代
エディ・カルボ
グアム準州知事
第9代: 2019年 – 現在
現職
総監 (1898年-1899年)
  • グラス(英語版)
  • マルティネス(英語版)
  • シスト(英語版)
  • ロベルト(英語版)
  • シスト(英語版)
  • タウシッグ(英語版)
  • ペレス(英語版)
  • コー(英語版)
  • カイザー(英語版)
グアムの旗
海軍 (1899年-1941年)
  • リアリー
  • シュレーダー(英語版)
  • スウィフト(英語版)
  • シュレーダー(英語版)
  • シーウェル(英語版)
  • スコフィールド(英語版)
  • ストーン(英語版)
  • ダイアー(英語版)
  • マクナミー(英語版)
  • ポッツ(英語版)
  • マクナミー(英語版)
  • ドーン(英語版)
  • フライアー(英語版)
  • ソールズベリー(英語版)
  • クーンツ
  • ハインズ(英語版)
  • マクスウェル(英語版)
  • クロナン(英語版)
  • シンプソン(英語版)
  • スミス(英語版)
  • ギルマー(英語版)
  • ホッジマン(英語版)
  • ギルマー(英語版)
  • ウェッテンゲル(英語版)
  • スポア(英語版)
  • オルトハウス(英語版)
  • ミラー(英語版)
  • オルトハウス(英語版)
  • プライス(英語版)
  • ブラウン(英語版)
  • シャプリー(英語版)
  • ブラッドリー(英語版)
  • ルート(英語版)
  • G・アレクサンダー(英語版)
  • マキャンディッシュ(英語版)
  • J・アレクサンダー(英語版)
  • マクミラン(英語版)
(1944年-1949年)
民間 (1949年-1969年)
  • スキナー(英語版)
  • ハーマン
  • エルヴィッジ(英語版)
  • コルベット(英語版)
  • ロウ(英語版)
  • ボス(英語版)
  • フローレス(英語版)
  • ダニエル(英語版)
  • M・ゲレロ(英語版)
  • C・カマチョ(英語版)
公選 (1969年以降)
  • C・カマチョ(英語版)
  • ボーダロ(英語版)
  • P・カルボ(英語版)
  • ボーダロ(英語版)
  • エイダ(英語版)
  • グティエレス(英語版)
  • F・カマチョ
  • E・カルボ
  • L・ゲレロ
アメリカ合衆国大統領:    ジョー・バイデン (D)
   ダンリービー (R)
   ホッブス (D)
   ポリス (D)
   ラモント(英語版) (D)
   カーニー(英語版) (D)
   ケンプ (R)
   グリーン (D)
   リトル(英語版) (R)
   ホルコム(英語版) (R)
   ケリー(英語版) (D)
   ベッシャー(英語版) (D)
   ランドリー(英語版) (R)
   ミルズ(英語版) (D)
   ムーア(英語版) (D)
   ヒーリー(英語版) (D)
   ワルツ(英語版) (D)
   リーブス(英語版) (R)
   パーソン(英語版) (R)
   ジアンフォルテ(英語版) (R)
   ピレン(英語版) (R)
   ロンバルド(英語版) (R)
   スヌヌ(英語版) (R)
   マーフィー(英語版) (D)
   グリシャム(英語版) (D)
   ホウクル (D)
   クーパー(英語版) (D)
   バーガム(英語版) (R)
   ドゥワイン(英語版) (R)
   スティット(英語版) (R)
   コテック (D)
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   コックス(英語版) (R)
   スコット(英語版) (R)
   ヤンキン(英語版) (R)
   ジャスティス(英語版) (R)
   エバーズ(英語版) (D)
   ゴードン(英語版) (R)
   バウザー(英語版) (D)、市長
準州・自治領:
   マウガ (D)
   ゲレロ (D)
PR
   ピエルイジ(英語版) (PNP/D)
  •    共和党 (R): 27人 (27州)
  •    民主党 (D): 28人 (23州と4地域と1地区)