レ・コン・ビン

レ・コン・ビン
名前
愛称 CV9
ベトナム語 Lê Công Vinh
基本情報
国籍  ベトナム
生年月日 (1985-12-10) 1985年12月10日(38歳)
出身地 ベトナム社会主義共和国ゲアン省クインリュー県
身長 172cm
体重 68kg
選手情報
ポジション FW
利き足 右足
ユース
1998-2004 ベトナムの旗 ソンラム・ゲアン
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2004-2008 ベトナムの旗 ソンラム・ゲアン 61 (49)
2008-2011 ベトナムの旗 ハノイT&T 40 (33)
2009 ポルトガルの旗 レイションイスSC (loan) 2 (0)
2011-2013 ベトナムの旗 ハノイFC 23 (11)
2013-2014 ベトナムの旗 ソンラム・ゲアン 36 (23)
2013 日本の旗 コンサドーレ札幌 (loan) 9 (2)
2015-2016 ベトナムの旗 ベカメックス・ビンズオン 35 (9)
代表歴
2001-2003  ベトナム U-20 9 (5)
2003-2007  ベトナム U-23 10 (8)
2004-2016 ベトナムの旗 ベトナム 85 (51)
1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj
レ・コン・ビン
各種表記
チュ・クオック・グー Lê Công Vinh
漢字チュノム 黎公榮(黎公栄)
北部発音: レ・コン・ヴィン
南部発音: レ・コン・ヴィン
日本語読み: れい こうえい
英語表記: LE Cong Vinh
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レ・コン・ビンまたはレ・コン・ヴィン黎公栄ベトナム語Lê Công Vinh / 黎公榮1985年12月10日 - )は、ベトナムゲアン省出身の元サッカー選手。元ベトナム代表ストライカー。妻は歌手のトゥイ・ティエン(Thủy Tiên、水仙[1]

経歴

2004年ソンラム・ゲアンでプロデビュー。2008年に当時ベトナムサッカー史上最高の移籍金でハノイT&Tに移籍。2009年にベトナム代表監督を務めていたポルトガル人エンリケ・カリスト(英語版)の意向で、ハノイT&TからポルトガルレイションイスSCに4ヶ月のレンタル移籍をした。

2009年10月4日ウニオン・レイリア戦で先発デビューし、ポルトガル1部リーグでプレーする初のベトナム人プレーヤーとなった。10月18日ポルトガル・カップ3回戦・カーザ・ピアAC戦で公式戦初得点も記録した。

ハノイT&Tに復帰後、2011年に同じハノイを本拠地とするライバルチーム、ハノイFC(英語版)に移籍。2012年シーズン後、インドネシアスリウィジャヤFCJリーグコンサドーレ札幌から入団テストのオファーを受けたが、古巣ソンラム・ゲアンと契約。

2013年7月22日、Jリーグのコンサドーレ札幌に期限付き移籍が決定[2]。初のベトナム人Jリーガーとなった[3]。8月21日に行われたJ2第30節の愛媛FC戦でJリーグデビューし、初アシストを記録した。また、9月7日に行われた天皇杯2回戦の北海道教育大岩見沢校戦で初先発、前半14分にPKで公式戦初得点を記録した。9月22日に行われたJ2第34節のV・ファーレン長崎戦でリーグ戦出場3試合目にして初先発、前半15分に頭でJリーグ初得点を記録した[4]。この年、コンサドーレで公式戦11試合に出場し、4得点を上げた。日本国内外のベトナム人がスタジアムに足を運ぶなど、興行面でもクラブに貢献した。

2014年に入り、契約を延長する方針でコンサドーレとコン・ビンは一旦は合意していたが、コン・ビンがベトナムでのクラブでプレーすることを希望したため、コンサドーレは契約延長を諦めた[5]

2015年からは、ベカメックス・ビンズオンでプレーし、ACLFC東京柏レイソルなどと試合をしている。

2016年シーズン限りで現役を引退[6]。直後にVリーグ1に昇格したホーチミン・シティFCから招聘を受けて同クラブの新会長に就任した[7]。しかし、2018年5月2日に同クラブの会長を突如辞任。同日、ホーチミン市に自身のサッカーアカデミーである「CV9アカデミー」を設立することを発表した[8]

個人成績

国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
ベトナム リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
2004 ソンラム・ゲアン Vリーグ - -
2005 - -
2006 - -
2007 - -
2008 - -
ハノイT&T - -
2009 - -
ポルトガル リーグ戦 リーグ杯ポルトガル杯 期間通算
2009 レイションイス プリメイラ 2 0
ベトナム リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
2010 ハノイT&T Vリーグ - -
2011 - -
ハノイFC 9 20 10 - -
2012 23 11 - -
2013 ソンラム・ゲアン 31 15 14 - -
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2013 札幌 19 J2 9 2 - 2 2 11 4
ベトナム リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
2014 ソンラム・ゲアン 9 Vリーグ 21 9 - -
2015 ビンズオン 28 20 4 - -
通算 ベトナム Vリーグ - -
ポルトガル プリメイラ 2 0
日本 J2 9 2 - 2 2 11 4
総通算

タイトル

ソンラム・ゲアン
ベトナム代表
個人
  • ベトナム年間最優秀選手:3回 (2004、2006、2007)
  • 東南アジアサッカー選手権ベストイレブン:3回(20082010、2016)

代表歴

出場大会

試合数

脚注

  1. ^ Công Vinh bật mí về đám cưới với Thủy Tiên (ベトナム語) giaoduc vietnam 2012.3.2付記事
  2. ^ 札幌がレ・コン・ビンと正式契約 日刊スポーツ 2013.7.23付記事
  3. ^ J2札幌 初のベトナム選手が会見「多くのこと吸収したい」 スポーツニッポン 2013.8.6付記事
  4. ^ 札幌ビンJ初弾のち警告&退場/J2 日刊スポーツ 2013.9.23付記事
  5. ^ “コンサドーレ ベトナム選手との契約延長断念”. NHK. (2013年1月6日). http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140106/k10014301261000.html 2014年1月8日閲覧。 
  6. ^ 宇佐美淳 (2016年6月19日). “元札幌レ・コン・ビンが現役引退。母国を牽引した“ベトナムの英雄”の知られざる波瀾万丈なサッカー人生”. フットボールチャンネル. 2016年8月13日閲覧。
  7. ^ 宇佐美淳 (2017年1月28日). “レ・コン・ビン、31歳にして会長に就任。ベトナムの英雄の挑戦。札幌で学んだ「プロフェッショナル」”. 2017年5月22日閲覧。
  8. ^ “Vinh resigns as acting chairman of HCM City FC”. Viet Nam News (2018年5月3日). 2018年5月27日閲覧。

関連項目

外部リンク

  • レ・コン・ビン - National-Football-Teams.com (英語)Edit on Wikidata
  • レ・コン・ビン - Soccerway.com (英語)Edit on Wikidata
  • レ・コン・ビン - FootballDatabase.eu (英語)Edit on Wikidata
  • レ・コン・ビン - WorldFootball.net (英語)Edit on Wikidata
  • レ・コン・ビン - Transfermarkt.comによる選手データ (英語)Edit on Wikidata
  • レ・コン・ビン - FIFA主催大会成績 (英語)Edit on Wikidata
  • レ・コン・ビン - J.League Data Siteによる選手データEdit on Wikidata
  • レ・コン・ビン - レキップ (フランス語)Edit on Wikidata
  • レ・コン・ビン - ForaDeJogo.net (英語)Edit on Wikidata
  • レ・コン・ビン - TheFinalBall.com (英語)Edit on Wikidata
  • コンサドーレ札幌 選手プロフィール
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