三重野栄子

三重野 栄子(みえの しげこ、1926年5月10日 - 2013年11月27日)は、日本政治家。社会民主党の参議院議員(2期)。位階従四位

来歴

福岡県大牟田市出身。九州帝国大学に入学して1951年(昭和26年)に経済学部を卒業した。同年岩田屋に入り、労組書記長などを務めた。1962年(昭和37年)日本社会党に入党。1983年(昭和58年)筑紫野市議に初当選。1988年(昭和63年)社会党福岡県本部副委員長に就任。1990年(平成2年)の小野明参議院副議長の死去にともなう参院福岡補選に立候補して初当選。自民党候補との一騎討ちを制した。1995年(平成7年)の第17回参議院議員通常選挙でも再選。2001年(平成13年)の第19回参議院議員通常選挙で落選。2期11年1か月務めた。同年勲二等瑞宝章受章[1]

2013年11月27日、慢性心不全のため死去[2][3]。87歳没。歿日付で従四位

政策

  • 選択的夫婦別姓制度導入を支持する。2000年には、三重野ら超党派女性国会議員50名が、夫婦別姓選択制を求めて当時の森総理に申し入れを行った。申し入れでは、「とくに若い世代では、夫婦別姓選択制を望む声が高まっています。政府には、世論を喚起するなど、夫婦別姓選択制を導入するための努力を望む」としている[4]

著書

脚注

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  1. ^ 「2001年秋の叙勲 勲三等以上と在外邦人、外国人叙勲の受章者一覧」『読売新聞』2001年11月3日朝刊
  2. ^ “三重野栄子さんが死去 元参院議員”. 日本経済新聞 (2013年11月28日). 2020年11月23日閲覧。
  3. ^ 元社民党参院議員、三重野栄子さんが死去 Archived 2013年12月3日, at the Wayback Machine.産経新聞2013年11月28日閲覧
  4. ^ 夫婦別姓選択性導入などを盛りこんだ民法改正案推進を求める申し入れ 2000年9月29日

参考文献

第1回
(定数6)
3年議員
偶数回
定数3
第2回
第4回
第6回
第8回
第10回
第12回
第14回
第16回
定数2
第18回
第20回
第22回
定数3
第24回
第26回
奇数回
定数3
第3回
第5回
第7回
第9回
第11回
第13回
第15回
定数2
第17回
第19回
第21回
第23回
定数3
第25回
↓:途中辞職、失職、在職中死去など、↑:補欠選挙で当選。
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