吉元玲美那

獲得メダル
日本の旗 日本
女子 レスリング・フリースタイル
世界選手権
2021 オスロ 50kg級
世界カデット選手権
2017 アテネ 46kg級

吉元 玲美那(よしもと れみな、2000年8月1日 - )は、日本の女子レスリング選手。埼玉県出身。階級は50kg級。身長151cm[1]

来歴

小学生の時からレスリングの全国大会で何度も優勝を飾っていた[1]埼玉栄中学2年の時にJOC杯カデットの部38kg級で優勝した[1]。3年の時にはジュニアクイーンズカップ中学の部40kg級と全国中学生選手権44kg級でそれぞれ優勝を飾った[1]埼玉栄高校2年の時にはジュニアクイーンズカップカデットの部、JOC杯カデットの部及びインターハイの46㎏級で優勝した[1]。さらには世界カデット選手権でも優勝を果たした[1]。3年の時には階級を50㎏級に上げると、インターハイで2連覇を達成した[1]。2019年には至学館大学へ進学すると、1年の時にはアジアジュニア選手権と全日本学生選手権で優勝した[1]東京オリンピックテスト大会では3位だった[1]。2年の時には全日本学生選手権で2連覇すると、全日本選手権でも優勝を飾った[1]。3年の時には全日本選抜選手権で優勝した[1]世界選手権では決勝で東京オリンピック銅メダリストであるアメリカのサラ・ヒルデブラントを5-3で破って優勝した[2][3]。全日本選手権では2連覇した[1]。4年の時にはのアジア選手権で優勝した[4]。全日本選抜選手権では決勝でオリンピックチャンピオンの須崎優衣に2-4で敗れると、プレーオフでも0-8で須崎に敗れて世界選手権代表を逃した[5]。全日本選手権でも決勝で須崎に0-8で敗れて2位だった[6]。2023年4月からはKeePer技研の所属となった[1]。アジア選手権では2連覇を達成した[7]。6月の全日本選抜選手権では決勝でキッツの須崎に3-4で敗れて2位だった[8]アジア大会では決勝で北朝鮮のキム・ソニャンを5-4で破って優勝した。なお、この結果に納得がいかずなかなか整列しようとしないキムに対して、レフェリーからイエローカードが出された[9][10][11]。12月の全日本選手権では決勝で早稲田大学3年の伊藤海を破って優勝した[1]。2024年の全日本選抜選手権でも決勝で伊藤を破って優勝した[1]

主な戦績

46㎏級での戦績

50㎏級での戦績

(出典[1]

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p JWF WRESTLERS DATABASE : 日本レスリング協会 吉元玲美那
  2. ^ 吉元、藤波が金メダル 世界レスリング 時事通信 2021年10月7日
  3. ^ 【レスリング世界選手権】女子50キロ級金の吉元玲美那 須崎優衣とのパリ五輪代表争いに弾み 東京スポーツ 2021年10月7日
  4. ^ 屶網、今井、吉元が優勝 アジア選手権/レスリング サンケイスポーツ 2022年4月21日
  5. ^ レスリング全日本選抜 女子50キロ級 須崎優衣が優勝 NHK 2022年6月19日
  6. ^ 【レスリング】絶対女王・須崎優衣が明かす〝完封〟へのこだわり「失点しないのは相手との差」 東京スポーツ 2022年12月24日
  7. ^ 吉元が連覇 石井、坂野も優勝―レスリング 時事通信 2023年4月11日
  8. ^ 【レスリング】須崎優衣2年連続Vで世界選手権代表入り 五輪連覇へ「私だからこそできること」 日刊スポーツ 2023年6月18日
  9. ^ 藤波朱理、吉元玲美那ら3階級制覇 アジア大会/レスリング サンケイスポーツ 2023年10月5日
  10. ^ 【杭州アジア大会】北朝鮮選手、女子レスリング決勝でイエローカード 勝敗に納得できず不満爆発 スポーツ報知 2023年10月5日
  11. ^ Wrestling Schedule & Results

外部リンク

  • 吉元玲美那 - International Wrestling Database (英語)