国鉄T10形コンテナ

国鉄T10形コンテナ
日本貨物鉄道(JR貨物)大宮車両所 2007年05月26日
日本貨物鉄道(JR貨物)大宮車両所
2007年05月26日
基本情報
種別 タンクコンテナ
所有者 日本国有鉄道
製造メーカー 東急車輛製造富士重工業
製造年 1964年昭和39年) - 1967年(昭和42年
製造数 24個
形式消滅年 1996年平成8年)
主要諸元
外面色 黄緑6号
専用種別 植物性硬化油
全長 3,240 mm
全幅 2,300 mm
全高 2,300 mm
タンク材質 普通鋼一般構造用圧延鋼材
荷重t
内容積 5.7 m3
自重 1.4 t
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国鉄T10形コンテナ(こくてつT10がたコンテナ)は、日本国有鉄道(国鉄)が1964年(昭和39年)から1968年(昭和43年)にかけて製造した、鉄道輸送用一種規格(約11 ft)タンクコンテナである。

概要

1964年(昭和39年)に国鉄初のタンクコンテナとして東急車輛製造富士重工業にてそれぞれ1個ずつ計2個が製作された。落成時の形式名は400形式であったが1966年(昭和41年)6月の称号改正によりT10形に変更した。その後量産型として1966年(昭和41年)に10個、1967年(昭和42年)に12個が富士重工業にて製作された。1987年(昭和62年)4月の国鉄分割民営化時には9個がJR貨物に承継されたが1996年平成8年)度に形式消滅した。

保存コンテナ

T10 4がJR貨物で廃棄後鉄道博物館にて保存展示されている。

参考文献

  • 貨車技術発達史編纂委員会(編著)『日本の貨車 技術発達史 明治5(1872)年〜平成16(2004)年』社団法人日本鉄道車輌工業会、2008年3月。全国書誌番号:21465967。 
  • 吉岡心平『国鉄コンテナのすべて』 下、ネコ・パブリッシング〈RM LIBRARY 122〉、2009年11月。ISBN 978-4-77705265-3。 

関連項目

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日本の鉄道コンテナ(国鉄・JR貨物所有)
5 ft級
有蓋
国鉄
旧 一種
11 ft級
有蓋
国鉄
冷蔵
国鉄
冷凍
国鉄
タンク
国鉄
ホッパ
国鉄
通風
国鉄
旧 二種
新 一種
12 ft級
有蓋
国鉄
JR貨物
無蓋
国鉄
JR貨物
冷蔵
国鉄
通風
JR貨物
廃棄物
JR貨物
事業用
国鉄
JR貨物
15 ft級
有蓋
JR貨物
旧 三種
新 二種
20 ft級
有蓋
国鉄
JR貨物
無蓋
国鉄
  • M900
  • M901
JR貨物
冷蔵
国鉄
  • R900
JR貨物
  • R26A
  • R27B
冷凍
国鉄
  • R901
JR貨物
  • F26A
  • F27A
電源
JR貨物
  • G30A
事業用
JR貨物
  • ZG
  • Z30A
新 三種
30〜31 ft級
有蓋
JR貨物
事業用
JR貨物
その他
フレキシバン
国鉄
  • C92
私有共用
JR貨物