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(おお、だい、まさる)

形や数量

  • 数量様相、功績などが、標準や同種の平均的な物を超える物。接頭辞として用いられる。対義語は
    • 諸島(半島を含める場合もある)を二分し、面積の大きい方を指す接頭辞としても用いられる。例:「大ブリテン島」及び「小ブリテン(半島)」。
    • 一万円紙幣を意味する俗語。(千円が"小"、五千円が"中")
  • 大学の略。接尾辞として用いる。
  • 大の月。→月 (暦)、月の大小
  • 大便。→

地名の一つ

人物

  • 歴史的に同姓同名で血縁関係を有する人物を区別する際に、年長者や一世、或いは代表的人物を「大○○ (major ○○)」と呼称する。逆に、年少者や二世を「小○○ (minor ○○)」という。
    • 年長者や一世を指す「大」:チャタム伯ウィリアム・ピットが「大ピット」と呼ばれている。
    • 代表的人物を指す「大」:多くの音楽家を輩出したバッハ家では、ヨハン・ゼバスティアン・バッハが「大バッハ」と称されている。
  • 親族では、一代間を置いて離れている関係を「大 (grand)」を付けて示す。例えば、親のおじを「大おじ」、甥姪の息子を「大甥」という。→続柄
  • 功績の大きい人物や、めったにない程に優れた人物を「大 (great)」と表現する。称号としても使用される。用例:「大人物」「大王」「大器」
  • 日本人の名前の一つ。「大」以外にも「大介」など、「大」が付く名前もよく使われる。ラテン語では「大」「大きい」を「magnus」といい、欧米でも人名として使用されている。

その他

  • 漢字部首の一つ。→大部
  • 大太鼓 - 低音を出すための太鼓のこと。バスドラムやベースドラムとも呼ばれる。比較的大きい物であるが、大太鼓じゃない種類の太鼓より小さい物もある。

関連項目

  • MAGNUS (曖昧さ回避)
  • 大小 (曖昧さ回避)
  • 上下
  • 小 (曖昧さ回避)
  • ダイ (曖昧さ回避)
  • まさる (曖昧さ回避)
  • ビッグ (曖昧さ回避)
  • 「大」で始まるページの一覧
  • タイトルに「大」を含むページの一覧
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