心の愛
「心の愛」 | ||||||||
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スティーヴィー・ワンダー の シングル | ||||||||
初出アルバム『ウーマン・イン・レッド』 | ||||||||
リリース | ||||||||
ジャンル | R&B | |||||||
時間 | ||||||||
レーベル | モータウン | |||||||
作詞・作曲 | スティーヴィー・ワンダー | |||||||
チャート最高順位 | ||||||||
スティーヴィー・ワンダー シングル 年表 | ||||||||
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「心の愛」(原題: I Just Called to Say I Love You)は、スティーヴィー・ワンダーが1984年に発表した楽曲。
解説
ジーン・ワイルダーの監督映画『ウーマン・イン・レッド』のサウンドトラックに使用され、アカデミー歌曲賞とゴールデングローブ賞 主題歌賞を受賞した[14]。シングルとしても、本国のアメリカでは『ビルボード』誌のBillboard Hot 100、R&Bチャート、アダルト・コンテンポラリー・チャートの3部門で1位を獲得する大ヒットとなった[2]。イギリスでは、スティーヴィーにとって初の全英シングルチャート1位獲得作品となった[3]。
日本では、子供たちのコーラスをフィーチャーした別ヴァージョンが、スティーヴィー自身も出演したTDKのCMソングに使用された[15]。また、1995年にDDI(現:KDDI)「なかよしネット」のCMソングに、1997年から2001年にかけて、日本のテレビドラマ『君の手がささやいている』の主題歌に起用された。
もともと1979年にブレッド&バターへ提供した曲である。「I Just Called To Say I Love You」以外の歌詞はなく、松任谷由実が作詞、細野晴臣が編曲を担当した。「特別な気持ちで」というタイトルで発売を待つばかりであったが、直前にスティーヴィー側から、映画の主題歌として使うためこちらに先に発売させて欲しいという申し出があったため、発売は中止となった。5年後にリリースの許可が出たので再レコーディングし、発表している。 その後、スティーヴィーがパートナーとの間で曲の著作権問題で裁判になった時、ブレッド&バターに曲をプレゼントした際のデモテープが証拠となり勝訴した。そのお礼として作った曲が、「Remember My Love」である。
収録曲
- I Just Called to Say I Love You
- I Just Called to Say I Love You (Instrumental)
カヴァー
- ブレッド&バター - 1984年、呉田軽穂の作詞・細野晴臣の編曲による「特別な気持ちで」として発表した[16]。
- 渡辺典子 - 『あこがれ座』(1984年)
- ユン・ピョウ - 『元彪 ユン・ピョウ ファースト・アルバム』(1985年)
- NICOTINE - 『Will Kill You!!!』(1998年)
- ミー・ファースト・アンド・ザ・ギミー・ギミーズ - シングル「Stevie」(2003年)
- ハービー・ハンコック - 『ポシビリティーズ』(2005年/スティーヴィー・ワンダー本人もハーモニカで参加[17])
- バリー・マニロウ - 『The Greatest Songs of the Eighties』(2008年)
- 雪村いづみ×西城秀樹×郷ひろみ×髙橋真梨子×岩崎宏美 - 1986年3月23日放送の『ミュージックフェア』1100回記念で、山本安見の訳詞により歌われた[18]。
脚注
- ^ The Irish Charts - 曲名欄に「I JUST CALLED TO SAY I LOVE YOU」と入力して検索すれば確認可
- ^ a b The Woman in Red - Stevie Wonder : Awards : AllMusic
- ^ a b ChartArchive - Stevie Wonder
- ^ Stevie Wonder - I Just Called To Say I Love You - austriancharts.at
- ^ dutchcharts.nl - Stevie Wonder - I Just Called To Say I Love You
- ^ RPM - Library and Archives Canada - 1984年10月20日付のRPMシングル・チャートを掲載
- ^ Stevie Wonder - I Just Called To Say I Love You - hitparade.ch
- ^ swedishcharts.com - Stevie Wonder - I Just Called To Say I Love You
- ^ musicline.de
- ^ charts.org.nz - Stevie Wonder - I Just Called To Say I Love You
- ^ norwegiancharts.com - Stevie Wonder - I Just Called To Say I Love You
- ^ lescharts.com - Stevie Wonder - I Just Called To Say I Love You
- ^ 『オリコンチャート・ブック アーティスト編 昭和43年 - 昭和62年』(オリジナルコンフィデンス/1988年/ISBN 978-4871310215)p.182
- ^ The Woman in Red (1984) - Awards(IMDb.com)
- ^ スティーヴィー・ワンダー『ベスト・コレクション』日本盤CD(UICZ-1070/1)ライナーノーツ(高橋道彦、2002年12月)
- ^ THE HIT PARADE 歌謡戦線に躍り出たユーミン・ソングたち - TOWER RECORDS ONLINE
- ^ Jurek, Thom. “Possibilities - Herbie Hancock”. AllMusic. 2021年1月29日閲覧。
- ^ MUSIC FAIR|SETLIST 14/02/01 2500回直前スペシャル、フジテレビ - 2020年10月7日閲覧。
先代 レッツ・ゴー・クレイジー by プリンス | Billboard Hot 100 ナンバーワン・シングル 1984年10月13日 - 10月27日 | 次代 カリビアン・クイーン by ビリー・オーシャン |
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スタジオ・アルバム | ジャズ・ソウル〜スティーヴィー・ワンダー・ファースト・アルバム - レイ・チャールズに捧ぐ - わが心に歌えば - アット・ザ・ビーチ - アップタイト - 太陽のあたる場所 - 愛するあの娘に - 想い出のクリスマス - アルフィー/イーヴェッツ・レッドナウ - フォー・ワンス・イン・マイ・ライフ - マイ・シェリー・アモール - 涙をとどけて - 青春の軌跡 - 心の詩 - トーキング・ブック - インナーヴィジョンズ - ファースト・フィナーレ - キー・オブ・ライフ - ホッター・ザン・ジュライ - イン・スクエア・サークル- キャラクターズ - カンバセーション・ピース - タイム・トゥ・ラヴ |
ライブ・アルバム | |
サウンド・トラック | |
ベスト・アルバム | グレイテスト・ヒッツ - グレイテスト・ヒッツ VOL. 2 - ミュージックエイリアム- スティーヴィー・ワンダー・グレイテスト・ヒッツ - フィール・ザ・ファィア~スティーヴィー・ワンダー・バラード・コレクション - ベスト・コレクション- Stevie Wonder: The Christmas Collection - スティーヴィー・ワンダー・ナンバー・ワンズ |
ボックス・セット | アット・ザ・クローズ・オブ・ア・センチュリー |
主な楽曲 | フィンガーティップス - マイ・シェリー・アモール - 涙をとどけて - 恋を抱きしめよう - 迷信 - サンシャイン - ハイアー・グラウンド - 汚れた街 - くよくよするなよ! - いつわり - 悪夢 - 回想 - 愛するデューク - ハッピー・バースデイ - エボニー・アンド・アイボリー - 心の愛 - パートタイム・ラヴァー - オーヴァージョイド |
関連項目 | |
関連人物 | シリータ・ライト - アイシャ・モーリス - マイケル・ジャクソン - ポール・マッカートニー - ディオンヌ・ワーウィック - エルトン・ジョン |
カテゴリ |
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