麗しのレイラニ

麗しのレイラニ」(うるわしのレイラニ、Sweet Leilani)は、アメリカ合衆国の歌。

概要

1934年にネブラスカ州出身のハリー・オーウェンス(英語版)が自身の娘の誕生祝いのために作詞・作曲し、1935年にハワイアン・ギタリストのソル・フーピー(英語版)により「ハワイアン・ハネムーン」のB面曲「レイラニ」として発表された[1]

オーウェンスの親友ビング・クロスビーワイキキで休暇中に耳にした同曲を気に入り、交渉の結果、1937年公開のミュージカル映画『ワイキキの結婚』に主題歌として用いられ[2]第10回アカデミー賞歌曲賞を受賞した。

日本で「麗しのレイラニ」の邦題が付けられて、大橋節夫石原裕次郎などのカバーが存在する[3]

レイラニ」とはハワイ語で「美しい娘」などの意味である。

「レイ (ハワイ)」、「en:Lani (heaven)」、および「wikt:lani」も参照

評価

2018年にビルボードが発表した「アカデミー歌曲賞 ベスト10&ワースト10」において、ワースト10入りした。理由は「古くて安っぽい」ためである[4]

脚注

  1. ^ Sweet Leilani (Wreath of Heaven) (1935)Joop's Musical Flowers
  2. ^ 「Bing Crosby Crooner of the Century」リチャード・グルーデンス著
  3. ^ JASRAC
  4. ^ The 10 Best & 10 Worst Oscar-Winning Songsビルボード 2018年2月28日

関連項目

1934–1940
  • コンチネンタル(英語版)
    • 作曲: コン・コンラッド(英語版)
    • 作詞: ハーブ・マジッドソン(英語版)(1934)
  • 「ブロードウェイの子守歌」
    • 作曲: ハリー・ウォーレン(英語版)
    • 作詞: アル・デュビン(英語版)(1935)
  • 今宵の君は
  • 「麗しのレイラニ」
    • 作曲・作詞: ハリー・オーウェンス(英語版)(1937)
  • 思い出によみがえる(英語版)
    • 作曲: ラルフ・レインジャー(英語版)
    • 作詞: レオ・ロビン(英語版)(1938)
  • 虹の彼方に
  • 星に願いを
1941–1950
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