新津潔

新津 潔
2020年1月12日に行われた「最高位戦ペアマッチ2020」にて撮影
基本情報
出身地 東京都
生年月日 (1956-01-28) 1956年1月28日(68歳)
所属団体 最高位戦日本プロ麻雀協会
テンプレートを表示

新津 潔(にいつ きよし、1956年1月28日 - )は、最高位戦日本プロ麻雀協会所属のプロ麻雀士であり、同協会代表。東京都出身。血液型AB型。

人物

  • スキューバダイビングのインストラクターの仕事をしていたことがあり、現在も沖縄グアムの海などでダイビングを楽しむことがある。
  • 優しい一面もあり、第11期女流最高位戦でプロでは滅多にないチョンボをしてしまった柳まおに対して「将棋の対局でも反則で負けることがあるから気にしない方がいい。人間同士の対局だからこういうこともある。」という言葉をかけて慰めた。
  • 将棋好きでもあり、CSチャンネル「囲碁・将棋チャンネル」のお好み将棋道場で、久津知子女流初段と対局した。
  • 佐々木寿人によると歌手の森山直太朗はMONDOの麻雀番組をよく見るそうで、佐々木の前で「細かすぎて伝わらないモノマネ・麻雀プロ編」として「誰かの配牌がいい時の、解説者新津潔」を披露したという。
  • 対局スタイルは、常に沈着冷静で、対局中に感情を露にすることはほとんどない。これは、同じく最高位戦に所属する金子正輝が、時に見ている者が驚くほど喜怒哀楽を全面に出すのと好対照を為している。
  • サングラスやピアスなど強面な風貌ではあるが、当りは非常に柔らかく、飄々としたユーモラスな人柄である。それは、モンド名人戦でのプレイヤー解説や、新津のTwitterやブログにも如実に現れている。
  • カラオケでは、ももいろクローバーZの「Z女戦争」やアニメソングなども歌う。RMU多井隆晴は、新津や土田浩翔とカラオケに行った際、アニソンを歌うと土田は手拍子をしてくれたと語っている。一方の新津は、多井曰く「誰もわからない英語だけの曲」を歌っていたので、途中で強制終了してしまった。新津は「切るなよー」とボヤいたという。
  • 手先が器用でアクセサリーも自作したことがあるそう。
  • 仲の良い雀士からは「にいっちゃん」の愛称で親しまれている。

雀風

  • 極端な順子派であり、「シュンツマスター」の異名を持つ。七対子ができそうになっても無理矢理崩すほどで、対子・刻子手は対々和四暗刻くらいしか狙わないことにしているという(2020年3月29日に行われた麻雀最強戦2020・キングオブ鉄人では、最終局で四暗刻をアガり、ラス目から逆転優勝)。「七対子は大嫌い」「何を待ち牌にしたらいいのかわからない」「単騎待ちが好きじゃない」とコメントしたこともある。そのため、新津と反対に対子手を非常に好む雀風の土田浩翔とは相性が悪い。ただ、巡目が深過ぎる場合や点棒状況、配牌(既に対子が4組出来ているなど)によっては七対子で和了がることがあり、必ずしも七対子で和了らないわけではない。
  • 守りに重きを置いており、目一杯に手を広げることは少ない。安全牌の確保や当たり牌の絞り込みなどに非常に秀でている。
  • 2019年に放送された第13回モンド名人戦では、安定した打ち回しで予選・準決勝をトータルトップで通過。決勝1戦目(起家から沢崎・新津・藤崎・近藤)では3着に終わる。しかし、決勝2戦目(決勝1戦目と座り順同じ)では東場からアガリを重ね続け、東場終了時の持ち点は70000点超え。南場に入ると満貫の失点をするもののすぐに取り返す。しかし南3局に決勝1戦目に近藤誠一から逆転トップを獲った沢崎誠が4000・8000の倍満をツモり追い上げ。これにより新津と沢崎のポイント差は1200点となる。オーラスは近藤からアガり、逃げ切り。第8回以来5年ぶりの名人戦優勝を飾った。

獲得タイトル

著書

出演

作品

一般ビデオ・DVD

  • プロ麻雀リーグ 役満編(2005年3月30日、エイベックス)

外部リンク

  • 新津潔 - MONDO TV
  • 会員紹介(最高位戦日本プロ麻雀協会オフィシャルHP内)
  • 新津潔 (@niitsu_daihyo) - X(旧Twitter)
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
最高位戦日本プロ麻雀協会主催のプロアマ混合のオープンタイトル戦
王位 1期
1970年代
  • 1973 青木博
  • 1974 青木博
  • 1975 田中貞行
  • 1976 小原亮弘
  • 1977 荒正義
  • 1978 深野浩士
  • 1979 大類達夫
1980年代
1990年代
  • 1990 飯田正人
  • 1991 中島啓之
  • 1992 新津潔
  • 1993 野吹敬三
  • 1995 三好達也
  • 1996 羽山真生
  • 1997 羽山真生
  • 1998 井光一郎
  • 1999 鈴木譲
2000年代
2010年代
2020年代
日本プロ麻雀連盟主催のプロアマ混合オープンタイトル戦
 
麻雀最強戦ファイナル出場(1回)
麻雀最強戦2020
開催日 大会名・出場資格 ファイナル出場 A卓出場者 B卓出場者
2019/12/14 麻雀最強戦2019 鈴木大介 前年優勝者
2020/2/16 超攻撃型プロ決戦 近藤誠一 瀬戸熊直樹 鈴木たろう 猿川真寿 前原雄大 馬場裕一 浅井裕介 紺野慎太郎 近藤誠一
2020/3/28 キングオブ鉄人 新津潔 森山茂和 金子正輝 新津潔 井出洋介 阿部孝則 荒正義 沢崎誠 古川孝次
2020/4/5 プロ雀士ランキングベスト16 新井啓文 16名によるトップ抜けトーナメント
2020/5/10 最強の麻雀戦術本プロ決戦 滝沢和典 滝沢和典 鈴木優 勝又健志 渋川難波 白鳥翔 松本吉弘 石橋伸洋 朝倉康心
2020/6/27 次世代プロ集結 麻雀代理戦争 三浦智博 三浦智博 河野直也 岡崎涼太 岸赳生 大庭三四郎 櫛田利太 佐治敏哲 岩瀬航
2020/7/25 最強の女流プロニュースター決戦 岡田紗佳 瑞原明奈 丸山奏子 水口美香 愛内よしえ 岡田紗佳 田渕百恵 和泉由希子 仲田加南
2020/7/26 鉄壁のディフェンスマスター決戦 前田直哉 村上淳 大和 鈴木達也 前田直哉 近藤千雄 仲林圭 金太賢 HIRO柴田
2020/8/2 タイトルホルダー頂上決戦 本田朋広 藤崎智 坂本大志 堀慎吾 原浩明 森下剛任 本田朋広 河野高志 伊藤優孝
2020/8/15 著名人最強決戦 堀江貴文 加賀まりこ 風間杜夫 森川ジョージ 堀江貴文 大村朋宏 児嶋一哉 加藤哲郎 月亭八光
2020/9/6 タイトルホルダー vs Mリーガー 最強の女流決戦 黒沢咲 古谷知美 西嶋千春 逢川恵夢 日向藍子 高宮まり 黒沢咲 和久津晶 茅森早香
2020/9/26 最強「M」トーナメント 二階堂亜樹 二階堂亜樹 内川幸太郎 小林剛 萩原聖人 佐々木寿人 園田賢 多井隆晴 魚谷侑未
2020/10/4 著名人超頭脳決戦 宮内悠介 広瀬章人 釼持丈 須貝駿貴 木原直哉 香川愛生 片山まさゆき 福本伸行 宮内悠介
2020/11/1 全日本プロ選手権 井上絵美子 木原翼 新谷翔平 酒井俊晴 鈴木隆将 小平崇弘 井上絵美子 須藤泰久 下石戟
2020/11/8 全国アマチュア最強位決定戦 安部颯斗 各予選突破者15名に前年アマチュア最強位を加えた16名によるトップ取りトーナメント
2020/12/6 ザ・リベンジ 多井隆晴 白鳥翔 堀慎吾 朝倉康心 鈴木たろう 多井隆晴 矢島亨 仲田加南 井出洋介
  •    は優勝、   は決勝卓敗退
                         
2020/12/12 2020/12/13 2020/12/13
1stA卓        
岡田紗佳 24,400
黒沢咲 6,200
西 堀江貴文 27,800   2ndA卓
本田朋広 41,600 新津潔
本田朋広
1stB卓   西 多井隆晴  
近藤誠一 43,200 近藤誠一
新井啓文 29,800
西 滝沢和典 10,800   決勝
安部颯斗 16,200 多井隆晴
新井啓文
1stC卓   西 井上絵美子
多井隆晴 本田朋広
二階堂亜樹
西 三浦智博   2ndB卓
鈴木大介 堀江貴文
新井啓文
1stD卓   西 井上絵美子  
井上絵美子 三浦智博
宮内悠介
西 前田直哉  
新津潔
配信対局となった2011年以降について記載
典拠管理データベース ウィキデータを編集
全般
  • ISNI
  • VIAF
国立図書館
  • 日本
  • 表示
  • 編集