欧州サイバー犯罪センター

欧州サイバー犯罪センター(おうしゅうサイバーはんざいセンター、: European Cybercrime Centre)とは、欧州連合 (EU) の専門機関である欧州刑事警察機構内に設置されたサイバー犯罪対策用の専門機関。略称はEC3 もしくは EC3

概要

ヨーロッパで増加するサイバー犯罪に対処するために、2013年1月1日に設立され同月11日に業務開始した。オランダのハーグにある欧州刑事警察機構に設置されている。駐日欧州連合代表部は「EC3の開設は、欧州連合 (EU) のこれまでのサイバー犯罪への対処法を大きく転換させるものである。何よりも、EC3の取り組みは、より先進的で包括的なものとなる。同センターは専門知識と情報を持ち寄り、犯罪捜査を支援し、EU全体としての解決策を推進する」と紹介している[1]

2014年9月1日には複数国で構成される対サイバー犯罪組織J-CAT (Joint Cybercrime Action Taskforce) が欧州サイバー犯罪センター内に設置された[2]

脚注

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  1. ^ 欧州サイバー犯罪センター、1月11日に開所(駐日欧州連合代表部)
  2. ^ 欧州刑事警察機構 (2014年9月1日). “Expert international cybercrime taskforce is launched to tackle online crime”. 2015年3月31日閲覧。 (英語)

関連項目

外部リンク

  • 欧州刑事警察機構による欧州サイバー犯罪センターの紹介
  • 欧州サイバー犯罪センター、銀行データ流出を阻止 | テクノロジーニュース | Reuters
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