沖の北岩

沖の北岩
外交紛争のある島
沖の北岩の写真。
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成(1978年)
地理
所在地東シナ海
座標
  • 28メートル
実効支配
 日本
大字沖縄県石垣市登野城尖閣
領有権主張
 日本
大字沖縄県石垣市登野城尖閣
 中華民国
台湾省宜蘭県頭城鎮大渓里
 中華人民共和国
台湾省宜蘭県[注 1]
人口統計
人口0人 (2020年11月現在)
尖閣諸島の位置図(左上は拡大図)
1.魚釣島 2.大正島 3.久場島 4.北小島 5.南小島 6.沖の北岩 7.沖の南岩 8.飛瀬

沖の北岩(おきのきたいわ)は、尖閣諸島岩礁のひとつ。日本実効支配し、中華人民共和国及び中華民国も領有権を主張している。日本の行政区分では沖縄県石垣市に属する。沖ノ北岩とも表記する。

概要

石垣島の北方約170キロメートル[1]、尖閣諸島の主島である魚釣島から北東方約6キロメートルに位置する。面積は約0.05平方キロメートル[2][1]。最高点の標高は28メートル[1]東の岩及び西の岩の2つの岩礁からなる。

日本が領有し実効支配している。中華人民共和国及び中華民国も領有権を主張しているが、正式名称はなく、中国語では、北嶼(中国大陸)、沖北岩(香港マカオ台湾地区)、大北小島などと呼ばれる。

脚注

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注釈

  1. ^ ただし中華人民共和国の主張としては、当該地域は中華民国(中華人民共和国に属する台湾省)が実効支配している地域であり、行政権は中華人民共和国の直轄ではなく、中華人民共和国に属する「台湾省」に存在するとしている。詳しくは台湾省 (中華人民共和国)を参照。

出典

  1. ^ a b c 『石垣市の宝 尖閣諸島』(PDF)石垣市、2015年3月1日。https://www.city.ishigaki.okinawa.jp/material/files/group/9/senkaku_j.pdf 
  2. ^ “沖縄県島しょ別面積一覧”. 沖縄県企画部土地対策課. 2012年1月17日閲覧。

関連項目

島嶼
自治体
尖閣諸島問題
その他
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