王様戦隊キングオージャーVSキョウリュウジャー

『王様戦隊キングオージャーVSキョウリュウジャー』（おうさませんたいキングオージャーたいキョウリュウジャー）は、2024年10月9日に発売予定のオリジナルビデオ作品^[1]。

概要

特撮テレビドラマスーパー戦隊シリーズの『王様戦隊キングオージャー』と『獣電戦隊キョウリュウジャー』のクロスオーバー作品で、東映Vシネマのレーベル「Vシネクスト」よりリリースされるVSシリーズ第30弾^[1]。映像ソフトとしてのリリースに先駆け、2024年4月26日には劇場公開も行われた^[1]。同時上映は『王様戦隊キングオージャーVSドンブラザーズ』^[2]。

『キョウリュウジャー』でメイン監督を務めた坂本浩一が監督、金子香緒里が脚本を務める^[3]。

あらすじ

桐生ダイゴと空蝉丸は地球を侵略したダグデドを追いかけて宇宙へと旅立つ。ダイゴはプリンスを未来の世界から連れ帰るが、時空改変の影響で未来が変化し、マルチバースのチキューへと辿り着く。

そこでは宇蟲王となったギラのほかに、性格や境遇も変化した王様たちがいた^[4]。

登場人物

イーヴィルキング^[4][3]

「真の邪悪の王」を自称する宇蟲王ギラが邪気によって生み出された敵^[4][3]。

本作品オリジナルの戦力

ガブリミックスシューター^[2]

クワガタオージャーカーニバル^[2][4][3]

ガブティボルバー^[5]

ガブティラキョウリュウレッド^[2][4][3]

本作品オリジナルの用語・設定

キャスト

• ギラ・ハスティー / クワガタオージャー - 酒井大成^[2]
• ヤンマ・ガスト / トンボオージャー - 渡辺碧斗^[2]
• ヒメノ・ラン / カマキリオージャー - 村上愛花^[2]
• リタ・カニスカ / パピヨンオージャー - 平川結月^[2]
• カグラギ・ディボウスキ / ハチオージャー - 佳久創^[2]
• ジェラミー・ブラシエリ / スパイダークモノス - 池田匡志^[2]
• プリンス / キングキョウリュウレッド - 川名輪太郎^[2]
• 桐生ダイゴ / キョウリュウレッド - 竜星涼^[2]
• イアン・ヨークランド / キョウリュウブラック - 斉藤秀翼^[2]
• 有働ノブハル / キョウリュウブルー - 金城大和^[2]
• 立風館ソウジ / キョウリュウグリーン - 塩野瑛久^[2]
• アミィ結月 / キョウリュウピンク - 今野鮎莉^[2]
• 空蝉丸 / キョウリュウゴールド - 丸山敦史^[2]
• 弥生ウルシェード / キョウリュウバイオレット - 飯豊まりえ^[6]
• シオカラ - 千綿勇平^[7]

声の出演

• キョウリュウシアン - ロバート・ボールドウィン
• キョウリュウグレー - 出合正幸
• キョウリュウシルバー - 森川智之
• キャンデリラ - 戸松遥^[4]
• ラッキューロ - 折笠愛^[4]
• 千葉繁^[4]
• ダグデド・ドゥジャルダン - 石田彰^[4]
• カメジム・ウンカ - 三木眞一郎^[4]
• ゴーマ・ローザリア - 山路和弘^[4]
• ヒルビル・リッチ - 沢城みゆき^[4]
• ミノンガン・モウズ - 関智一^[4]
• グローディ・ロイコディウム - 天野浩成^[4]

スーツアクター

• スパイダークモノス^[8]、キョウリュウブルー^[9] - 高田将司
• キングキョウリュウレッド^[10] - 縄田雄哉
• カメジム^[11] - 蔦宗正人

スタッフ

• 原作 - 八手三郎^[12][4]
• 脚本 - 金子香緒里^[12][4]
• 音楽 - 坂部剛、佐橋俊彦
• プロデューサー - 山田真行・藤田航平（東映ビデオ）、大森敬仁・久慈麗人（東映）^[4]
• 監督・アクション監督 - 坂本浩一^[12][4]

制作

『キョウリュウジャー』10周年記念のVシネクスト企画は、『帰ってきた獣電戦隊キョウリュウジャー 100 YEARS AFTER』を『キョウリュウジャー』放送終了後にやっていたことと、今野鮎莉も引退していたため、後日談のようなものは無理と思っていたことから、『キングオージャー』とのコラボ回が『キョウリュウジャー』10周年をカバーできるようなものになればいいと思っていたという^[3]。当初は『キングオージャー』のテレビシリーズのキョウリュウジャーとのコラボ回には桐生ダイゴ1人が出る想定で、『キングオージャー』がクランクインする前に竜星涼に出演を依頼したという^[3]。だが、竜星の出演が決まった後、今野が人づてに連絡を取ったことがきっかけで、キャスト全員が結果的に揃ったという^[3]。

キャスト全員の出演が可能ということが分かってからは、予算の確保などから、『キングオージャー』テレビシリーズでのコラボと本作品はセットで動かしたという^[3]。テレビシリーズでは、キョウリュウジャー全員は揃わないが、Vシネクストでは全員集合する、という建て付けを考え、映画でダイゴと空蝉丸の活躍を見せることとなったが、その噂を聞き付けた飯豊まりえも連絡してきたことから、プロデューサーの大森も想定していない規模で豪華になっていたという^[3]。

『キングオージャー』テレビシリーズコラボ回の脚本を作った後に、本作品のストーリーを改めて考えたという^[3]。テレビシリーズで宇宙へとダグデドを追って向かったダイゴと空蝉丸の顛末を見たいという話となり、キョウリュウジャーの単独作品ではなく、キングオージャーとのコラボ作品であることから、王様戦隊と獣電戦隊の2つが出て意味があるものにする、ということも考えている^[3]。監督の坂本の意見も物語に多く反映されており、テレビシリーズでプリンスがダイゴの息子であることは匂わせていたため、、過去と未来を行き来するという話になり、メタバースのアイデアが出てきたことで、徐々にまとめていったという^[3]。

映像ソフト化

Blu-ray / DVDでリリース。また、東映ビデオオンラインショップでBlu-ray特別版を予約すると、DVD版の本編ディスクが特典として同梱される。

• 『王様戦隊キングオージャーVSドンブラザーズ』『王様戦隊キングオージャーVSキョウリュウジャー』DVD通常版（1枚組、2024年10月9日発売）
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• 『王様戦隊キングオージャーVSドンブラザーズ』『王様戦隊キングオージャーVSキョウリュウジャー』Blu-ray通常版（1枚組、2024年10月9日発売）
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• 【初回生産限定】『王様戦隊キングオージャーVSドンブラザーズ』『王様戦隊キングオージャーVSキョウリュウジャー』特別版キョウリュウVer.（1枚組、2024年10月9日発売）
  • セット内容
    • 『王様戦隊キングオージャーVSドンブラザーズ』『王様戦隊キングオージャーVSキョウリュウジャー』（通常版と共通）
    • DXガブリミックスシューター
    • スペシャルフォトブック『王様戦隊キングオージャーVSキョウリュウジャー』Ver.
    • 主題歌CD

脚注

注釈

出典

参考文献

• 『宇宙船』vol.184（SPRING 2024.春）、ホビージャパン、2024年4月1日、ISBN 978-4-7986-3486-9。 
• 『フィギュア王』No.315、ワールドフォトプレス、2024年5月30日、ISBN 978-4-8465-3319-9。 

外部リンク

• Vシネクスト2本立て「キングオージャーＶＳドンブラザーズ」「キングオージャーＶＳキョウリュウジャー」 - 東映ビデオ
• 王様戦隊キングオージャー【東映公式】 (@King47_toei) - X（旧Twitter）