肝膿瘍

肝膿瘍(かんのうよう、: liver abscess)とは肝臓膿瘍が出現する状態。大腸菌連鎖球菌ブドウ球菌赤痢アメーバなどの感染を原因とするものと腸炎、胆道炎、虫垂炎などの炎症によるものとがある。肝膿瘍では発熱発汗腹痛などが認められ、血液所見として白血球の増加が認められる。治療には排膿のために穿刺あるいは開腹手術が行われる。

ウシでは主としてグラム陰性芽胞嫌気性桿菌の1属であるフソバクテリウム属壊死桿菌(学名:Fusobacterium necrophorum)感染に起因して発生する。F. necrophorumニワトリ赤血球に対する凝集性の有無によりF. necrophorum subsp. necrophorum(Fnn)とF. necrophorum subsp. funduliforme(Fnf)の2亜種に分類され、両者は病原性が異なる。菌分離には市販の嫌気性培地に血液を加えた培地を用いる。他の原因菌にはブドウ球菌、連鎖球菌、ブドウ球菌などがある。肝生検時の肝膿瘍穿刺により腹腔内への感染が生じることがある。

関連項目

参考文献

  • 見上彪監修 『獣医感染症カラーアトラス』 文永堂出版 2006年 ISBN 4830032030
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