議定官

議定官(ぎじょうかん)は、内閣賞勲局に設けられた賞勲会議を組織する官職

勲位勲章年金の授与・剥奪の当否を論じた。

任官

皇族または大臣陸軍大将海軍大将など、勲一等以上の親任官勅任官から任じられた(賞勲局官制(明治23年勅令第209号))。

定員

定員は15名。

賞勲会議規程

1893年明治26年)の賞勲局官制の改正により、議定官に関する規定は同官制から削られ、新たに賞勲会議規程(明治26年勅令第117号)が制定された。

賞勲会議規程では議定官の資格を『勅任官ニシテ勲一等以上』とし、この他に皇族が議定官に補される事もあると定められた。

議定官に補された者の例

など。

外部リンク

ウィキソースに賞勲局官制の原文があります。
ウィキソースに賞勲会議規程の原文があります。
  • 簿冊標題:賞勲局官制・御署名原本・明治二十三年・勅令第二百九号(国立公文書館)
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