金沢市民野球場

金沢市民野球場
Kanazawa Municipal Baseball Stadium
施設データ
所在地 石川県金沢市磯部町ニ45(金沢城北市民運動公園内)
開場 1990年
所有者 金沢市
管理・運用者 金沢市スポーツ事業団
グラウンド 人工芝
照明 照明塔 - 6基
使用チーム • 開催試合
石川ミリオンスターズ(2007年 - )
収容人員
10,000人
グラウンドデータ
球場規模 両翼:99 m
中堅:122 m
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金沢市民野球場(かなざわしみんやきゅうじょう)は、石川県金沢市金沢城北市民運動公園内にある野球場。施設は金沢市が所有し、金沢市スポーツ事業団指定管理者として運営管理を行っている[1]

歴史

金沢市の市制100周年事業として整備された城北市民運動公園内に1990年開場。以来高校野球などアマチュア野球の公式戦が行われている。2007年からはベースボール・チャレンジ・リーグ石川ミリオンスターズが主たる公式戦開催球場の一つとして使用してきた。2013年には初めてポストシーズンゲーム(グランドチャンピオンシップ)を実施し、翌年以降はすべてのポストシーズンゲームが当球場で実施されている。公式戦開催数でも2015年以降はシーズンの過半数となる20試合以上を毎年実施しており、石川県立野球場に代わってメイン球場となっている。石川の所属リーグが日本海オセアンリーグ(2022年)、日本海リーグ(2023年 - )と移ってからも引き続きメインの開催球場となった(日本海オセアンリーグではセントラル開催方式による他球団ホーム試合もあり)[2][3]

収容人員は10,000人と少なく、一軍のプロ野球公式戦が開催されたことは一度もない。ただ金沢市は建設当初、後に増築して収容人員を25,000人前後まで増強できるよう、球場の周囲にスタンドを拡張するための用地を確保している。しかしその後石川県立野球場が設備を拡充するなどし、また市も財政難に苛まれるなどして、現在に至るまで拡張は実現していない。

2021年度から、全面人工芝に改修された。

主なエピソード

  • 1990年9月1日に竣工記念で開催された「日韓親善高校野球大会」石川県選抜チーム対韓国選抜チーム戦で、当時星稜高等学校1年生だった松井秀喜が球場第1号本塁打を放った。市民球場の正面ロビーには、その時のボールが展示されている[4]。この模様は朝日放送北陸放送の協力で制作し、両局でテレビ放送された。
  • 1994年5月8日イースタン・リーグ公式戦千葉ロッテマリーンズ対読売ジャイアンツが開催され、4-1でロッテが勝利している。

施設概要

  • 両翼:99m、中堅:122m
  • 内野:クレー、外野:天然芝
  • 照明設備:6基
  • 収容人員:10,000人
    • 内野:7,000人(全席背もたれ付セパレート席)、外野:3,000人(芝生)
  • スコアボード:得点表示部=電光式、その他=パネル式

交通

脚注

  1. ^ 指定管理者制度導入施設一覧 - 金沢市
  2. ^ 2022NOL日程20220401更新 (PDF) - 日本海オセアンリーグ(2022年4月1日)2022年4月2日閲覧。
  3. ^ 試合情報 日本海リーグ2023公式戦 - 日本海リーグ(2023年9月25日閲覧)
  4. ^ 金沢市民野球場 - かなざわスポーツネット(金沢市スポーツ事業団)

関連項目

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