NHK教育テレビジョン

NHK教育テレビジョン(NHK Eテレ)
開局日1959年1月10日[注 1]
映像方式480i(SD、旧アナログ放送、マルチ編成(021と023に分かれるとき))
1080i(HD、デジタル放送、単独編成)
日本の旗 日本
言語日本語
放送エリア日本全域
ストリーミング
NHKプラスEテレ - NHKプラス
Eテレ3 - NHKプラス
NHK E[注 2]
みつかる Eテレ
基本情報
略称(愛称) Eテレ、NHK E[注 3]
運営(番組供給)事業者 日本放送協会
ジャンル 地デジ難視対策衛星放送
放送内容 地上デジタル放送サイマル放送[注 4]
衛星基幹放送(BSデジタル放送)
放送事業者 社団法人デジタル放送推進協会
チャンネル番号 Ch.292
物理チャンネル BS-17ch
放送開始 2010年3月11日
放送終了 2015年3月31日終了
公式サイト
特記事項:
地デジ難視対策衛星放送対象リスト(ホワイトリスト)に掲載された地区のみ視聴可能。
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NHK教育テレビジョン(エヌエイチケイきょういくテレビジョン)は、日本放送協会(NHK)による地上基幹放送の一種別のテレビジョン放送国内放送でもある。

教育番組を中心とした編成で全国放送を行う。

略称はNHK E教育テレビ、及びEテレ2011年6月1日よりEテレが対外的名称として使われるようになり[1]、それ以降教育テレビの呼称はあまり使われなくなっている。

キャッチコピーは、「みつかる Eテレ[2]

概要

地域ごとに番組が異なる編成を組むNHK総合テレビジョン(NHK G)と異なり、日本全国で統一した番組編成を基本とするため、関東地方東海3県近畿地方においては、一部に県域放送を設定するようなことはなく民間放送広域放送と同等の放送エリアとしている。これにより独自に放送を行うことができる放送局は41局と総合テレビより少ない。

編成は概ね各種教育[注 5]趣味教養講座福祉障害者向け、子供向けの娯楽を基本としているが、高校野球等のスポーツ中継なども放送される。一部はかつて総合テレビで放送されていたものが、媒体変化などもあって集約されたものである。

2000年代頃から[注 6]は、過去の番組構成を踏襲しながらも個々の番組をリニューアルし、タレントを起用するなど軟化させた、俗受けするような番組もラインナップされるようになっている。例えば「囲碁将棋」「障害者」「クラシック音楽」「語学」「短歌俳句」などは、それのみを純粋に扱うだけでなく、「バラエティ番組に近い教養番組」として作られているものもある。番組の編集もテロップワイプを多用して民間放送のそれに近くなっている。

きょうの料理』、語学講座や趣味番組では必ず番組の最後に番組テキストの宣伝が挿入される。『日曜美術館』のテーマは国内の美術館で企画が行われていたり、「○○周年」のような産業的に利用するに時宜にかなった作家ジャンルが優先的に取り上げられている。

かつては24時間放送を行っていた時期があったが、諸般の事情により中止し、一日平均21時間前後の放送となっている。ただしこれについてはデジタル化原則完了もあり、引き続きマルチ編成の活用などによる削減に向けた取り組みが進められており、2012年度からは、さらに放送時間が削減[3]

本局での最高視聴率は、『第61回全国高等学校野球選手権大会』の「箕島対星稜」中継(1979年(昭和54年)8月16日)で、29.4%を記録した[注 7][5]

歴史

世界初の教育専門チャンネル

1959年昭和34年)1月10日に日本で初めて教育放送を専門に扱うテレビジョン放送局として東京[6]、同年4月1日大阪が開局した。当初は全日放送ではなく、日中の数時間は中断しテストパターンなどが流されていた。

1959年1月10日の当日の番組[7]
  • 10:50-11:00 放送開始・おしらせ
  • 11:00-11:15 三学期の贈り物「はてなはてな お正月」(実質的な教育テレビの開局後最初の番組)
  • 11:15-11:35 同「芸術の窓・チャイコフスキーバレエ音楽」
  • 11:35-11:55 同「美術教室」
  • 11:55-13:00 海外だより
  • 13:00-13:30 教師の時間・火の燃え方
  • 13:30-14:00 母親から教師から・入学前にしつけておきたいこと
    (14:00-15:00 放送休止=モノスコープによる試験電波
  • 15:00-16:05 NHK東京教育テレビジョン放送開局記念式典実況(NHKホール内幸町〉から公開生中継)
    (16:05-18:00 放送休止=試験電波)
  • 18:00-18:03 放送再開・おしらせ
  • 18:03-18:10 漫画映画ロデオ大会」
  • 18:10-18:40 びっくり百科
  • 18:40-19:00 連続ドラマ「鉄砲小彌太」
  • 19:00-20:30 NHK東京テレビジョン放送開局記念特集
    • 式辞:NHK会長・野村秀雄
    • テレビを生活に生かすには(練馬公民館から公開生中継)
  • 20:30-21:15 日本の歴史・日本人と国家の起源
  • 21:15-22:00 音楽夜話(実質的なこの日の最終番組)
  • 22:00-22:03 おしらせ・放送終了

東京は完成から間もなかった東京タワーから1chで開局し、同年4月6日に千代田区の送信所(後の千代田放送会館)から3chで放送されていた総合とチャンネルが入れ替わった。大阪はそれまでアメリカ軍レーダー用に割り当てられた12chが使用された。全国的にみても、教育テレビのアナログ放送には、12chが割り当てられている地域が比較的多かった。 なお、教育テレビが全国に置局化されるまでは、教育テレビの未開局の地域では総合テレビで一部の学校放送番組が放送されていた。

カラー放送は、先ず東京で、1959年4月6日に、前述の総合テレビと教育テレビのチャンネルが入れ替わったのを機に、それまで総合テレビでやっていたその実験放送がそのまま教育テレビに引き継がれ、翌日からそれを引き継いで開始[8]。翌年(1960年)9月10日の本放送の前日まで行われた。そして、翌日からの本放送は、東京・大阪共に、総合テレビと同日に開始された。NHKアーカイブスの番組表検索によると、本放送開始の1960年(昭和35年)9月10日の幼児向け番組「かっちゃん」に[注 8]との記載があり、9月12日以降、『理科教室小学校1年生 ~なんなんなあに~』、幼児向けの『できたできた』、小学生高学年向けの『美術教室』『音楽教室』などが、東京ではカラーで放送されており(その後一部は大阪でもビデオ送りでカラー放送となった)、その多くが同年4月の実験放送時から、後の本放送化を考えてカラーで制作かつ実験放送されていた番組である。[9]

オイルショックとその後の変容

第1次オイルショックの影響を受け、1974年(昭和49年)1月16日以降、14:30から17:30のうち1時間から3時間を休止に充てるとともに[10]、深夜も23:00で放送が打ち切られた[11]。ただし早終い全面解除までその後10年を要した総合と異なり、2か月半後には深夜の終了が30分延ばされ23:30に、9月には日中の放送休止解除、そして翌1975年(昭和50年)度には東京・大阪のアナログUHF実験局閉局もあり、放送大学の開学に向けた実験番組『大学講座』を放送[注 9][注 10]することになったため、1年2か月半ぶりにオイルショックによる時間短縮措置が全面解除された。

放送自体のカラー化開始は総合と同時期だったのに対し、番組の全面カラー化は渋谷の放送センターへ東京の拠点集約を完了してからもまだ実現せず、1977年(昭和52年)10月1日であった[注 11]。このカラー化により日本のテレビ番組から、過去作の再放送等を除いた白黒放送が消滅した。

アナログ音声多重放送については、1980年代半ばまでは計画がなかったが、まず三大都市圏で1990年平成2年)10月から、その他は翌年3月21日春分の日)からの実施であった。いずれも総合テレビや在京・在阪民間放送より相当遅かった。文字多重放送字幕放送)については1999年(平成11年)と、さらに開始が遅かった。

しかし、これらのサービスを開始することにより、教育テレビの編成における制約が徐々に少なくなっていった。この動きに合わせるかのように、それまで総合で放送されていたジャンルの一部が、衛星テレビジョン本放送開始も相まってジャンル整理の一環として教育テレビに移ってくるようになった。総合で放送されていた子供向け番組は、平成時代に入ると姿を消し、教育テレビに集約された。総合の空いた時間帯には、報道・情報番組が編成されるようになっていった。

なお、衛星放送は当初、1984年5月12日試験放送の名目で、2チャンネル同時開局して、衛星第2放送を使って教育テレビとの完全サイマル放送を行う予定だったが、ゆり2号aの太陽電池の不具合の発生に伴い、当初総合テレビジョンの完全サイマルを予定していた衛星第1放送のみの開局[12]となった際、一部の番組の時差編成を中心に放送が開始され、1986年12月26日から衛星第2放送が開局後から正式に教育テレビとの完全サイマル[13]に移行した。

その後1987年7月4日から、衛星第1放送が完全自主編成による24時間放送となったのに伴い、地上波難視聴対策放送は衛星第2放送に集約[14]されるが、大半の時間は総合テレビとの同時生放送が主であり、教育テレビは地上波からの時差放送が主となり、1989年6月3日6月1日より本放送開始)以後[15]は衛星第2放送でも自主編成を主体とした放送に移行したため、地上波の難視聴対策編成は時差編成(報道・スポーツ・連続テレビ小説大河ドラマ等一部は同時生放送)が主体となる。特に、語学・一般向け教養番組は深夜0-3時台、学校向け放送は4時台[16]に編成されることが多くなる。2011年3月31日でBS2の放送が終了、NHK BSプレミアムへ移行[17]し、(新)BS1同様完全自主編成となったため、地上波難視聴対策放送は事実上終了した。ただし、地上デジタル放送の難視聴地域対策の一環で、2010年3月11日より2015年3月31日まで[18]の暫定処置として、BS292を使用した衛星のセーフティーネットによる同時放送は行われていた。

時間枠の拡大・縮小

後述の表でも説明するが、放送開始当初は1日5時間[注 12]で、早朝、および日中のうち午後の時間帯は放送休止となっており、その時間帯は放送設備点検のためのテストパターン画像とレコード音楽を延々流す程度[注 13]だった。その後放送時間の拡大が進み、1964年には午後0時台(午前12時台)の休止が廃止、さらに早朝放送も開始するようになった。終日放送[注 14]となったのは1967年4月度の改編の時である。

時間枠の拡大は、長らく編成上止むを得ずどうしてもという場合に限られていた。山田誠浩のアナウンスによる放送終了告知[注 15]も存在したが、放送されることは極めて稀であった。

教育テレビが大規模に時間枠拡大に向けた動きを見せたのは、1989年(平成元年)11月頭に3夜連続で編成した『Channel E ウィークエンドラリー』が最初であった[19]。ただしこれは終夜放送ではなく、午前2時前後に終了するものであった。実験的編成であったため、この時は継続して行われることは無かった。

1990年代後半になって、少しずつ「24時の壁」が破られるようになる[注 16]1998年(平成10年)度には語学講座の深夜編成により月-金曜の一部は0:35(放送日基準24:35)終了となった。翌1999(平成11)年度はさらに拡大され、月-金曜は2:00(放送日基準26:00)までに。そして翌2000年(平成12年)には遂に、原則第2・4・5週の日曜深夜=月曜未明[注 17]を除き、5:00基点の24時間放送を開始した。ただ当時は第2・4・5週の日曜の翌日が祝日や振替休日になる場合、放送休止の編成に対する批判の声が多かった[注 18]大地震津波が発生した場合以外の自然災害=災害対策基本法履行、及び大事件など有事発生時の速報義務が、いわゆる「全波全中」を伴うものを除き、教育放送系チャンネルには無いため、2000年(平成12年)7月以後も放送休止は全国一斉に行われている。但し24時間放送実施時の平日のメンテナンスは各局任意だった。

しかし、一連の不祥事による受信料収入の減少の影響で、経営再建と経費削減を行う観点から、2006年(平成18年)4月2日から3日にかけての深夜の放送を以って衛星ハイビジョンと共に24時間放送を中止し、深夜は再び原則としてメンテナンスタイム(放送休止枠)に充てることとなった。その後、地球温暖化防止対策として2008年(平成20年)10月からアナログ放送で、翌2009年(平成21年)4月からは三大都市圏のデジタル放送でもそれぞれ完全停波するようになった。ただし、全国放送終了後の深夜時間帯に各地の放送局が不定期にその地域向けに番組を放送する場合もあるほか、高校野球地方大会など地域番組に差し替えた関係で放送できなかった番組の時差放送が行われることもある。なお、休止時間については後述する

2012年度からは月曜から金曜の放送開始時刻が1999年度から続いていた5:00から5:30に繰り下がることになった。土日は従来どおり5:00開始となる。2015年度は日・月が5時、他が5:30となり、2016年度からは日が5時、それ以外が5:30である。[注 19]

デジタル化

2003年(平成15年)

  • 11月10日 10:00からデジタル放送の試験放送開始[20]
  • 12月1日 それまでのアナログ放送を置き換えることを主目的としたデジタル放送は、三大都市圏(東京、大阪、名古屋)からスタートした[21]。デジタル放送(アナログ放送は2006年1月)のクロージング時はNHKのロゴを表示した後に『教育テレビジョン』の文字が追加されている。

2008年(平成20年)7月24日よりアナログ放送において、3年後の同日までにアナログ放送が終わる予定であることを周知するためとデジタル放送への円滑な移行を促進するため、画面右上に「アナログ」の字幕を出すようになった。

2010年(平成22年)

2011年(平成23年)

  • 3月11日東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の発生直後から予定されていた番組のほぼ全てを休止し、津波警報[22]安否情報・生活関連情報を繰り返し生放送した[23]。同月末での廃局が決まっていたBS2(BSデジタル102ch)でも、衛星によるセーフティーネット(BSデジタル292ch)とは別に、18日まで暫時的に教育テレビの番組の同時配信を実施した。19日以降も暫く一部時間帯で避難所にいる被災者名簿の放送を行った。
  • この震災により、盛岡仙台福島の各局では、アナログの廃局予定が2011年度末に延ばされた。
  • 6月1日、前年度より愛称として使われていた「NHK Eテレ」を、50年以上使われてきた「NHK教育テレビ」及び「ETV」に代わる新しい一般名称として採用した[24]
  • 7月24日12:00(午後0時)を以って、前述3局とその中継局を残し、アナログの通常放送終了。アナログの最終番組は『囲碁・将棋フォーカス』で、その途中での終了だった(地域により全国高等学校野球選手権大会地方大会の中継。特別なアナウンスはなく、字幕スーパーでの告知だった)。23:59(午後11時59分)にアナログ放送は完全停波された。なお、「デジアナ変換」では、それまでアナログ放送で用いられてきたチャンネルで送信されることがあった。

2012年(平成24年)3月31日、前述3局とその中継局も、アナログ放送完全停波。これにより全国で完全デジタル化完了。

2015年(平成27年)3月31日、正午(午後0時)を以って、BSセーフティーネット(BS292ch)による東京Eテレのサイマル放送を終了。

2020年(令和2年)

  • 3月1日、常時同時配信・見逃し番組配信のNHKプラスでのサイマル配信を開始した[25]
  • 3月30日、一般呼称を「NHK E」という表記となった(キャッチコピーとEテレ0655&2355を除く)

2021年(令和3年) 3月29日、この日から特別番組や再放送の番組等の一部の番組を除いて殆どの番組のエンドクレジットから「終」、「おわり」、「END」等の表記が見られなくなった。なおTVスポットでは3月29日、この日からいずれかの番組のTVスポットを26秒から30秒に変わった。

呼称とデジタル放送のロゴ

2011年4月から2020年3月まで使用されていた旧ロゴマーク。以降もNHKを冠さない形で存続自体はしている。

開局以来、一般的な略称には様々あり、1959年昭和34年)2月1日に日本で唯一だった民間放送の教育放送局として開局し、1973年(昭和48年)11月1日日本教育テレビ[注 23]が一般総合局に移行してからは事実上日本で唯一の教育放送専門チャンネル[注 24]となったことから「教育テレビ」や英語名の“Educational Television”から採った「ETV」はNHK教育テレビジョンを指すようになった。総合テレビの「GTV」は群馬テレビと略称が同じであることから混同を避けるために使用頻度は少なかったが、ETVはこれを略称とする局もないために対外的にも使用されていた。

NHKは2010年(平成22年)度から、新たな愛称として「Eテレ」を採用し[26]、翌2011年(平成23年)6月1日からは正式に対外的な名称として採用され、新聞やテレビ情報誌の番組表等における局名表記も「Eテレ」に改められた。EPGでの放送局名表記も同年7月11日の放送開始から「NHKEテレ(放送局名)」に変わった[注 25]

地上デジタル放送におけるウォーターマーク表記は2011年(平成23年)4月11日の放送開始から[注 26]アイコンはその3か月後(局名表記変更の日)に受信機表示アイコンは「NHKE」から「NHKEテレ」に変更された。2020年3月30日からは受信機表示アイコンは「NHKE(文字配列はENHK)」に、ウォーターマーク表記「NHK E」に変更された[27]

2020年3月30日から、「NHK E」という一般呼称とされているものの、2024年4月現在、新聞やテレビ情報誌の番組表等における局名表記は「NHK Eテレ」のままであり、EPGも同様に「NHKEテレ(放送局名)」のままである。

ただし、呼出名称(コールネーム)は「NHK教育テレビジョン」で変わらず、放送開始、終了時に放送される局名告知も表示は「NHK教育テレビジョン」で、コールサインの読み上げも「JO○B(C)-DTV、NHK○○教育デジタルテレビジョン(です)」[注 27]である。

各種メディアでは「教育テレビ」「教育」「ETV」等といった表記も混在していたが、「Eテレ」を愛称に採用したことでその表記がすっかり定着したため「(NHK)E」の表記はNHK以外では皆無に近い(これは「(NHK)G」も同様)。

番組

編成方針

幼児向け番組や小学生向けの学校放送、定時制・通信制高校の生徒向けの授業番組[注 28]趣味番組、語学番組、アニメ、福祉情報番組を中心に構成されている。よく再放送(例:語学番組や日本芸能の番組では放送当日の正午から先週分の再放送を行う)があることも特徴。学校放送は基本的に各学期ごとに隔週で新作を放送し、初回の生放送が終わった後は、2週間後の次回の生放送まで同じ番組内容を曜日を変えて再放送を繰り返し、1番組につき6回程度同じ番組が放送されている。また夏休み冬休み春休みは「○○のテレビクラブ」と称し、長期休校前の直近の学期で放送した内容を集中的に再放送している。

デジタル放送のマルチ編成は月-金曜午後2時から午後3時30分までで、高校講座から囲碁・将棋、短歌・俳句番組の裏番組として高校講座ライブラリー及びNHKワールドが放送されている。

2003年度(2003年4月7日開始)には「今夜もあなたのパートナー」、「まる得マガジン」、「100語でスタート!英会話」の開始や「ゴガク系」と称し、7つの語学講座の生徒役がすべて女性タレントとなる、高校講座のリニューアルなど大規模な改編が行われた。

2011年以降、演劇クラシックなど教養番組のウェイトが低くなり、民放色の強い趣味番組バラエティや健康番組のウェイトが大きくなった。高校講座でも芸人アイドル等を起用し、教育番組というより民放におけるバラエティの傾向が強くなった。

放送時間の遍歴

24時以後は実際の日付では翌日にあたる[28]
年度 放送開始 放送終了 備考
1959年 10:58 22:03 中断 11:55 - 13:00、13:22 - 18:57
11:55 - 13:00には「テストパターン・レコード音楽」とする説明があった。
日曜は放送開始が13:00で14:00 - 18:57が中断時間だった。
1960年 9:58 23:00
1961年 9:37 23:37 中断 11:55 - 13:00、13:45 - 15:30、16:30 - 18:25
土曜は11:55 - 13:00、14:00 - 18:25中断、日曜は9:57放送開始、12:00 - 19:00中断。
1962年 - 1963年 9:00 23:45 中断 11:55 - 13:00、13:00 - 15:30、16:30 - 18:10
土曜は11:55 - 13:00、14:00 - 17:55中断、日曜は13:30 - 17:55中断。
1964年 9:00→7:00 23:50 中断 14:30 - 16:30、16:30 - 18:00
土曜は14:00 - 18:00、日曜は14:00 - 18:00中断
12時台の中断が廃止、4月より早朝放送を開始。平日・土曜は8:00 - 9:00も放送中断。
1965年 7:00 23:30 中断 8:00 - 9:00、16:00 - 18:00
土曜は8:00 - 9:00、14:00 - 18:00、日曜は14:00 - 18:00中断
10月頃から平日夕方の放送中断が17:00 - 18:00に短縮。
1966年 23:50 中断 17:00 - 18:00
土曜・日曜は15:00 - 18:00中断
土・日曜の放送中断時間が短縮された。
1967年 6:00 中断時間を廃止し終日放送に移行。
1968年 - 1974年1月15日 23:58
1974年1月16日 - 3月31日 23:00 中断 16:30 - 17:30
第1期オイルショックにより放送時間短縮[29]
1974年4月1日 - 9月8日 23:30 中断 16:30 - 17:30(平日)、14:30 - 17:30(土曜)、16:00 - 17:30(日曜)
第1期オイルショックにより放送時間短縮[29]
1974年9月9日 - 1975年4月6日 オイルショックによる中断廃止
1975年(4月7日以後) - 1991年 23:58[注 29]
1992年 月 - 木・土 0:15
(月 - 木曜は原則として)
金・日 24:00
月 - 木曜に「アンコールアワー」、土曜日に「スタンダード日本語講座」を編成したため、
日またぎ編成を実施。
1993年 - 1994年 平日 24:00
土・日 0:15
日またぎ編成を土・日のみに一時縮小。
1995年 平日 0:20
土 0:15
日 0:30
平日の日またぎ編成を本格再開
1996年 平日 0:20
土 0:15
日 24:00
1997年 平日 0:25
土・日 24:00
1998年 月 - 木 0:35
金 0:25
土 0:30
日 24:00
1999年 5:00 月 - 土 2:00
日 0:45
放送時間拡大
2000年 - 2005年 月 - 土・第1・3日 24時間放送
(5:00起点)
第2・4・5日 0:45
第2・4・5日曜を除き24時間放送実施[注 31]
2006年 - 2011年 後述の表参照 24時間放送を中止、深夜放送短縮
2012年 - 2014年 平日 5:30
土・日 5:00
平日の放送を5:30開始に繰り下げ
2015年 日・月 5:00
火 - 土 5:30
土曜日を5:30開始に繰り下げる代わりとして、月曜日を5時開始に繰り上げ
2016年 - 現在 月 - 土 5:30
日 5:00
日曜を除き早朝放送を5:30開始に統一
ただし月曜はメンテナンスをする場合は6:00開始に繰り下げ。

※ただし2022年(令和4年)7月2022年ウィンブルドン選手権の大会期間中は、4時台(総合では「国際報道2022」のNHK BS1で前夜放送分のディレーを行う都合上、連日4時(7月3日の日曜のみ4:30)から放送を開始し、5時半(日曜は5時)までの定時放送開始前までに試合終了となった場合フィラー放送として映像散歩が放送された

1日の大まかな番組種別編成

月曜日から金曜日は「ゾーン」を設定して集中編成(ブロックプログラミング)を行う。

番組内容

放送内容は幾つかのジャンルに大分される。

教育放送
幼児乳児・小学校低学年向け
少年少女・ティーンズ向け
  • テレビアニメ(夕方、一部曜日は19時台でも放送)
  • 中学生日記(2011年度終了)
趣味・実用・教養
帯番組として放送してきた3番組は2010年度より分離・独立した番組群となっている。
福祉・健康
芸術・文化

このほか、囲碁将棋俳句短歌を扱った番組、科学番組などを放送。報道に関する番組はほとんどないが、耳が聞こえない・聞こえにくい人も対象にした「NHK手話ニュース」を放送している。

教育やくらしといった真面目な番組を中心とする一方で、1990年代以降、『ハッチポッチステーション』、『ストレッチマン』、『ピタゴラスイッチ』のようなシュールな番組を制作することでも知られる。学校放送や語学番組、若者向け番組ではアイドルやお笑い芸人が出演したり、バラエティー番組の演出を取り入れたりと、内容を時代の波長にわずかながら合わせている箇所もある。普段テレビでは姿を見せない人選や、声優が顔出しで出演していることもある。そのためか教育テレビの熱狂的ファン層が存在し、教育テレビを特集した雑誌もある。

教育テレビで放送される番組の多くは、東京NHK放送センターで制作されているが、中には、『バリバラ〜障害者情報バラエティー〜』(大阪局)や『中学生日記』(名古屋局)、『俳句王国』(松山局、BS2から移動)など、NHK放送センター以外で制作されている全国向け番組もある。この他、各地の放送局が制作する地域向け番組も教育テレビで放送される事がある。

なお、毎年12月31日から1月3日(曜日配列によっては12月30日1月4日も。2013年12月30日が該当(1月4日は現時点で該当なし。))は通常の番組編成を深夜の一部を除いてほぼ全て休止し、年末年始特別番組編成が行われる。ちなみに毎年12月31日は8時台から18時台まで、NHKで放送されているアニメ作品の特番を放送することが恒例だったが、ポケモンショックが起きた翌年の1998年(平成10年)より長時間の編成はされなくなった。2004年(平成16年)以降の年末年始からは本放送中の作品を中心とした数話連続放送が行われるようになっている。また、近年では『おかあさんといっしょファミリーコンサート』等の再放送も行われる。

また学校の休校シーズンに当たる7月下旬 - 8月末、12月中旬 - 1月初旬、および3月下旬については、『手話ニュース』や一部の生活・福祉情報・教養・スポーツ中継番組などを除き、新規の番組制作を休みにし、これまでに放送された番組の再構成番組(学校番組は「(夏・冬・春)のテレビクラブ」名義のコンプレックス形式。ただし実際の放送ではこのタイトルは出ない)を中心とした内容になる。

番組の差し替え

基本的に番組編成の差し替えは行わず、ラジオ第2など他の一部のチャンネルも同様である。ただ、番組編成の差し替えという例は教育テレビではラジオ第2より多い。2012年度で定時に差し替え放送が行われるのは近畿地方[注 35]と沖縄県[注 36]のみ。

国会中継大相撲中継、高校野球やオリンピックなどのスポーツ中継を総合テレビから代替放送[注 37]する事がある。高校野球の地方大会やNHK全国学校音楽コンクールの地方大会など各放送局が独自編成することがある。またそれらローカル番組と総合テレビの長時間特番が重複した場合、特番を当該時間帯のみ教育テレビにリレーすることがある[注 38]

また、地震や津波、さらに周辺近隣諸国の危険行為に伴いJアラートが発動し、避難指示・勧告などが発令された場合の際には全波共通放送(緊急警報放送)、阪神・淡路大震災新潟県中越地震東日本大震災では「安否情報」を編成。通常放送に戻す場合でも状況に応じて字幕情報を放送する。1995年阪神・淡路大震災では1月17日から5日間、通常番組を全日、または一部休止し、安否情報特番を行ったが、数日間にまたいで教育テレビの番組を差し替えたケースはこのときが初であった。また2011年東日本大震災においても、3月11日の震災発生時から3月18日24時の放送終了まで通常番組の大半を休止した。特に11日の発生当初から3月13日の2日半は、当初から予定していた番組を全休し、地震・大津波警報についての報道、安否情報放送を行い、3月14日以後は視聴者保護のため、一部の児童向け番組(7・8時台と16・17時台)に限り通常編成に戻した[30]。また、18日までBS2とサイマル放送を行った。この他、1983年日本海中部地震による大津波が発生した時にも、数時間、総合テレビ・ラジオ第1・第2・FMとの5波全中[注 39]が、1989年昭和天皇崩御に際しても、宮内庁によって発表された午前8時前後と、新元号が発表された午前10時前後に7(8)波全中としてその関連放送が実施されている。その他、災害時の緊急報道の際は総合テレビでの関東地方もしくは関東甲信越ブロック向けのローカルニュース・気象情報がEテレで全国向けに差し替え無しでそのまま放送される場合もある(2022年1月16日トンガ海底火山噴火津波発生時などが該当[注 40])。

また2005年9月6日のように、総合テレビで選挙の政見放送が放送される場合は、政見放送のスケジュールが公職選挙法の取り決めで変更することができないため、突発的な事件・事故が起こった場合などに教育テレビで番組を差し替えて放送するケースもある。

昭和天皇崩御した際、NHKは当初全波で関連特別番組を放送していたが、崩御の報道が最初にされた2時間後程で、教育テレビについては各地の放送局の判断で順次通常番組に戻していった。このため、CSも民放BSもなかった当時、教育テレビは総合・BS2や民放が特別編成を実施した2日間、日本のテレビで、当チャンネルとBS1[注 41]の2局[注 42]だけが通常番組を放送する局となった。

詳細は「1989年のテレビ (日本)」を参照

2010年6月11日に総合テレビで放送された『いよいよ開幕 世紀の祭典を楽しもう! ~2010 FIFAワールドカップ〜』(19:30 - 20:45)は北海道地方では特別番組『生中継!YOSAKOIソーランナイト2010』(19:30 - 20:45)を優先したため、教育テレビで編成した。

デジタル放送

2003年(平成15年)から地上デジタルテレビ放送が始まった(リモコンキーIDは全放送局で例外なく「2」)。2004年9月から一部時間帯でマルチ編成を実施している。022chと023chで別の番組(過去に教育テレビなどで放送された番組やNHKワールドTVの番組の放送)を放送、2006年4月以後は023ch(サブチャンネル3)のみ実施。2007年度(平成19年度)は主に22:00以降に放送している趣味・教養番組を翌日20時から放送するほか、土曜・日曜は他の時間帯も含めてもう一度1週間分すべてを放送している。2009年度のマルチ編成は夜間の編成が廃止された代わりに、夕方14-15時台に組み、更に2010年度で、14時台の廃止(金曜日は継続)の代わりに早朝5時台に『NHK高校講座』の再放送(月 - 木)を編成。2011年度は月 - 水曜日が14:00 - 15:00、木・金曜日が14:00 - 15:30。

マルチ編成はメインチャンネル(021)、サブチャンネル(023)とも標準画質BS1三重テレビなどのようにメインチャンネルが、チバテレのようにサブチャンネルもハイビジョン画質にはなっていない。

また、BS1BS日テレWOWOWとは異なり色ボタンでは、選局できない。

なお、高校講座のマルチチャンネル編成による「アーカイブ」放送(半年ずれ)は、インターネットのオンデマンド配信の普及、並びに2025年度に予定されるNHKラジオ第2放送の廃止計画などに伴う抜本的な編成変更により、2023年9月をもって終了され、10月以後は当該時間帯(2023年度上半期は平日10時台)のマルチ放送がなくなった。

2007年(平成19年)9月7日の夜のマルチ編成では、前日に総合テレビで台風情報を放送したことに伴い教育テレビに移動して来た『世界体操競技選手権』により放送されなかった番組をマルチ編成の方が先行して放送する形になった。

近年多くの全国紙地方紙ブロック紙第2テレビ・ラジオ番組面でデジタルサブチャンネルの番組表を掲載するケースが増えている。『朝日新聞』はEテレの番組の末尾に、『日本経済新聞』はメインテレビ面(中面)の総合テレビの番組の下に掲載している。なお掲載サイズはいずれも小サイズ、または極小サイズである[注 43]。かつては『北海道新聞』でもデジタルサブチャンネルの番組表を掲載していたが、2011年10月以降は掲載されていない。

地上デジタル放送開始後もハイビジョン番組が少なく、4:3標準画質で制作された番組が多かった。2008年(平成20年)4月以降、標準画質のマルチ編成でも16:9の画面比率で制作された番組は増加の傾向にあり、標準画質制作された番組にサイドパネルを付けてハイビジョン画角で放送することも増えた。総合テレビと同じく4:3番組では画角情報も送信されている。

完全停波しない限りデータ放送もEPGも利用可能となっている。かつては放送休止中はデータ放送が利用できなかった[注 44]

総合テレビと併せて受信機のファームウェアアップデートなどのエンジニアリングサービスのデータを送信している。

データ放送

データ放送は地域ごとによる差し替えはなく、全国一律の内容となっている。主に、『きょうの料理』など、教育テレビ(Eテレ)で放送されている番組と連動した構成になっている。2009年度(平成21年度)・2011年度(平成23年度)・2015年度(平成27年度)にトップページのリニューアルを実施。

ワンセグ放送

NHKは放送法令等の規定により、ワンセグ放送は通常のデジタル放送(12セグ放送)とのサイマルを続けてきたが、2009年(平成21年)4月6日から、民放に続いて、ワンセグ独立放送を開始することとなった。その後、2009年(平成21年)2月18日に概要を発表し、この独立放送を「NHKワンセグ2」と命名。

開始時点では、月曜から金曜までの12時から1時間、同日の深夜及び土曜の13時から1時間、12セグとは別の番組を放送。その後、実績を踏まえ編成・番組の見直しが随時行われていた。総合ではなく教育とした理由は、教育が全国完全同一放送を基本としていること、この時間帯の総合はニュースなど、発局が入れ替わり立ち替わりとなる状態で技術的な難しさがあることとなっている。

2012年度から月-金曜12時台の生放送の帯番組を廃止するなど、ワンセグ用の独自番組の差し替えが大幅に削減され、2014年度は『青山ワンセグ開発』と『ワンセグ☆ふぁんみ』、および一部のミニ番組のみだったが、2015年3月をもってこれらはすべて終了となり、事実上ワンセグ2は廃止となった[注 45]

また、ワンセグでは、開始・終了時の法定局名表示は各局の表示ではなく、全国裏送りの回線で表示される「NHK教育テレビジョン」の統一表示であり、番組も全国共通の内容で、地域ごとの差し替え番組は放送されない。

放送形態

詳細は「日本放送協会の放送形態」を参照

編成上の1年の基点は原則として4月第1月曜日であるが、暦の関係で3月最終月曜日となる場合もある[注 46]。ただし学校放送については、3月最終週が春休みと重なるため、ほぼ必ず4月第1月曜に新番組へ更新される。

ネットワーク

EテレのリモコンキーID。全国共通で「2」に統一されている。

各放送局に関する情報は日本放送協会放送局の一覧を参照。

  • 総務省告示基幹放送普及計画に、テレビジョン放送は「協会の放送については総合放送及び教育放送各1系統の放送(中略)が全国各地域(中略)においてあまねく受信できること。」と規定されており、この「教育放送」がNHK教育テレビジョンで全国放送を基本とする。このため告示基幹放送用周波数使用計画親局たる東京以外は全部中継局と位置づけられているが、地域独自に番組の差替えはできる。但し、ラジオ第2同様に広域放送を基本とする。
  • 太字拠点局
  • コールサインは、ラジオ第2の「JO△△(識別符号)」の後ろに「-DTV」が付加される。アナログ放送では「-TV」であった。
  • デジタル放送のリモコンキーIDは全国一律「2」である。「2」が割り当てられたのは、NHKラジオ第2放送にちなんだとされる。ちなみに総合テレビのリモコンキーIDは「1[注 47]であるが、民放のアナログ親局に2chが割り当てられなかったため教育テレビのリモコンキーIDが「2」以外にばらける事態は回避することが出来た。
  • アナログ放送のガイドチャンネルは全国一律90chであった。
ブロック 放送局 デジタル アナログ
呼出符号 物理ch 空中線電力
(W)
放送開始日 呼出符号 物理ch 空中線電力
(映像:W)
放送開始日 放送終了日
北海道 札幌 JOIB-DTV 13ch 03k 2006年06月01日 JOIB-TV 12ch VHF 10k 1962年06月01日 2011年07月24日
函館 JOVB-DTV 14ch 01k 2007年10月01日 JOVB-TV 10ch VHF 01k 1960年08月01日
旭川 JOCC-DTV 13ch JOCC-TV 02ch VHF 1960年11月01日
帯広 JOOC-DTV JOOC-TV 12ch VHF 1962年10月01日
釧路 JOPC-DTV 29ch JOPC-TV 02ch VHF 1962年02月01日
北見(網走送信所)[† 1] JOKD-DTV 13ch JOKD-TV 12ch VHF 1963年12月01日
室蘭 JOIZ-DTV 16ch JOIZ-TV 02ch VHF 1960年09月01日
東北 仙台 JOHB-DTV 13ch 03k 2005年12月01日 JOHB-TV 05ch VHF 10k 1960年12月01日 2012年03月31日
秋田 JOUB-DTV 50ch 01k JOUB-TV 02ch VHF 05k 1962年10月13日 2011年07月24日
山形 JOJC-DTV 13ch JOJC-TV 04ch VHF 03k 1962年11月01日
鶴岡 (山形・中継局) 32ch 00500 2006年12月01日 JOJD-TV[† 2] 06ch VHF 01k
盛岡 JOQC-DTV 13ch 01k 2005年12月01日 JOQC-TV 08ch VHF 03k 1960年12月23日 2012年03月31日
福島 JOFD-DTV 14ch 03k JOFD-TV 02ch VHF 1960年11月01日
青森 JOTC-DTV 13ch 01k JOTC-TV 05ch VHF 05k 1961年10月07日 2011年07月24日
関東
甲信越
東京 JOAB-DTV 26ch 10k 2003年12月01日 JOAB-TV 03ch VHF 50k 1959年01月10日
長野(美ヶ原送信所)[† 3] JONB-DTV 13ch 01k 2006年04月01日 JONB-TV 09ch VHF 01k 1962年11月01日
新潟 JOQB-DTV 03k JOQB-TV 12ch VHF 05k
甲府 JOKC-DTV 23ch 02k JOKC-TV 03ch VHF 03k 1963年12月01日
中部 名古屋 JOCB-DTV 13ch 03k 2003年12月01日 JOCB-TV 09ch VHF 10k 1962年03月27日
金沢 JOJB-DTV 01k 2006年07月01日 JOJB-TV 08ch VHF 03k 1962年04月01日
静岡 JOPB-DTV 2005年06月01日 JOPB-TV 02ch VHF 01k 1962年01月08日
浜松 (静岡・中継局) JODC-TV[† 4] 08ch VHF 1960年09月01日
福井 JOFC-DTV 21ch 2006年05月01日 JOFC-TV 03ch VHF 03k 1962年11月01日
富山 JOIC-DTV 24ch 2004年10月01日 JOIC-TV 10ch VHF 1961年04月01日
近畿 大阪 JOBB-DTV 13ch 03k 2003年12月01日 JOBB-TV 12ch VHF 10k 1959年04月01日
中国 広島 JOFB-DTV 15ch 2006年10月01日 JOFB-TV 07ch VHF 1961年01月08日
福山 (広島・中継局) 44ch[† 5] 00100 2007年04月30日 JODD-TV[† 6] 07ch VHF[† 7] 01k 1962年12月01日[† 8]
岡山 JOKB-DTV 45ch 02k 2006年12月01日 JOKB-TV 03ch VHF 10k 1963年06月29日
松江 JOTB-DTV 19ch 01k 2006年10月01日 JOTB-TV 12ch VHF 01k 1962年12月28日
鳥取 JOLC-DTV[† 9] 20ch 00100 JOLC-TV[† 10] 04ch VHF 1962年12月28日
山口(防府送信所)[† 11] JOUC-DTV 13ch 01k JOUC-TV 01ch VHF 1962年09月01日
四国 松山 JOZB-DTV[† 12] JOZB-TV[† 13] 02ch VHF 05k 1962年06月01日
高知 JORB-DTV JORB-TV 06ch VHF 01k 1961年08月01日
徳島 JOXB-DTV 40ch JOXB-TV 38ch UHF[† 14] 10k 1968年02月20日
高松 JOHD-DTV 13ch 2006年12月01日 JOHD-TV 39ch UHF 1969年03月22日
九州・
沖縄
福岡 JOLB-DTV 22ch 03k 2006年04月01日 JOLB-TV 06ch VHF 1962年09月01日
北九州[† 15] JOSB-DTV[† 16] 42ch 01k 2006年10月01日 JOSB-TV 12ch VHF 01k 1962年01月08日
熊本 JOGB-DTV 24ch 2006年12月01日 JOGB-TV 02ch VHF 1963年02月14日
長崎 JOAC-DTV 13ch JOAC-TV 01ch VHF 1963年12月01日
佐世保 (長崎・中継局) 40ch 2007年04月01日 JOAZ-TV[† 17] 02ch VHF
鹿児島 JOHC-DTV 18ch 2006年12月01日 JOHC-TV 05ch VHF 05k 1962年04月08日
宮崎 JOMC-DTV 13ch JOMC-TV 12ch VHF 01k 1963年12月01日
大分 JOID-DTV 14ch JOID-TV 03k 1962年12月01日
佐賀 JOSD-DTV[† 18] 25ch 00100 JOSD-TV[† 19] 40ch UHF 05k 1969年03月15日
沖縄[† 20] JOAD-DTV 13ch 01k 2006年04月01日 JOAD-TV 12ch VHF 1972年05月15日[† 21]
  1. ^ 北見市内には別途「新北見中継局」が置かれている。
  2. ^ 1991年11月の免許更新を機に呼出符号廃止。
  3. ^ 長野市内には別途「善光寺平中継局」が置かれている。
  4. ^ アナログ放送終了時に呼出符号廃止。
  5. ^ 福山市内の彦山におけるチャンネル。
  6. ^ 2003年11月の免許更新時に呼出符号廃止。
  7. ^ 尾道市向島町の高見山送信所におけるチャンネル。
  8. ^ 開局時は「尾道放送局」。1967年3月15日付で今の福山市内に移転し改称。
  9. ^ 親局は毛無山。
  10. ^ 親局は鉢伏山。
  11. ^ 山口市内のうち旧山口市域は鴻ノ峯中継局などでカバー。
  12. ^ 親局は行道山。
  13. ^ 親局は城山。
  14. ^ 日本初の大電力UHF親局である。
  15. ^ 1963年2月9日までは「小倉(こくら)放送局」。
  16. ^ デジタル放送は段階的にフルパワー化したこともあり、当初は呼出名称だけが付与され、呼出符号の付与が保留されていた。
  17. ^ 開局時はJOAY-TVで、1982年11月の免許更新時に変更。1991年11月の免許更新迄に呼出符号廃止。なお、当該呼出符号は2018年4月1日より朝日放送テレビに「JOAY-DTV」として再割当て。
  18. ^ 親局は九千部山。
  19. ^ 親局は日の隈山。
  20. ^ トランスポートストリームは「那覇」。
  21. ^ 総合テレビと異なり、本土復帰に合わせて新規開局。

深夜放送

2000年度(平成12年度)から5:00起点の24時間放送を実施[注 48]。2006年度(2006年4月3日月曜深夜以降)は基本的に5:00から翌日2:00の21時間放送とし、特別編成や災害・地震などの緊急報道が行われる場合およびその日の総合テレビの管内全域放送休止による終夜放送振り替えを除き放送休止となる。

なお、送信所の点検・整備を行う場合を除き、原則として停波は行われない。「緊急ニュース等がある際には 総合テレビをお休みしている地域では ご覧のチャンネルでお伝えします(一部地域を除く)」の告知画面となる。この告知は東京の放送センターから送信しているため「NHKEテレ」→「NHKE」のウォーターマークも表示されたままとなる。ちなみに総合テレビが停波(放送休止)する場合、その日の総合テレビ放送休止対象地域のみ終夜放送し、緊急放送に備える。放送局管内全域で休止となる場合に限られ、送信所個別による放送休止では適用されない。ただし、放送局管内全域で総合・教育とも休止となる場合もある。

休止中は各地の放送局で独自の試験を行うことがあるが、4:35からは、全国共通で5.1チャンネルサラウンドステレオ、2重音声やマルチ編成などの試験を行っている。アナログ放送では14:9、16:9の画角切り替えの試験も行われている[注 49]。なお、青森放送局では、アナログ放送終了までアナログ放送では途中で停波した。

また、やむを得ずごく一部の地域で日中の時間帯に2分ほど放送休止となる場合もある[注 50]

他に年2回[注 51]の放送機器メンテナンスの実施日と、年末年始[注 52]、夏季の『NHK高校講座ライブラリー』の放送ストック調整のための休止日は下表の表記時間より25-90分の範囲で放送終了を繰り上げた。

2007年度(平成19年度)以後は『高校講座ライブラリー』が月曜 - 木曜深夜(2007年度は1:30-3:00)に移動などの編成替え、更に2008年度(平成20年度)からの地球環境対策(後述)の一環での時間短縮などで以下の表のとおり放送終了時間が設定されている。特に、2012年度からは地デジへの完全統合のため、高校講座ライブラリーの時間を月-金曜の日中にマルチチャンネル編成で行うなど、地球温暖化抑制のための取り組み強化のため、更に放送終了が繰り上げられており、2019年度からはさらに0時台の段階での放送終了日が強化されている。2019-20年度は月・火・日曜が翌日の0:45-50の間で終了していたが、2021年度はさらに増え、水曜のみ同1:00までの放送となっている以外は0時台での終了となり、特に月・火・木・土曜日は0時台前半での終了となった。なお、2021年度は、夏期の東京オリンピック開催による日中の競技中継実施により、日曜日の『第71回NHK杯テレビ将棋トーナメント』と『第69回NHK杯テレビ囲碁トーナメント』が深夜に繰り下げとなった為、臨時で深夜放送が復活した[注 53]

2023年[31]は0時(前日24時)台を「戦略的アンコール枠」と位置付け、全体的に1時(同25時)台前半まで放送時間を延長する。

なお、1日の放送開始・終了時はそれまでは単に「放送休止」「開始・終了映像」としか表記されていなかったが、2021年3月29日の新年度番組改編以後、放送開始時[32]は「開くいちにち」、同終了時[33]は「閉じるいちにち」として電子番組ガイド(EPG)に記載されている[34]。それ以前はロダン・考える人の銅像[注 54]、自然の芽吹き、Mr.脳のアニメーションなどが放送開始・終了時(終了時は国旗掲揚と君が代の演奏、24時間放送実施時のジャンクションの時間帯は国旗掲揚とファンファーレも)がそれぞれ放送されていた。

年度 月曜日 - 木曜日[注 55] 金曜日[注 55][注 56] 土曜日[注 55][注 57] 日曜日
2006年度上半期 2:00
(木曜のみ2:30)
3:00 1:00
2006年度下半期 月 2:10
火・水 2:00
木 2:30
2007年度 3:00 原則1:35[注 58] 1:50 0:30[注 59]
2008年度上半期 2:45
(月曜日のみ2:50[注 60]
原則2:15(金曜日のみ[注 61] 1:35
2008年度下半期 原則1:40[注 61] 1:35 0:35
2009年度 2:50 原則1:10 1:15 0:40[注 61]
2010年度 2:40
(木曜日のみ2:50[注 62]
原則1:15 1:10 1:00
2011年度 2:35 1:45 1:20 0:45[注 63]
2012年度 1:25
(木曜日のみ原則2:20[注 64]
原則2:00[注 61] 原則1:50 1:25
2013年度上半期 月・火 1:25
水 1:40
木 原則2:20[注 64]
原則1:45 原則1:35 1:35
2013年度下半期 月 2:05
火 1:25
水 1:40
木 原則2:20[注 64]
2014年度 月 1:40
火・水 1:25
木 原則1:50[注 64]
2:00 原則2:00 1:10
2015年度 月・火 1:40
水 1:50
木 原則1:45[注 64]
1:55 1:25
2016年度 1:25 1:55
2017年度 1:50 1:35[注 65]
2018年度 月・火 1:40
水 1:00
木 原則1:45[注 64]
1:30
2019年度
2020年度
月・火 0:50
水 1:00
木 原則1:40[注 64]
1:00 0:45
2021年度 月・火 0:25
水 1:00
木 原則0:30[注 64]
0:50 0:30
2022年度 月・木 0:30
火 0:55
水 1:00
1:00
2023年度 月・水 1:00
火 1:25
木 1:15
1:15 原則1:35[注 66]
  • 表記の曜日は午前5時開始を基点とした放送日付上のもので、実際には翌曜日未明[注 67]である。
  • 高校野球地方大会が組まれたとき[注 68]はその中継で放送されなかった一部番組の同日時差放送を行なうため終了時間が上記の時間より遅くなる。
  • 深夜に総合テレビで海外のスポーツ中継が放送される場合はマルチチャンネル編成は行なわずに、リレー放送で放送開始時間を繰り上げる場合がある。

インターネットホームページでのライブラリー閲覧が可能なことから、再三にわたりNHK高校講座のライブラリー放送の廃止もささやかれていたが、現段階では経過処置としてライブラリー放送の廃止は見送られており、2011年度まではほぼ現状どおりだった。しかし、テレビデジタル化に伴うマルチチャンネル編成の特性を生かし、2012年度からライブラリー放送をサブチャンネル3の月-金曜の日中の時間枠[注 69]に移し、深夜の休止枠を拡大。2012年から早朝の放送開始を繰り下げている。なお、原則として24時台で放送が終わるようになった2020年代に入ってからは、不定期で定時放送の終了後に放送時間枠を拡大する日も一部ある[注 70]

エコキャンペーン

NHKは東京都の調べで放送センターが都内で6番目に二酸化炭素排出量が多い事業所とされ、都条例により削減が義務付けられた。総合テレビ『地球エコ20082008年(平成20年)4月6日の放送において、教育テレビの放送時間削減の目的に、二酸化炭素排出量を減らすための電力消費削減が加えられたことが明示された。

2008年(平成20年)7月6日の放送は、翌日に全国一斉実施の「七夕ライトダウンキャンペーン」に協賛し、23:00で放送終了。アナログ放送はほとんどの地域で停波した。デジタル放送については送信出力が基本的にアナログ放送の1割であること、中継局数が少ないことから、大半は停波せず、通常の機器調整放送を行った。休止日に総合テレビで放送の『NHKスペシャル』でもそのことが取り上げられた。

なお新聞番組表では以下の形で23時での放送終了についての趣旨が記載された。

(午後)11:00 放送休止のお知らせ(11:03終了)【あすはCO2削減ライトダウンキャンペーンが行われます。NHK教育テレビはこのキャンペーンに賛同し、今夜は11時で放送を終了します。】(日刊編集センターの番組表の場合。新聞社によって表記が異なる場合がある。後述の12月28日の短縮についても一部以下同文)

6時間の放送休止は一定の消費電力・二酸化炭素排出量削減を狙ったものだったが、結果として30分前倒しで放送を開始した。総合テレビで放送したテニスのウィンブルドン選手権男子シングルス決勝、ロジャー・フェデラーラファエル・ナダル戦が、この大会“恒例”の雨天中断もあり長引き、『NHKニュースおはよう日本』の放送が迫ったために、教育テレビを7日5:00の開始予定を30分繰り上げて教育テレビでのリレー中継を実施、試合を7日5:35まで放送した[36]

2008年12月29日は環境対策の一環として、教育テレビの放送時間を12:30から21:30の9時間に短縮した[37][38]。アナログ放送では放送休止中、当日の午前中は完全停波、正午からグレーバック画面送出開始。これによって約1万7000kWhの電力とCO2約9.4トンが削減されたという。もっとも、この時期は年末年始編成に入っており、通常固定編成されている番組のほとんどが休止となることから実現できた。

キャンペーンについては放送時間短縮当日の特別番組で山口勝アナウンサーによる説明があった。総合テレビ、ラジオ第1放送、FM放送では災害対策基本法に基づく義務履行により、災害・地震時の緊急報道など重要視されている放送波であるため放送時間削減の対象としていない。

衛星波の場合、電力の大半は放送衛星に搭載されている太陽電池を使用しており、太陽電池自体は元から二酸化炭素を出していないため、電波を停めても二酸化炭素排出量を減らすための電力消費削減の効果はほとんど出ないため、こちらも放送時間削減の対象としていない。これらのことから教育テレビで行われた。

視聴者の投書の中には「なぜ教育テレビを選んだのか」「なぜ総合テレビで休止しないのか」などという意見が寄せられていた。番組の中では触れなかったが、海外向け国際放送「NHKワールド」のテレビ・ラジオの放送も放送時間削減の対象としていない。

この日の番組表も、朝と夜のスペースで、

【放送時間短縮のお知らせ 本日教育テレビは午後0時30分からの放送になります】(朝の欄)
【放送時間短縮のお知らせ 本日教育テレビは午後9時30分で放送終了します】(夜の欄)

と記し、CO2の削減、特にこの休止によって9.4トンの削減につながることや、この日は「総合テレビでは特集番組を放送、教育テレビは放送時間を短縮することで、地球環境を考える1日にします」を強調するとともに、地球温暖化対策に取り組む姿勢についての告知を掲載した。同日夜9時からの特番において、NHKの編成担当者は「この放送時間短縮における休止の時間帯も一つの番組として捕らえて欲しい」と説明した。

定時終夜放送廃止後の臨時終夜放送

定時での終日放送が2006年4月2日深夜(4月3日未明)をもって一旦廃止されてからも臨時の終夜放送が数回行われている。基本的には新年開始の1月1日のみ終夜放送が実施されている。それ以外で実施した事例は以下通り。

  • 2006年7月31日8月1日未明)より1週間限定で24時間放送が行われた。
  • 2007年(平成19年)-2009年(平成21年)にかけては前述の地球エコキャンペーンによる省エネ・CO2削減策のため、終夜放送は特番期を含め実施しなかった。ただし、緊急地震速報の発効に伴い、2008年度下半期(同10月-2009年3月)のメンテナンス日で、総合テレビが放送休止となる地域に限り、教育テレビで本来の放送終了時刻から翌日付早朝放送が開始する5時まで、映像散歩を放送したことがあったが、2009年度以後は総合が休止であってもこのような終夜放送とはしないで、ブルーバックの字幕を出す程度にしている(当該項目参照)
  • 2010年(平成22年)6月-7月にかけて、臨時の終夜放送が頻発した(次の詳述参照)。
  • 2011年(平成23年)度は終夜放送の実施なし。
  • 2012年(平成24年)度は2013年(平成25年)1月1日深夜(1月2日未明)に『サイエンスZERO』のアンコール放送を行うため、この日に限って24時間放送が復活した。また終夜放送ではないが、2012年8月30日ロンドンパラリンピックの開会式の生中継を放送する関係で深夜の休止時間を短縮して4:30に開始時刻を繰り上げた。
  • 2013年度は全国的な24時間放送は特番編成を含め行わなかったが、NHK大阪放送局管内(近畿地方)に限り、同年12月30日23:00 - 12月31日7:35までの延べ8時間半にわたり『朝まで文楽"通し狂言・伊賀越道中双六"[注 71]』が放送された[注 72]
  • 2014年度は終夜放送は実施されていないが、同時期に開催されている2014 FIFAワールドカップブラジル)とウィンブルドン選手権の試合時間が重複するため、一部の開催日にウィンブルドン選手権の中継を迂回放送している[注 73]
2010年の終夜放送

2010年(平成22年)の梅雨時期は、久々に教育テレビの終夜放送が復活した。これは、以下の出来事が重なったためである。

特に6月28日以降は、参院選比例代表区政見放送、FIFAワールドカップ、ウィンブルドン選手権が重なったことにより、総合で収まりきらなくなった。このため、NHKでは以下のような編成を敷き、教育テレビで終夜放送を実施した。

  • 6月28日 - 29日
    視点・論点』『めざせ!会社の星』を休み、22:50から政見放送のため総合テレビで放送できなくなったFIFAワールドカップ決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)・オランダスロバキアの試合を23:55まで放送。その後は通常通り『Eテレ2355』を放送した後、29日0:00から語学講座を1時間ずつ、NHK高校講座ライブラリーを30分間ずつ繰り下げ[注 75]。繰り下げ終了後ミニ番組で埋め合わせをし、W杯ラウンド16・ブラジルチリの都合でウィンブルドン選手権を3:15から5:00まで放送。
  • 6月29日 - 30日
    通常放送終了時の30日2:40までは変更が無いものの、そのあと3:15までの35分間を別の番組で穴埋めし、ウィンブルドン選手権を30日3:15から5:00に放送。総合テレビではW杯ラウンド16・スペインポルトガルを中継。
  • 7月2日 - 3日
    『視点・論点』を休み、22:50から政見放送のため総合テレビで放送できなくなったW杯準々決勝第1試合ブラジルオランダの試合を23:55まで放送。その後芸術劇場を55分遅れの23:55から3日2:40まで放送。その後ミニ番組による埋め合わせをした後、W杯準々決勝第2試合・ウルグアイガーナの都合でウィンブルドン選手権を3日3:15から5:00まで放送。
  • 7月11日 - 12日
    総合テレビは終夜(翌日の10時頃まで)参院選開票速報のため中継できなかったFIFAワールドカップ決勝戦を教育テレビ(12日2:00放送開始)へ振替。11日付(12日の)午前1時までは通常の定時放送とし、1時から2時までは埋め合わせとして11日午前9時から総合テレビで放送[注 76]した「W杯デイリーハイライト・3位決定戦」を再放送。

東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)等での対応

2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震東日本大震災)により、現在の10配電力会社制度[注 77]が確立して以降では初めて、予め発表を行った上で時間を区切って電力供給を止める、「計画停電」が実施されることになった。

これに伴いNHKは地球温暖化対策での停波計画5年間の取り組みの延長線上として電力節減に協力するため、3月14日午後、翌15日から19日(放送日付上は3月14日 - 3月18日深夜)までの5日間午前0時から5時間、教育テレビと非常措置としてこれをサイマル放送しているBS2の放送を休止し、システム上停波が難しいBS2とは異なり教育テレビについてはアナログ放送のみならず全てのデジタル放送送信機についても電源を落とす措置を行うことを決めた。新聞番組表EPGの24時以後の欄には「放送お休みのお知らせ…今回の地震にともなう節電に協力するため、深0:00 - 5:00まで放送をお休みします。」[注 78]と表記されていた。

20日(19日深夜)以降については状況を見ながら継続するかどうかを判断するとしていたが、通常放送に戻したため結局は行っていない。なお、通常編成に戻った後も、東北地方では引き続き、総合テレビで震災関連情報を放送したが、総合テレビで「国会中継」など、震災関連情報を放送出来ない場合、教育テレビで放送した。この場合、デジタル放送では、マルチ編成を行う[注 79]場合があった。

海外の提携局

各局のID

大半によっては、「(地方局名)教育(デジタル)テレビジョン」の表記と呼称されている[41]

  • 2019年度までのNHK放送センター(関東地方)・大阪放送局など大半の地域は卵型に水色バックでコールサイン表記(全国共通のフォーマット)。
    • テレビ放送開始当初から、少なくとも1980年代前半までは、全国各放送局共通で、モノクロの1枚画が使われ、ブーメランを2枚重ねたような絵に白文字でコールサイン(JO○○)その横に黒でTV、更にその下に白文字で各放送局の親局のチャンネル番号[注 80]と、黒で当時のNHKロゴ、更にその下に(○○教育テレビジョン)と表示されていた。これは総合テレビジョン、および開局当初の衛星放送でも共通だった。
    • また、ワンセグの試験放送が行われていた時期にはデジタル教育に限り「(一部地域では)携帯端末向けサービスの試験電波発射中」[42]との字幕も添えられていた。
  • 北海道内の7放送局…北海道の図形に道内7放送局のコールサインを一括表示(デジタルは全国共通のフォーマットに北海道の図形と道内7放送局のコールサインを一括表示)。そのため、函館・旭川・帯広・釧路・北見・室蘭の各放送局も総合テレビとは違い、札幌局送出のものをそのまま流している。
  • 山形放送局…文翔館をバックにコールサイン表示。コールサインは左下に表記。
  • 福島放送局…草競馬の映像。
  • 松江放送局…教室のイラストで黒板にコールサイン。
  • 長崎放送局…基本フォーマットのままで、長崎局(JOAC-TV 1(ch))と佐世保局(現佐世保支局)(JOAZ-TV 2(ch))の2段重ねで表記していた。
  • 大分放送局…温泉に入ったサルの映像をバックにコールサイン。
  • 宮崎放送局…海岸とフェニックスのイラストをバックにコールサイン。
  • 鹿児島放送局…局舎をバックにコールサイン。
  • これらのコールサイン画面はNHKのロゴマーク変更に伴って2020年度から廃止され、全国で統一したデザインとなった(デザインそのものは総合・教育で共通だが、色は緑になっている)。

その他

基本的に、「NHKニュース速報」テロップ[注 81]は表示されない。ただし、極めて重大性の高いニュースの場合は「NHKニュース速報」を表示することもあり[注 82]、高校野球、大相撲中継(総合テレビの特設ニュースに伴う代替放送)など、一部の番組では津波注意報も含めてテロップが表示されることがある。以前は「地震情報」テロップも震度4以上の地震があった場合や緊急地震速報が出された場合を除いて表示は行っていなかったが、現在は他の放送波と同様に表示を行う。ただし、BS・BS103ch・BSP4K・BS8Kと同様全国規模のみの表示となる。2011年3月11日発生の東日本大震災の特設ニュース開始以降は安否情報・生活関連情報・定時番組放送中を問わず、「NHKニュース速報」も「地震情報」もしばらくの間表示されていた。なお、緊急地震速報[注 83]のテロップとスポーツ中継延長などによる番組の放送時刻変更および休止のテロップ表示は行われており、2013年8月30日からは気象警報についてもテロップ表示がされるようになった[43]。また、2021年1月現在、速報テロップはスーパーインポーズによる表示となっており、文字スーパーによる表示は行われていない[注 84]

一部のテレビやビデオ、DVDプレーヤー、テレビが視聴できるパソコンなどでは、アナログ放送で実施された正午の時報を利用して時刻調整する機能を備えたものも出ていた[注 85]。しかし、2003年に開局したデジタル放送では原理上エンコード/デコードに伴う遅延が不可避であるため時報が行われず[注 86]2011年7月23日(アナログ放送最終日の前日[注 87])で時報の放送自体が終了となった。

手話ニュース』において天気予報を伝える予報画面は総合テレビのものと同じであるが、総合テレビはアニメーション表示であるが、Eテレでは静止画にて表示されている。一方株式市場で大きな変動があった際に現在の株価を放送する場合はアニメーションとなる。映像はこれも総合テレビと同じで画質は総合テレビと比べると少し荒い。画質は放送設備のハイビジョン対応により大幅に改善されている。

1990年(平成2年)、日本テレビ系列の『EXテレビ OSAKA』(読売テレビ制作)の火曜日の企画で「視聴率調査機のある約2600世帯の方だけに送る限定番組」なるものが放映され、司会の上岡龍太郎は「今から1分間NHK教育テレビにチャンネルを合わせてください」と呼びかけた。当時のNHKは総合・教育とも午前0時で放送終了[注 89]で、当時はメンテナンスのための砂嵐[注 90](地域によってはテストパターン)しか放送されていないにもかかわらず、ビデオリサーチで2パーセント、ニールセンで5.9パーセントの瞬間視聴率を記録した。これは放送当日付けのNHK教育の番組[注 91]のものよりも高い数値を記録し、ビデオリサーチから読売テレビに抗議がくるハプニングがあったが、日本民間放送連盟からテレビ娯楽番組最優秀賞を受賞した。

ハイビジョン製作番組が増加した2003年(平成15年)ごろから、NTSCでは画像サイズ[注 92]の調整時に一瞬映像が乱れることがあり、その対策として番組終了後の数秒程度フェイドアウト状態となる番組があったが、2010年(平成22年)7月5日以後、レターボックス16:9に完全移行したことからこのフェイドアウト状態は解消されつつあるが、若干の番組が4:3放送を継続しているため一部の時間帯で見られる。また、ワンセグでは通常のEテレの番組とワンセグ2独自編成の番組の境目にも数秒程度フェイドアウト状態となる番組もある。

Eテレ時代の一部番組案内では、スポットおよび次回予告の最後の5秒間で「ETV」の文字が3段階で「Eテレ」の文字に変化するパターンのID映像がある。通常バージョンのほか、3段階で「Eテレ」の文字に変化する度に紅葉の絵柄が変わる秋バージョン、文字に雪が付いた冬バージョン、「T」が「テ」に変化する際、はじき出されたバケツがちょうど雪だるまにかぶる雪だるまバージョンなどもある。

2009年(平成21年)春から主に日中を中心にレターボックス16:9の番組を主として地デジ移行促進の字幕ロール(原則番組開始時)の表示を開始。2010年(平成22年)9月から地デジコールセンターの受付時間帯(月-金曜9時-21時、休日・年末年始9時-18時)はロール字幕+地デジコールセンターの電話番号の固定表示(画面下)を行う[注 93]2011年平成23年)1月24日以後、地デジコールセンターの電話番号の表示時間を放送・電波送出時間中の終日表示にする[注 94]

ワンセグでは、2010年(平成22年)2月上旬まで一部の番組を除き、ウォーターマークを表示していたが、現在は終日非表示となっている。

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ 各地方放送局の放送開始日は「#ネットワーク」を参照。
  2. ^ 東京局再送信であるが法令上は日本全国同一エリア。
  3. ^ 2011年以前はウォーターマーク・受信機アイコンに表示されていたが、2020年以降のNHKプラス・ウォーターマーク・受信機アイコンでは表示されている。
  4. ^ マルチ編成の場合は主番組のみ。
  5. ^ 学習指導要領に基づく学校教育放送、語学番組
  6. ^ 特に2011年以降
  7. ^ ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム。また、朝日新聞デジタルでは30.6%としている[4]
  8. ^ 東京はカラーの予定
  9. ^ これは、一部の民放テレビ局でも放送された。
  10. ^ 東奥日報1975年9月から10月付けテレビ欄に記載の青森放送・秋田放送・岩手放送の各テレビ欄
  11. ^ NHKアーカイブスの番組表検索によると、9月30日の『教師の時間「“自己理解”の指導」』が、再放送などを除き、公式発表で残されている最後の白黒放送である。しかしこれにはNHK内部の間でも異説もあり、NHKアーカイブスの「アカイさん資料室」で見られる1977年10月の業務用番組表では公式に「総合テレビ・教育テレビとも全番組カラー」としているが、NHK年鑑では「1977年10月『通信高校講座』の再放送を除き全面カラー化」との記述がある。また、NHKアーカイブスの番組表検索によると『通信高校講座 数学IIA』は1977年10月以降も一部の回が再放送として白黒放送されており、厳密には1978年2月23日の「乗法・加法の回路」が最後の白黒放送であったが、本項では公式の記録としている1977年10月1日付での白黒放送消滅として記述した。
  12. ^ 午前11時台・午後1時台・夜7時-10時
  13. ^ ただしその時間帯であっても停波する場合もあった
  14. ^ 朝から深夜まで中断なし
  15. ^ 総合テレビにおける24時を過ぎた場合の終了アナウンスと内容はほぼ同じだが、「お休みの前に火の元・戸締りを…」以降の部分は教育テレビでは異なり「教育テレビジョンの朝の放送は6時からです」というアナウンスになっていた。
  16. ^ 総合テレビの場合、1990年から土曜深夜から段階を追って24時台の定時放送を初め、1995年から本格的に月-金曜の24時以後の放送開始。1997年に終夜放送へ移行。
  17. ^ 当初計画では毎週日曜日深夜を休止枠にする予定だったが、総合テレビが第1・3日曜日を休止枠に充てたことに伴い、総合での放送休止時の緊急有事対応のため、第1・3日曜深夜の終夜放送を行うことになった。<ただし同7月から、第1・3日曜日の休止枠も各局任意となり事実上全曜日24時間放送となったが、教育テレビの日曜日付けの終夜放送体制に変更はなかった>
  18. ^ 当初は毎週日曜日の深夜から月曜午前5時までを休止とする予定だったが、総合テレビが2000年4月から日曜の休止を第1・3日曜日に変更ののち7月から各局任意設定となったため、事実上の毎日終日放送化したことから、この第1・3日曜の総合テレビ休止時の緊急事態発生に備えた補完の意味で、第1・3日曜は教育テレビも終夜放送とした。
  19. ^ 5:30開始は独立局・1980年代後半から2000年代のキー局、1990年代から2000年代の地方局並みである。
  20. ^ 地上波デジタル難視聴対策の衛星放送
  21. ^ こころの時代アーカイブス』、『NHK高校講座』のうち、2009年(平成21年)度以前に製作された講義の一部他
  22. ^ サイドカットを継続した一部番組を除く。
  23. ^ 愛称:NETテレビ。法人としては現在のテレビ朝日ホールディングス1977年(昭和52年)に「テレビ朝日(初代法人)」に社名を変更。
  24. ^ NETテレビの他、日本科学技術振興財団テレビ事業本部(愛称:東京12チャンネル。法人としては「東京12チャンネルプロダクション→東京12チャンネル→テレビ東京」)が教育放送専門のチャンネルだったが、東京12チャンネルもNETテレビと同じ時期に一般総合局に移行。
  25. ^ 統一前は「NHK教育・(放送局名)」と表記されていた。
  26. ^ 2011年10月にサイズが一回り小さくなった。
  27. ^ 北海道地方は「NHK教育デジタルテレビジョンです」。
  28. ^ NHK高校講座など
  29. ^ 正確には23:57.30秒。
  30. ^ 2000年4月から、第1・3日曜深夜(月曜)1:00 - 5:00を放送休止としたが、同7月から休止日を一応は設定しながらも、休止を各局任意で設定できるようにした。
  31. ^ 当初は毎週日曜は0:45で終了するとしていたが、総合テレビの放送休止[注 30]を補てんする目的で、第1・3日曜は24時間放送とした。
    また春と秋の一斉メンテナンス日の休止についても各局任意で設定できるようにした。
  32. ^ 前身福祉ネットワークハートをつなごう
  33. ^ 前身きらっといきる
  34. ^ 前身はN響アワー
  35. ^ 西方笑土』の自主編成と『目撃!日本列島』の時差放送の関係で放送できない『NHKアーカイブス』を時差放送(他地域は放送休止時間)
  36. ^ うちなーであそぼ』(他地域は月曜日17:25、金曜日7:25とも『ピタゴラスイッチミニ』を放送)
  37. ^ 2011年7月24日の完全地上デジタル放送化以降はサブチャンネルを使って本来の番組とマルチ編成を行うこともある。
  38. ^ 2008年6月8日NHK広島放送局NHKプロ野球広島東洋カープ福岡ソフトバンクホークス」(15:10 - 18:00)を総合テレビで放送した関係上、本来は総合テレビの長時間特番「SAVE THE FUTURE」を、同時間帯だけ教育テレビでリレー放送した。
  39. ^ 当時。衛星はまだ未開局。国際放送を入れると6波全中
  40. ^ なお、このトンガ海底火山噴火津波の際はBS1・BSプレミアム・BS4Kでも同様の事象が発生した。
  41. ^ 一部時間で通常放送を行う
  42. ^ 関東においては放送大学学園も通常放送であったため3局
  43. ^ 2008年度-2014年度は「NHKワンセグ2」の独自番組表も掲載していた
  44. ^ EPGは利用可能
  45. ^ ワンセグ2のホームページも2015年3月30日をもって公開終了となった。一部のワンセグ2専用のミニ番組は2015年度から、完全にワンセグとサイマル化されたフルセグでも放送されるほか、『青山ワンセグ開発』の趣旨であるパイロット版のプレゼン番組は『Eテレ・ジャッジ』として事実上改題の上で継続している
  46. ^ 2008年3月31日2009年3月30日2010年3月29日
  47. ^ 民放が「1」の地域は「3
  48. ^ 第2、4、5週の日曜深夜(翌月曜未明)は原則1:00終了だが、第1、3週の日曜深夜でも一部地域のみの放送休止がある。
  49. ^ この段階ではフェードアウトの挿入は行われない。大阪放送局では放送終了10分前後から5分間白画面となり4:35までカラーバーを放送した後放送開始までグレーバック画面となる
  50. ^ その際、断りのテロップを実施前に2回表示を行い、放送休止明けにも断りのテロップ表示を行う
  51. ^ 2006年度は10月と2007年2月ごろの2週間
  52. ^ 大晦日を含む正月4が日除く
  53. ^ 7月25日は28:26(26日4:26)、8月1日と8日は27:45(2日と9日の3:45)放送終了。なお、7月26日の放送開始が5:30の為、7月25日は、事実上の終夜放送となった。
  54. ^ 開局当初はモノクロフィルム→1970年代にカラーフィルム→1984年の衛星開局時にはVTRにそれぞれ撮影し直しを行った[35]
  55. ^ a b c 2011年度まで、メンテナンス実施日(平年9月-10月、翌年2月-3月)、及びストック調整が行われる7月下旬-8月初旬と年末年始は高校講座ライブラリーが休止となるため、表記時間から、2006年度は月曜のみ25-35分、火-木曜は60分、金・土曜は90分、2007年度以後は月-木曜のみ90分繰り上げての放送終了となった。
  56. ^ 芸術劇場』・『劇場への招待』(2010年度まで)、『Eテレアーカイブス』/『Eテレセレクション』(2012年度)、『ETV特集』再放送(2013年度)の放送時間により表記時間より繰り下がる場合もある
  57. ^ 『ETV特集』の再放送(2012年度)、『Eテレセレクション』(2013年度)、Eテレフリーゾーン(2014年以後)の放送時間により表記時間より繰り下がる場合もある
  58. ^ 関西地方のみ、総合テレビで放送しない『世界ふれあい街歩き』の振り替え放送があるため原則2:20まで。2007年(平成19年)4月は『アートエンターテインメント 迷宮美術館』の振り替え放送があるため3:03まで延長していた。ただし『芸術劇場』・『劇場への招待』の内容によって放送時間の変動があり4時過ぎに終了し、メンテナンスが1時間未満だった場合、あるいは当該週に放映されていなかったら1:35で打ち切る場合もあった
  59. ^ 関西地方のみ『ウィークエンドジャパノロジー』の1週遅れ放送があったため、1:15で終了していた。これは本来他の地域では1週間前の日曜日深夜に総合テレビで放送するはずだが編成の都合で同時放送ができなかった振り替え処置だった。但し前週に総合テレビの機器メンテナンスや編成の都合などで休止があった場合は0:30終了の日もあった
  60. ^ これは各国語学講座放送の都合による
  61. ^ a b c d 関西地方のみ『NHKアーカイブス』(2008・12年度は金曜日、2009年度は日曜日のそれぞれ深夜)を送り、その終了後である。これは、他の地域で本来総合テレビで放送する時間である時間帯に別の番組(2008・09年度は土曜日午前中に『ぐるっと関西プラス』、2012年度は日曜午後に「西方笑土」)を放送するための振り替えである(ワンセグ2は別番組差し替えで、「NHKアーカイブス」の振り替え放送はせず、他の地方と同じ時刻に放送を終了する。また「NHKアーカイブス」の放送がなかった週が生じた場合はフルセグメントでも他地区と同じ時間で放送終了となる)。なお、2010年度からNHKアーカイブスは総合テレビ日曜午後(作品により延長の場合がある)放送となり、2010・11・13・14年度は関西地区でも同時放送されることから振り替え処置はせず、全曜日、全国共通での終了となっていた
  62. ^ これは『10Minボックス』を2本分(他の曜日は1本のみ)放送する都合による
  63. ^ 九州・沖縄のみ『アスリートの魂』、または月1回『大人ドリル』の再放送のため1:15終了。これは本来総合テレビの再放送が行われる時間に『トン☆スタ』が放送される都合のため
  64. ^ a b c d e f g h 学校放送ライブラリーの放送内容により放送終了時間が前後する場合がある
  65. ^ ただしメンテナンス時は0:45
  66. ^ 「アーカイブセレクション」の編成内容により表記時間より繰り下げる場合がある
  67. ^ 月曜日深夜 - 火曜日未明など
  68. ^ 主に総合テレビで国会中継や特設ニュースで全時間帯がEテレでの放送となった場合
  69. ^ 基本14時台。木曜と金曜は15時台前半も
  70. ^ 総合テレビの国会中継や臨時ニュースなどやむを得ない事情で放送できなくなったスポーツ中継をEテレに迂回した際に、Eテレで所定時間に放送できなかった定時番組の振り替え放送であったり、さらに不定期で特集編成による延長も行われる場合もある。
  71. ^ 同年11月、国立文楽劇場にて行われた全十段からなる長編大河狂言を8時間35分にわたりノーカットで放送したもの
  72. ^ 近畿以外は30日付けの放送は31日2:50で終了[39]し、31日の放送は5:25から開始している[40]
  73. ^ 日本時間1時開始の試合の中継に当たる場合が多かったためで、この場合0時から最大4時20分までEテレに迂回して放送した。またウィンブルドン終了後の同7月9日のW杯「ブラジル対ドイツ」は平成26年台風第8号の被害拡大の影響により、当初中継を予定していた総合テレビで『おはよう日本』を急きょ通常放送に変更したため、Eテレに迂回放送した。これに伴い早朝放送を4:30開始に繰り上げている。
  74. ^ これは総合テレビで参議院議員選挙の開票速報を放送する為、総合テレビでサッカー中継が出来ない事による措置。
  75. ^ 1:25から1:30は埋め合わせのために「まる得マガジン」を放映
  76. ^ 通常の同時間は日曜討論が放送されているが、この日は参院選特番の関係諸準備のため休止となっている
  77. ^ 沖縄電力琉球電力公社時代を含む
  78. ^ 一部のハーフサイズ掲載の新聞は「0:00終了」
  79. ^ 021ch:震災関連情報、023ch:通常の番組
  80. ^ 東京3、仙台5、福岡6、広島7、名古屋9、札幌・大阪12など
  81. ^ NHKワールドも表示なし
  82. ^ 2012年4月13日の北朝鮮のミサイル発射実験関連のニュースおよび2012年12月12日の北朝鮮のミサイル発射関連のニュース(続報を含めた全項目)では教育テレビでも速報テロップを表示していた。
  83. ^ 2007年10月1日運用開始
  84. ^ BS1BSプレミアムでは2016年2月1日より緊急地震速報・津波情報などを除いて、文字スーパーによる送出が開始されている。この方式では録画再生時に速報テロップを非表示にできる(一部機種を除く)。ただし、地上デジタル放送の場合はワンセグ受信機における文字スーパーの表示がオプション機能となっており、非対応の機種があるためEテレでは運用されていない[44]
  85. ^ ただし、特別番組(例えば11:45から開始する高校野球など)で時報が放送されない場合は調整できない。またEテレの時報はかつては7時、19時にも行われていた。
  86. ^ 12時の時点では「引き続きEテレをご覧下さい」の1枚画が放送される。
  87. ^ 震災により終了期日が延期になっていた3県も例外なし。
  88. ^ 総合テレビは終了アナウンス
  89. ^ 正確には23:57.30から23:59に考える人銅像[注 88]日章旗国旗)掲揚・君が代演奏が行われて、IDを挟んで終了。
  90. ^ アナログ放送では無信号状態で発生するものであり現在放送されているデジタル放送では機種により異なるが黒い画面に「この放送局は現在放送していません。」などのメッセージが表示される。
  91. ^ 6時より24時放送
  92. ^ レターボックス=サイズは16:9、14:9、13:9←→4:3コンバートとの切り替え
  93. ^ 受付時間外と、受付時間帯であっても一部残る4:3コンバート番組では表示せず
  94. ^ 休止時の「ニュース速報案内」の時間帯も原則表示。ただし、一部残る4:3コンバート番組では表示せず

出典

  1. ^ NHK放送文化研究所 編『NHK年鑑2012』NHK出版、2012年10月30日、1頁。https://www.nhk.or.jp/bunken/book/regular/nenkan/nenkan_2012.html 
  2. ^ “Eテレ 新キャッチコピー”. 日本放送協会 (2017年2月15日). 2023年2月28日閲覧。
  3. ^ 日本放送協会 理事会議事録(平成23年12月13日開催分)
  4. ^ 安藤嘉浩「史上最高の試合、箕島―星稜 奇跡の裏に粘りの投球」『朝日新聞デジタル朝日新聞社、2018年7月12日。2021年5月3日閲覧。オリジナルの2018年8月30日時点におけるアーカイブ。
  5. ^ 戸田一法 (2018年8月9日). “怪物・松坂、松井5連続敬遠…甲子園の名勝負・名シーンを振り返る”. ASCII.jp. 角川アスキー総合研究所. 2020年12月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月3日閲覧。
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  7. ^ 1959年1月10日 教育/Eテレ 番組表
  8. ^ NHKアーカイブス NHKクロニクル 1959年4月7日教育テレビ番組表
  9. ^ NHKアーカイブス NHKクロニクル
  10. ^ 16:30.20―17:29.40 放送時間短縮のためお休みします - NHKクロニクル
  11. ^ SB 放送時間短縮のため23:00以降お休みします - NHKクロニクル
  12. ^ 1984年5月12日 衛星第1/BS1 番組表
  13. ^ 1986年12月26日 衛星第2 番組表
  14. ^ 1987年7月4日 衛星第2 番組表
  15. ^ 1989年6月3日 衛星第2 番組表
  16. ^ 1989年6月6日 衛星第2 番組表
  17. ^ 2011年4月1日 衛星第2 番組表
  18. ^ 地デジ難視対策衛星放送(衛星セーフティネット)放送開始(NHK放送文化研究所)
  19. ^ チャンネルEウィークエンドラリー 「釣り専科」 - NHKクロニクル
  20. ^ はじめてのこくご ことばあ! 「わかるかな?」 | 番組表検索結果詳細 | NHKクロニクル
  21. ^ デジタル教育テレビ開始記念特集 「140億年 時の旅 デジタル技術で見る大宇宙」 - NHKクロニクル
  22. ^ 全波緊急警報放送<QF付き> 「東北地方太平洋沖地震」関連 - NHKクロニクル
  23. ^ 安否放送およびニュース 「東北地方太平洋沖地震」関連 - NHKクロニクル
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  30. ^ 東日本大震災の災害報道 発災後2週間のテレビとラジオ(NHK放送文化研究所)
  31. ^ 2023年度前期番組時刻表
  32. ^ 開始映像 「開く、いちにち」
  33. ^ 終了映像 「閉じる、いちにち」
  34. ^ 開く/閉じるいちにち(監督:牧野惇
  35. ^ みる人・でる人・つくる人-教育テレビ25歳の素顔(1984年1月放送)この番組の1分41秒当たりから、当時の教育テレビのオープニングが確認できる・受話器の向こうのNHK 放送センター24時間の記録(1979年3月放送)この番組の4分01秒当たりから、当時の教育テレビのエンディングが確認できるが、当時総合テレビは平日23時15分で放送を打ち切っていたため、24時で終了していた金曜日か土曜日に収録したものと考えられる
  36. ^ ウィンブルドン2008 -男子・シングルス 決勝- - NHKクロニクル
  37. ^ 終了映像 ※定例休止日 - NHKクロニクル
  38. ^ 終了映像 ※定例休止日 - NHKクロニクル
  39. ^ [1]
  40. ^ [2]
  41. ^ 2021年5月現在の一般呼称は、「NHK E」(エヌエイチケー・イー)。
  42. ^ 参考写真
  43. ^ “「特別警報」への対応について” (PDF). 日本放送協会 放送総局長会見資料 (2013年7月24日). 2013年8月5日閲覧。
  44. ^ “BSデジタル放送の受信について”. 日本放送協会. 2021年5月3日閲覧。

外部リンク

  • NHK_PR Eテレ - NHKオンライン
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