Sun Ray

Sun Ray 1本体
Sun Ray 1が起動しているところ。接続先はJava Desktop Systemが表示されている
Sun Ray 2FS

Sun Ray(サン・レイ)とはオラクル(以前はサン・マイクロシステムズ)が発売しているシンクライアントシリーズないしソリューションとしての総称。

概要

シンクライアントとしてはサーバベース方式に属する。現在のラインナップは以下の通り。

ハードウェア

  • Sun Ray 2 - 基本製品。任天堂Wiiより小さい。通常消費電力は4W。
  • Sun Ray 2FS - 2のデュアルディスプレイ仕様。
  • Sun Ray 270 - ディスプレイ一体型。
  • Sun Ray 170 - 270の先代製品。
  • Sun Ray 2N - ノート型。
  • Sun Ray 3
  • Sun Ray 3 Plus
  • Sun Ray 3i - 21.5インチのディスプレイ一体型。

このほか、アメリカでは別業者がサンからのOEM製品を販売している(英語版を参照)。

ソフトウェア

  • Sun Ray Software - サーバ管理ソフト。Windows系とのリモート接続(ターミナル サービス)もサポートしている。
  • Sun Secure Global Desktop Software - 関連製品。元タランテラ製品のそれを改良したもの。Windowsや主だったUnix系OSにJavaをサポートしたウェブブラウザを介してリモート接続ができる。

その他

  • Sun Ray Softwareはサポートがいらないのであれば無償で入手可能である[1]ので、Sun Rayクライアントと昨今の捨て値売りサーバを用いれば、7万円程度からシステムが組める。ただし90日以上の継続使用にはシートライセンスが必要である(約1万5000円/接続)。
  • 2007年10月にはFeliCa PKI認証にも対応[2][3](ソニー経由のソリューションになる)。これにより、オプショナルではあるがWindows認証にも対応した。

外部リンク

ウィキメディア・コモンズには、Sun Rayに関連するカテゴリがあります。
  • Sun Rayのポータルサイト
同社はオラクルにより2010年に買収された。
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