アール・ワトソン
現役時代 (インディアナ・ペイサーズ) のワトソン | |
トロント・ラプターズ AC | |
---|---|
ポジション | PG |
役職 | アシスタントコーチ |
基本情報 | |
国籍 | アメリカ合衆国 |
生年月日 | (1979-06-12) 1979年6月12日(44歳) |
出身地 | カンザス州カンザスシティ |
身長(現役時) | 185cm (6 ft 1 in) |
体重(現役時) | 88kg (194 lb) |
キャリア情報 | |
出身 | UCLA |
ドラフト | 2001年 全体40位 |
選手経歴 | |
2001-2002 2002-2005 2005-2006 2006-2009 2009-2010 2010-2013 2013-2014 | シアトル・スーパーソニックス メンフィス・グリズリーズ デンバー・ナゲッツ シアトル・スーパーソニックス/オクラホマシティ・サンダー インディアナ・ペイサーズ ユタ・ジャズ ポートランド・トレイルブレイザーズ |
指導者経歴 | |
2014-2015 2015-2016 2016-2017 2021- | オースティン・スパーズ(Dリーグ) (AC) フェニックス・サンズ(AC→暫定HC) フェニックス・サンズ トロント・ラプターズ |
Stats Basketball-Reference.com | |
Stats NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten |
アール・ワトソン(Earl Joseph Watson Jr.、1979年6月12日 - )はアメリカ合衆国カンザス州カンザスシティ出身の元バスケットボール選手。身長185cm、体重88kg。ポジションはポイントガード。
経歴
UCLAに進学したワトソンは、のちにNBAプレイヤーとなるバロン・デイビスの控えとしてプレイ。ワトソンとデイビスは同大学で1979年以来初めて先発の座をつかんだ1年生であった。
2001年のNBAドラフトでシアトル・スーパーソニックスから2巡目40位で指名されてNBA入り。
2008年2月6日、サクラメント・キングス戦において23得点10リバウンド10アシストのトリプルダブルを達成する。これはレイ・アレンが2004年に達成して以来、チーム初となる記録であった。
その後、各チームで控えポイントガードを務めた後、2014年10月2日、13年にわたる選手生活に区切りを付け、サンアントニオ・スパーズ傘下のDリーグチーム、オースティン・スパーズのアシスタントコーチに就任した。
2015年6月3日、 フェニックス・サンズの新人選手育成担当のアシスタントコーチに就任[1]。2016年2月1日、ジェフ・ホーナセックヘッドコーチ解任を受け、暫定ヘッドコーチに昇格[2]。シーズン終了後に正式にヘッドコーチに就任した[3]。しかし、数年来の悪い流れを変えることは出来ず、2017-18シーズン開幕直後に3連敗を喫した10月22日に解任された[4]。
プレイスタイル
得点よりパスを優先するゲームメイカー。大学以来、バロン・デイビス、ゲイリー・ペイトン、ジェンソン・ウィリアムズなどの大物ガードが常に同じチームにいるため、2番手選手としての起用を続けられてきた。しかしそれ故に短い時間で力を発揮する術を身につけており、「最高の控えポイントガード」とも形容される。2007-08シーズンは漸く先発の座を掴んだかに見えたが、チームは翌年のドラフトでラッセル・ウェストブルックを獲得したため、またしてもベンチから起用されることになった。
個人成績
略称説明 | |||||
---|---|---|---|---|---|
GP | 出場試合数 | GS | 先発出場試合数 | MPG | 平均出場時間 |
FG% | フィールドゴール成功率 | 3P% | スリーポイント成功率 | FT% | フリースロー成功率 |
RPG | 平均リバウンド数 | APG | 平均アシスト数 | SPG | 平均スティール数 |
BPG | 平均ブロック数 | TO | 平均ターンオーバー数 | PPG | 平均得点 |
太字 | キャリアハイ | * | リーグリーダー | † | 優勝シーズン |
NBAレギュラーシーズン
シーズン | チーム | GP | GS | MPG | FG% | 3P% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | TO | PPG |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2001–02 | SEA | 64 | 0 | 15.1 | .453 | .364 | .639 | 1.3 | 2.0 | .9 | .1 | .8 | 3.6 |
2002–03 | MEM | 79 | 2 | 17.3 | .435 | .341 | .721 | 2.1 | 2.8 | 1.1 | .2 | 1.1 | 5.5 |
2003–04 | MEM | 81 | 14 | 20.6 | .371 | .245 | .652 | 2.2 | 5.0 | 1.1 | .2 | 1.8 | 5.7 |
2004–05 | MEM | 80 | 14 | 22.6 | .426 | .319 | .659 | 2.1 | 4.5 | 1.0 | .2 | 2.1 | 7.7 |
2005–06 | DEN | 46 | 10 | 21.2 | .429 | .395 | .627 | 1.9 | 3.5 | .8 | .2 | 1.6 | 7.5 |
2005–06 | SEA | 24 | 0 | 25.1 | .432 | .420 | .731 | 3.0 | 5.4 | 1.3 | .1 | 2.5 | 11.5 |
2006–07 | SEA | 77 | 25 | 27.9 | .383 | .329 | .735 | 2.4 | 5.7 | 1.3 | .3 | 2.2 | 9.4 |
2007–08 | SEA | 78 | 73 | 29.1 | .454 | .371 | .766 | 2.9 | 6.8 | .9 | .1 | 2.2 | 10.7 |
2008–09 | OKC | 68 | 18 | 26.1 | .384 | .235 | .755 | 2.7 | 5.8 | .7 | .2 | 2.3 | 6.6 |
2009–10 | IND | 79 | 52 | 29.4 | .426 | .288 | .710 | 3.0 | 5.1 | 1.3 | .2 | 2.2 | 7.8 |
2010–11 | UTA | 80 | 13 | 19.6 | .410 | .336 | .671 | 2.3 | 3.5 | .8 | .2 | 1.5 | 4.3 |
2011–12 | UTA | 50 | 2 | 20.7 | .338 | .192 | .674 | 2.4 | 4.3 | 1.1 | .4 | 1.7 | 3.0 |
2012–13 | UTA | 48 | 4 | 17.3 | .308 | .179 | .680 | 1.8 | 4.0 | .8 | .2 | 1.4 | 2.0 |
2013–14 | POR | 24 | 0 | 6.7 | .273 | .286 | 1.000 | .6 | 1.2 | .2 | .0 | .7 | 0.5 |
Career | 878 | 227 | 22.2 | .411 | .324 | .703 | 2.3 | 4.4 | 1.0 | .2 | 1.8 | 6.4 |
NBAプレーオフ
シーズン | チーム | GP | GS | MPG | FG% | 3P% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | TO | PPG |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2004 | MEM | 4 | 0 | 15.5 | .533 | .000 | 1.000 | 2.3 | 1.8 | 1.2 | .0 | 1.5 | 4.8 |
2005 | MEM | 4 | 0 | 18.5 | .333 | .111 | 1.000 | 2.5 | 3.8 | .8 | .3 | .5 | 4.8 |
2014 | POR | 4 | 0 | 3.5 | .000 | .000 | .000 | .3 | .3 | .0 | .0 | .3 | 0.0 |
Career | 12 | 0 | 12.5 | .400 | .077 | 1.000 | 1.7 | 1.9 | .7 | .1 | .8 | 3.2 |
その他
- 現役時代は祖父母がメキシコ人であることから、メキシコ代表に選ばれるのではないかと常に噂されていた。
脚注
- ^ Coro, Paul (2015年6月4日). “Phoenix Suns work out Sam Dekker, Brandon Ashley with aim for shooting, playmaking big men”. azcentral.com. オリジナルの2015年6月14日時点におけるアーカイブ。. https://webcitation.org/6ZGlvO6bw
- ^ Earl Watson Named Interim Head Coach Of Suns
- ^ Suns have agreed to a three-year deal with Earl Watson
- ^ Suns' Earl Watson becomes first NBA coach fired this season
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 NBA、Basketball-Reference、Eurobasket、RealGM
トロント・ラプターズ ロスター | |
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フェニックス・サンズ 歴代ヘッドコーチ | |
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