ウォーリスパラメータ

ウォーリスパラメータは、流体力学無次元数の1つ。以下の公式で求められる[1]

J k = J k ρ k g D ( ρ L ρ G ) {\displaystyle J_{k}^{*}=J_{k}{\sqrt {\frac {\rho _{k}}{gD(\rho _{L}-\rho _{G})}}}}

ここでは、 J k {\displaystyle J_{k}^{*}} が気体・液体のウォーリスパラメータ、 J k {\displaystyle J_{k}} が断面平均体積流束、 ρ k {\displaystyle \rho _{k}} が気体・液体の密度、 g {\displaystyle g} 重力加速度 D {\displaystyle D} が流体が通る管の直径、 ρ L {\displaystyle \rho _{L}} が液体の密度、 ρ G {\displaystyle \rho _{G}} が気体の密度を示す。ウォーリスパラメータによって気液対向流制限を整理することができる。

脚注

  1. ^ 木下郁男『加圧水型原子炉のホットレグにおける気液対向流制限に関する研究』 神戸大学〈博士(工学) 甲第5497号〉、2012年。hdl:20.500.14094/D1005497。NAID 500000562611。https://hdl.handle.net/20.500.14094/D1005497 

アーセル数 - 圧力係数 - アトウッド数 - アルキメデス数 - イリバレン数 - ウェーバー数 - ウェーバーの火炎速度数 - ウォーリスパラメータ - ウオマスリー数 - エクマン数 - エッカート数 - エトベス数 - エリクセン数 - オイラー数 - オーネゾルゲ数 - 拡散数 - ガリレイ数 - カルロビッツ数 - 管摩擦係数 - キャビテーション数 - キャピラリ数 - クーラン数 - クーリガン・カーペンター数 - クタテラッゼ数 - クヌーセン数 - グラスホフ数 - グレーツ数 - 形状係数 - ゲルトラー数 - コルバーンのJ因子 - シャーウッド数 - シュミット数 - スタントン数 - スチュアート数 - ストークス数 - ストローハル数 - ゼルドビッチ数 - ダンケラー数 - チャンドラセカール数 - ディーン数 - テイラー数 - デボラ数 - ヌセルト数 - ハーゲン数 - ハルトマン数 - ビオ数 - ビンガム数 - フーリエ数 - ブラウネル・カッツ数 - プラントル数 - ブリンクマン数 - フルード数 - ブレーク数 - ペクレ数 - ベジャン数 - マークシュタイン数 - マッハ数 - マランゴニ数 - モートン数 - ラプラス数 - ランキスト数 - リチャードソン数 - ルイス数 - レイノルズ数 - レイリー数 - ロスビー数 - ロックハート・マルティネリパラメータ - ロッシュコ数 - ワイゼンベルグ数

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