ジャデベオン・クラウニー

ジャデベオン・クラウニー
(ジェイデビオン・クロウニー)
Jadeveon Clowney
refer to caption
クリーブランド・ブラウンズ時代(2021年)
カロライナ・パンサーズ #7
ポジション ディフェンシブエンド
生年月日 (1993-02-14) 1993年2月14日(31歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
サウスカロライナ州ロックヒル
身長: 6' 5" =約195.6cm
体重: 255 lb =約115.7kg
経歴
高校 サウスポインテ高校
(サウスカロライナ州ロックヒル)
大学 サウスカロライナ大学
NFLドラフト 2014年 / 1巡目全体1位
初出場年 2014年
初出場チーム ヒューストン・テキサンズ
所属歴
2014-2018 ヒューストン・テキサンズ
2019 シアトル・シーホークス
2020 テネシー・タイタンズ
2021-2022 クリーブランド・ブラウンズ
2023 ボルチモア・レイブンズ
2024- カロライナ・パンサーズ
受賞歴・記録
オールプロ選出(1回)
2016
プロボウル選出(3回)
2016・2017・2018
NFL 通算成績
(2023年終了時点)
タックル 363
サック 52.5
ファンブルフォース 15
ファンブルリカバー 9
Player stats at NFL.com
Player stats at PFR

ジャデベオン・ダバルス・クラウニーJadeveon Davarus Clowney1993年2月14日 - )(NFL Japanではジェイデビオン・クロウニーと表記される[1])は、アメリカ合衆国サウスカロライナ州ロックヒル出身のアメリカンフットボール選手。ポジションはディフェンシブエンド(DE)。現在NFLカロライナ・パンサーズに所属している。

経歴

プロ入り前

サウスポイント高校を経て、サウスカロライナ大学カレッジフットボールをプレーしていた。2年次の2012年に、13回のサック(クォーターバックサック)と23.5回のタックルを記録し、大学の新記録となった。カンファレンスの年間最優秀ディフェンス選手に選ばれたほか、オールアメリカンにも選ばれた。大学通算では37試合に出場し、129回のタックルと24回のサックとなった。4年次を待たずにNFLドラフトに参加することとなった。

ヒューストン・テキサンズ

ヒューストン・テキサンズ時代(2018年)

クラウニーは、2014年のNFLドラフト全体1位ヒューストン・テキサンズから指名された[2]。開幕戦のワシントン・レッドスキンズ戦でプロデビューしたが、ルーキーイヤーは怪我の影響で4試合の出場に留まった。

2015年シーズン第7週のマイアミ・ドルフィンズ戦でキャリア初のサックを記録した[3]。このシーズンは13試合に出場し、4.5サックを挙げた。

2016年シーズンは6サック、16ロスタックルを記録し、プロボウルとオールプロに選出された。

2017年、シーズン開幕前に5年目オプションの行使が発表された[4]

第3週のニューイングランド・ペイトリオッツ戦では相手QBトム・ブレイディのファンブルしたボールを拾い、キャリア初のタッチダウンをあげた。このシーズンは2年連続でプロボウルに選出されたが、膝の怪我により試合には出場しなかった[5]

2018年第4週のインディアナポリス・コルツ戦にて2サック、ファンブルリカバー、タッチダウンを記録し、週間MVPに選出された。このシーズンは3年連続でプロボウルに選出された。

このシーズンをもってルーキーの5年契約が満了となり一旦フランチャイズタグがつけられたが、テキサンズとの契約がまとまらない状況が続いた[6]

シアトル・シーホークス

2019年8月31日にジェイコブ・マーティン(英語版)バーケビアス・ミンゴ(英語版)2020年のNFLドラフト3巡目指名権とのトレードでシアトル・シーホークスに移籍した[7]

第4週のアリゾナ・カージナルス戦ではキャリア初のインターセプトタッチダウンを相手QBカイラー・マレーから挙げた。第10週のサンフランシスコ・49ers戦では相手QBジミー・ガロポロからファンブルフォースとファンブルリカバータッチダウンを記録し、この活躍により週間MVPを受賞した[8]

このシーズンはNFLトップ100プレイヤーの41位にランクインした[9]

テネシー・タイタンズ

2020年9月8日にテネシー・タイタンズと1年契約を結び移籍した[10]が、11月に負傷者リスト入り[11]し、シーズンは8試合の出場に留まった。

クリーブランド・ブラウンズ

2021年4月14日にクリーブランド・ブラウンズと1年契約を結んだ[12]。 このシーズンは14試合に出場し、37タックル・9サックを挙げる活躍をみせた。

2022年シーズンもブラウンズと1年契約を延長させた[13]が、このシーズンはチームの選手起用法を批判した[14]ことにより、シーズン最終戦でインアクティブになるなどチームとの関係に溝が生じた。オフにFAとなった[15]

ボルチモア・レイブンズ

2023年8月19日にボルチモア・レイブンズと1年契約を結んだ[16]。このシーズンは17試合に出場し、キャリアハイとなる9.5サックを記録し、チームの地区優勝とプレーオフ第1シード獲得に貢献した。

カロライナ・パンサーズ

2024年3月27日にカロライナ・パンサーズと2年契約を結んだ[17][18]

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ “パンサーズがOLBクロウニーと2年30億円の契約で合意”. NFL Japan. 20024-03-28閲覧。
  2. ^ “テキサンズ、クラウニーを全体1位で指名 NFLドラフト”. 日本経済新聞 (2014年5月9日). 2021年5月10日閲覧。
  3. ^ “Texans' Jadeveon Clowney records first career sack” (英語). SI.com (2015年10月25日). 2023年11月10日閲覧。
  4. ^ Bergman, Jeremy (2017年4月14日). “Texans pick up Jadeveon Clowney's fifth-year option”. NFL.com. 2023年11月10日閲覧。
  5. ^ Goldberg, Rob (2018年1月3日). “Jadeveon Clowney Reportedly Will Have Surgery on Injured Knee” (英語). Bleacher Report. 2023年11月10日閲覧。
  6. ^ “テキサンズLBクロウニーはレギュラーシーズン欠場の可能性も”. NFL JAPAN. (2019年8月29日). https://nfljapan.com/headlines/42881 2023年11月10日閲覧。 
  7. ^ Patra, Kevin (2019年8月31日). “Seahawks acquire DE Jadeveon Clowney from Texans”. NFL.com. 2023年11月11日閲覧。
  8. ^ Bergman, Jeremy (2019年11月13日). “Jamal Adams, Jadeveon Clowney among Players of the Week”. NFL.com. 2023年11月9日閲覧。
  9. ^ “2020 NFL Top 100” (英語). Pro-Football-Reference.com. 2023年11月9日閲覧。
  10. ^ “DEクロウニーがタイタンズとの1年契約に合意”. NFL JAPAN. (2020年9月7日). https://nfljapan.com/headlines/55467 2023年11月9日閲覧。 
  11. ^ “タイタンズDEクロウニーがIR入り、3戦を欠場へ”. NFL JAPAN. (2020年11月22日). https://nfljapan.com/headlines/58405 2023年11月9日閲覧。 
  12. ^ Gribble, Andrew (2021年4月14日). “Browns sign 3-time Pro Bowl pass rusher Jadeveon Clowney”. ClevelandBrowns.com. 2023年11月9日閲覧。
  13. ^ “Browns re-sign DE Jadeveon Clowney”. ClevelandBrowns.com (2022年5月25日). 2023年11月9日閲覧。
  14. ^ “Browns send Jadeveon Clowney home after critical comments”. apnews.com (2023年1月6日). 2023年11月9日閲覧。
  15. ^ “Browns release S John Johnson III, DE Jadeveon Clowney”. ClevelandBrowns.com (2023年3月15日). 2023年11月9日閲覧。
  16. ^ “レイブンズがパスラッシャーのジャデベオン・クラウニーと1年契約”. NFL JAPAN. (2023年8月19日). https://nfljapan.com/headlines/91191 2023年11月9日閲覧。 
  17. ^ “パンサーズがOLBクロウニーと2年30億円の契約で合意”. NFL JAPAN. (2024年3月28日). https://nfljapan.com/headlines/98764 2024年3月28日閲覧。 
  18. ^ “Panthers agree to terms with pass rusher Jadeveon Clowney”. Carolina Panthers. 2024年3月28日閲覧。

関連項目

外部リンク 

ウィキメディア・コモンズには、ジャデベオン・クラウニーに関連するカテゴリがあります。
  • 通算成績と情報 NFL.com, or ESPN, or Pro-Football-Reference (英語)
  • South Carolina Gamecocks bio


カロライナ・パンサーズ 2023
クォーターバック

ランニングバック

ワイドレシーバー

  • 17 D・J・チャーク
  • 88 テラス・マーシャル・ジュニア
  • 15 ジョナサン・ミンゴ
  • 11 イミア・スミス=マルセッテ
  • 86 マイケル・ストラチャン
  • 19 アダム・シーレン

タイトエンド

  • 84 スティーブン・サリバン
  • 80 イアン・トーマス
  • 82 トミー・トレンブル
オフェンシブライン
  • 56 ブラッドリー・ボーズマン C
  • 79 イケム・イクワヌ T
  • 66 ナッシュ・ジェンセン G
  • 61 リッキー・リー T
  • 68 ケイド・メイズ C
  • 72 テイラー・モートン T
  • 74 デビッド・シャープ T

ディフェンシブライン

  • 95 デリック・ブラウン DT
  • 93 ラブライアン・レイ DE
  • 91 ニック・サーマン DE
  • 99 シャイ・タトル NT
  • 96 デショーン・ウィリアムズ DE
  • 71 クリス・ワームリー DE
ラインバッカー
  •  0 ブライアン・バーンズ OLB
  • 58 タエ・デービス ILB
  • 97 イートア・グロス=マトス OLB
  • -- ジャデベオン・クラウニー OLB
  • 54 カム・グルギア=ヒル ILB
  • 98 マーキス・ヘインズ OLB
  • D・J・ジョンソン OLB
  • 40 ディオン・ジョーンズ ILB
  • 46 エク・レオタ OLB
  • 49 フランキー・ルブ OLB

ディフェンスバック

  • 24 ボン・ベル S
  • 21 ジェレミー・チン FS
  • 27 アレックス・クック SS
  • 42 サム・フランクリン・ジュニア SS
  • 20 シャキール・グリフィン CB
  • 24 C・J・ヘンダーソン CB
  • 13 トロイ・ヒル CB
  •  8 ジェイシー・ホーン CB
  • 26 ドンテ・ジャクソン CB
  • 29 デショーン・ジェイミソン CB
  • 22 ジェイミー・ロビンソン FS
  • 25 ゼイビア・ウッズ FS

スペシャルチーム

リザーブリスト
  • 94 ヘンリー・アンダーソン DE (IR)
  • 90 アマレ・バルノ OLB (IR)
  • 32 ディカプリオ・ブートル CB (IR)
  • 53 クローディン・シェレラス ILB
  • 70 ブレイディ・クリステンセン G (IR)
  • 63 オースティン・コルベット G (IR)
  • 81 ヘイデン・ハースト TE (IR)
  • 67 ジャスティン・マクレイ G (IR)
  • 45 ジョバンニ・リッチ FB
  •  5 ラビスカ・シュナルト IR
  •  7 シャック・トンプソン OLB (IR)
  • 43 ルイジ・ビレイン OLB (IR)
  • 57 チャンドラー・ウッテン OLB (IR)
  • 62 チャンドラー・ザバイア G (IR)

練習生

  • 77 ディオンテ・ブラウン G
  • 41 スペンサー・ブラウン RB
  • 18 ジェイレン・キャンプ WR
  • 33 タリク・コーエン RB
  • 65 J・D・ディレンゾ T
  • 43 エース・エリー LB
  • 41 マシアス・ファーリー FS
  • 69 ゲイブ・ジャクソン G
  • 31 ラマー・ジャクソン CB
  • 85 ジョーダン・マシューズ WR
  • 37 A・J・パーカー CB
  • 78 ジェイデン・ピービー DE
  • 48 クリス・ピアース TE
  • 87 キャム・シムズ WR
  • 76 バダラ・トラオレ T
  • 92 レイクアン・ウィリアムズ DE
  • 83 デレック・ライト WR


Roster December 27, 2023現在
  • Depth chart
  • Transactions

アクティブ 51名 インアクティブ 14名
練習生 16名 (+免除1名)

  1. ジャデベオン・クラウニー
  2. グレッグ・ロビンソン
  3. ブレイク・ボートルス
  4. サミー・ワトキンス
  5. カリル・マック
  6. ジェイク・マシューズ
  7. マイク・エバンス
  8. ジャスティン・ギルバート
  9. アンソニー・バー
  10. エリック・エブロン
  11. テイラー・リワン
  12. オデル・ベッカム
  13. アーロン・ドナルド
  14. カイル・フラー
  15. ライアン・シェイジアー
  16. ザック・マーティン
  17. C・J・モーズリー
  18. カルビン・プライアー
  19. ジャウアン・ジェームズ
  20. ブランディン・クックス
  21. ハハ・クリントン=ディックス
  22. ジョニー・マンジール
  23. ディー・フォード
  24. ダークイズ・デナード
  25. ジェイソン・ベレット
  26. マーカス・スミス2世
  27. ディオン・ブキャノン
  28. ケルビン・ベンジャミン
  29. ドミニク・イースリー
  30. ジミー・ウォード
  31. ブラッドリー・ロビー
  32. テディ・ブリッジウォーター
 
各年のNFLドラフト
  • 1936
  • 1937
  • 1938
  • 1939
  • 1940
  • 1941
  • 1942
  • 1943
  • 1944
  • 1945
  • 1946
  • 1947
  • 1948
  • 1949
  • 1950
  • 1951
  • 1952
  • 1953
  • 1954
  • 1955
  • 1956
  • 1957
  • 1958
  • 1959
  • 1960
  • 1961
  • 1962
  • 1963
  • 1964
  • 1965
  • 1966
  • 1967
  • 1968
  • 1969
  • 1970
  • 1971
  • 1972
  • 1973
  • 1974
  • 1975
  • 1976
  • 1977
  • 1978
  • 1979
  • 1980
  • 1981
  • 1982
  • 1983
  • 1984
  • 1985
  • 1986
  • 1987
  • 1988
  • 1989
  • 1990
  • 1991
  • 1992
  • 1993
  • 1994
  • 1995
  • 1996
  • 1997
  • 1998
  • 1999
  • 2000
  • 2001
  • 2002
  • 2003
  • 2004
  • 2005
  • 2006
  • 2007
  • 2008
  • 2009
  • 2010
  • 2011
  • 2012
  • 2013
  • 2014
  • 2015
  • 2016
  • 2017
  • 2018
  • 2019
  • 2020
  • 2021
  • 2022
  • 2023
  • 2024
1930年代
  • 1936 J.バーワンガー(英語版)
  • 1937 S.フランシス(英語版)
  • 1938 C.デービス(英語版)
  • 1939 K.オルドリッチ(英語版)
1940年代
  • 1940 G.カフェゴ(英語版)
  • 1941 T.ハーモン(英語版)
  • 1942 B.ダドリー(英語版)
  • 1943 F.シンクウィッチ(英語版)
  • 1944 A.バーテリ(英語版)
  • 1945 C.トリッピ(英語版)
  • 1946 F.ダンスウィック(英語版)
  • 1947 B.フェニモア(英語版)
  • 1948 H.ギルマー(英語版)
  • 1949 C.ベドナリク(英語版)
1950年代
  • 1950 L.ハート(英語版)
  • 1951 K.ローテ(英語版)
  • 1952 B.ウェイド(英語版)
  • 1953 H.バブコック(英語版)
  • 1954 B.ギャレット(英語版)
  • 1955 G.ショー
  • 1956 G.グリック(英語版)
  • 1957 P.ホーナング(英語版)
  • 1958 K.ヒル(英語版)
  • 1959 R.ダンカン(英語版)
1960年代
  • 1960 B.キャノン(英語版)
  • 1961 T.メイソン(英語版)
  • 1962 E.デービス
  • 1963 T.ベイカー(英語版)
  • 1964 D.パークス(英語版)
  • 1965 T.フレデリクソン(英語版)
  • 1966 T.ノービス(英語版)
  • 1967 Bu.スミス
  • 1968 R.ヤリー(英語版)
  • 1969 O.J.シンプソン
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代