ホーマー・ブッシュ

ホーマー・ブッシュ
*Homer Bush*
基本情報
引退後、ニューヨーク・ヤンキースのオールドタイマーズデーにて (2010年7月17日)
国籍	アメリカ合衆国
出身地	イリノイ州イーストセントルイス
生年月日	(1972-11-12) 1972年 11月12日（51歳）
身長体重	5' 10" ＝約177.8 cm 180 lb ＝約81.6 kg
選手情報
投球・打席	右投右打
ポジション	二塁手、遊撃手
プロ入り	1991年 MLBドラフト7巡目
初出場	1997年8月16日
最終出場	2004年6月8日
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
選手歴イーストセントルイス高等学校（英語版）ニューヨーク・ヤンキース (1997 - 1998) トロント・ブルージェイズ (1999 - 2002) フロリダ・マーリンズ (2002) ニューヨーク・ヤンキース (2004) 監督歴スタテンアイランド・フェリーホークス (2023 - )
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経歴

高校時代、野球と並行してアメリカンフットボールもプレーし、ワイドレシーバーとして活躍。卒業後はミズーリ大学に進学予定だったが、1991年のMLBドラフト7巡目（全体185位）でサンディエゴ・パドレスから指名され、プロ入りの道を選んだ。マイナー時代は、1993年にA級ウォータールー・ダイヤモンズでミッドウエストリーグ最多の152安打を放つなど切れ味鋭い攻守で台頭した。

1997年は開幕からAAA級ラスベガス・スターズで活躍していた。4月22日にルーベン・リベラ、ラファエル・メディーナ（英語版）とのトレードで、伊良部秀輝（前年までの千葉ロッテマリーンズ所属時よりMLB移籍を熱望しており、オフに日米間トレードでパドレスへ移籍していた。詳しくは伊良部メジャーリーグ移籍騒動も参照。）と共にニューヨーク・ヤンキースへ移籍した。この年の8月にメジャーデビューすると、翌1998年には45試合の出場ながら打率.380と素質の高さを披露し、パドレスとのワールドシリーズでも出場機会を与えられた^[1]。

1999年2月18日にロジャー・クレメンスとのトレードで、デビッド・ウェルズ、グレアム・ロイド（英語版）と共にトロント・ブルージェイズへ移籍した。ブルージェイズでは1995年にロベルト・アロマーが去って以来不在だった二塁手のレギュラーに定着し^[2]、規定打席にも到達して打率.320を記録した。

2000年以降は怪我に泣くことが増え、2005年に引退した。

引退後はメリルリンチ勤務でのフィナンシャルアナリスト、パドレス傘下（当時）A-級ユージーン・エメラルズ（英語版）の打撃コーチ、テキサス・レンジャーズの少年野球事業ディレクターを歴任した。

2022年はMLBドラフトリーグ（英語版）に所属するマホーニングバレー・スクラッパーズの監督を務めた。

^ 「ホーマー・ブッシュ」『パンチョ伊東のMLB名鑑1999』ベースボール・マガジン社 312頁
^ 「ホーマー・ブッシュ」『パンチョ伊東のメジャー・リーグMLB選手名鑑2000』ベースボール・マガジン社 148頁
^ “STATEN ISLAND FERRYHAWKS ANNOUNCE THE SIGNING OF HOMER BUSH AS MANAGER FORMER NEW YORK YANKEES WORLD SERIES CHAMPION PICKED TO ELEVATE THE FERRYHAWKS IN 2023” (英語). Ferryhawks.com (2023年1月4日). 2023年6月16日閲覧。