リトル・ジョー1A号

リトル・ジョー1A号
任務種別緊急脱出用ロケット試験
運用者NASA
任務期間8分11秒
飛行距離18.5キロメートル
遠地点14キロメートル
特性
宇宙機種別マーキュリー宇宙船実物大模型
製造者マクドネル・エアクラフト
打ち上げ時重量1,007キログラム
任務開始
打ち上げ日1959年11月4日
14:30UTC
ロケットリトル・ジョー
打上げ場所ワロップス飛行施設第一発射地域
任務終了
着陸日1959年11月4日
14:38UTC
マーキュリー計画
緊急脱出用ロケット試験

リトル・ジョー1A号(リトル・ジョー1Aごう、: Little Joe 1A)は、NASAマーキュリー計画の一環として1959年11月4日に発射された無人ロケットである。失敗に終わった前回のリトル・ジョー1号 (LJ-1) の再試験として行われたこの飛行では、空気抵抗が最大になる状況で緊急脱出用ロケットの試験を行うことになっていた。発射約30秒後、脱出ロケットに点火すべき動圧に達したことを圧力計が感知し、宇宙船を発射ロケットから切り離すよう爆発ボルトに信号が送られた。この時点までは、すべて予定通り進行していた。この信号はまた、脱出ロケットに対し点火の指令を送ることになっていたが、十分な推力が発生するのに数秒がかかったため、脱出ロケットが切り離されたときの動圧は満足のいく数値に達せず、その結果再試験が計画された。これを除けば発射から回収に至るまでの手順は問題なく行われた。8分11秒の飛行時間で高度は14.5キロメートル、飛行距離は18.5キロメートル、最高速度は時速3,254キロメートルに達し、搭載重量は1,007キログラムだった。

関連項目

パブリックドメイン この記事にはパブリックドメインである、アメリカ合衆国連邦政府のウェブサイトもしくは文書本文を含む。

全般
Mercury program capsule
Mercury program capsule
ミッション
有人
  • 弾道 : フリーダム7
  • リバティー・ベル7
    地球周回軌道 : フレンドシップ7
  • オーロラ7
  • シグマ7
  • フェイス7
    中止 : マーキュリー・アトラス10号(英語版)
無人
動物
  • サム
  • ミス・サム
    弾道 : ハム
    地球周回軌道 : エノス (チンパンジー)(英語版)
宇宙飛行士
全般
宇宙飛行士
(飛行順)
装備
派生した計画
企業
ロケット
  • アトラス LV-3B(英語版)
  • レッドストーン・ロケット(英語版)
  • RM-90 ブルー・スカウト II(英語版)
  • リトル・ジョー
  • PGM-19 ジュピター (proposed)
打ち上げ施設
や管制施設
関連計画
アメリカ
ソ連
その他
  • Manned Space Flight Network(英語版)
  • マーキュリー13 (NASAでは無いがマーキュリー計画に触発されたプロジェクト)
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