吉見藩
吉見藩(よしみはん)は、和泉国日根郡吉見村(現在の大阪府泉南郡田尻町吉見)に存在した藩。
略史
明治3年(1870年)、近江三上藩知事であった遠藤胤城が陣屋を三上から日根郡吉見村に移したことで立藩した。所領は1万4500石ほどであったと言われている。大手門は現在の田尻町立小学校の校門のあたり、陣屋は田尻町吉見にある春日神社境内にあったと伝えられている。しかし翌年の廃藩置県により廃藩となって吉見県、堺県を経て、大阪府に編入された。
歴代藩知事
- 遠藤家
旧外様、1万4500石。
廃藩時点の領地
明治維新後に、和泉郡2村(旧幕府領)、日根郡2村(旧土浦藩領)が加わった。
先代 三上藩 | 行政区の変遷 1870年 - 1871年 (吉見藩→吉見県) | 次代 堺県 |
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関連項目 | ||
藩庁の置かれた地域を基準に分類しているが、他の地方に移転している藩もある。順番は『三百藩戊辰戦争事典』による。 明治期の変更: ★=新設、●=廃止、○=移転・改称、▲=任知藩事前に本藩に併合。()内は移転・改称・併合後の藩名。()のないものは県に編入。 |