大穂泊駅

座標: 北緯46度54分30秒 東経141度59分34秒 / 北緯46.90833度 東経141.99278度 / 46.90833; 141.99278 大穂泊駅(おほとまりえき)は、樺太真岡郡広地村に存在した鉄道省樺太西線

歴史

  • 1920年(大正9年)10月11日樺太庁鉄道西海岸線本斗駅 - 真岡駅間開通により開業[1]
  • 1943年(昭和18年)4月1日:南樺太の内地化により、鉄道省に移管。
  • 1945年(昭和20年)8月:ソ連軍が南樺太へ侵攻、占領し、駅も含め全線がソ連軍に接収される。
  • 1946年(昭和21年)
    • 2月1日:日本の国有鉄道の駅としては、書類上廃止。
    • 4月1日:ソ連国鉄に編入。ロシア語駅名は「ズイリャンスカヤ サハリンスカヤ」。

駅名の由来

当駅の所在する地名からであり、地名はアイヌ語の「オホ・トマリ」(深い港)による[2]

運行状況

1944年当時[3]

  • 上りは本斗駅行き5本が運行されていた。
  • 下りは野田駅行きと久春内駅行き各2本と北真岡駅行き1本が運行されていた。

隣の駅

鉄道省樺太鉄道局
樺太西線
多蘭泊駅 - (姉内駅) - 大穂泊駅 - 広地駅

脚注

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  1. ^ 鉄道停車場一覧. 昭和12年10月1日現在
  2. ^ 南樺太:概要・地名解・史実(西村いわお・著、高速印刷センター内出版部 1994年)、p.320
  3. ^ 南樺太:概要・地名解・史実 p.61
 
樺太西線(日本の鉄道路線としては廃線)
真久線(日本時代は未成線、ソ連編入後に開通)

本斗 - 遠節 - *南阿幸 - 阿幸 - *南麻内 - 麻内 - 知根平 - 多蘭泊 - *姉内 - 大穂泊 - 広地 - 明牛 - *湯ノ沢 - 手井 - 真岡 - *中真岡 - 北真岡 - *宇遠泊 - 幌泊 - *本古丹 - 楽磨 - *南蘭泊 - 蘭泊 - 藻白帆 - 羽母舞 - 小能登呂 - 仁多須 - 登富津 - 野田 - *杖遠 - 久良志 - 小岬 - *鵜巣 - 追手 - 杜門 - 泊居 - 苫虫 - 樺太名寄 - 上久春内 - 久春内
貨物支線 : 本斗 - 浜本斗 | 真岡 - 浜真岡
真久線 : 真縫 - 上久春内 - (久春内
*斜字1941年12月1日休止 → 1943年4月1日廃止の駅