神癒

福音派きよめ派の源流の一つ
ホーリネス
関連記事
人物

中田重治
かつ子あやめ羽後
笹尾鉄三郎秋山由五郎
C・E・カウマンカウマン夫人
E・A・キルボルン山崎亭治
車田秋次森五郎
野辺地天馬三谷種吉
米田豊一宮政吉菅野鋭
小原十三司小原鈴子
小出朋治小出忍

金森通倫渡辺善太

神癒(しんゆ、英語: Divine Healing)はホーリネス教会の中心教理の四重の福音の一つ。神の力により、按手、また祈りの中で病気が癒されること。ホーリネス系や聖霊派などでは今日でも、神の力により神癒が行われると信じられている。福音派にも神癒の信仰があり、日本福音連盟の『聖歌』の裏扉には神癒の根拠聖句が書かれてある[1]

日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団は「基本的真理に関する宣言」で「神癒は福音の不可欠要素である」と告白する。

聖書の箇所

聖句は出エジプト記15章26節「わたしは主、あなたをいやす者である。」、イザヤ書53章4節「まことに、彼は私たちの病を負い、私たちの痛みをになった。」、ヤコブ書5章15節「信仰による祈りは、病む人を回復させます。」[2]である。

マタイによる福音書イエス・キリストの癒しを、イザヤ書の預言の成就としている。「夕方になると、人々は悪霊につかれた者を大ぜい、みもとに連れて来た。そこで、イエスはみことばをもって霊どもを追い出し、また病気の人々をみなお直しになった。 これは、預言者イザヤを通して言われた事が成就するためであった。「彼が私たちのわずらいを身に引き受け、私たちの病を背負った。」(マタイ8:16-17[3]

神癒伝道者

三谷種吉[4]、ウィリアム・ブラナム、ゴードン・リンゼイ、A・A・アレン、オーラル・ロバーツ、T・L・オズボーン、キャサリン・クールマン、ジョン・ウィンバーらがいる。

サクラメントと認めるか

ヤコブ書を根拠の聖句としてサクラメントとする教会が存在する。プロテスタントにおいては礼典ではなく、聖公会においては聖奠ではないが聖奠的諸式として聖奠に準じた扱いとなる。

他方、カトリック教会では、ヤコブ書に基づき秘跡サクラメント)として病者の塗油がなされる。正教会においては病人への塗油と祈りを伴う聖傅機密があり、機密(ミスティリオン)の一つとして数えられる。[5]

脚注

  1. ^ 水草修治『ニューエイジの罠』CLC出版
  2. ^ 新改訳聖書
  3. ^ 新改訳聖書
  4. ^ 『三谷種吉:日本で最初の音楽伝道者:ただ信ぜよ』いのちのことば社
  5. ^ 日本カトリック司教協議会『カトリック教会のカテキズムカトリック中央協議会

参考文献

指導者
ルーツ
松江バンド
ホーリネス
米国メソジスト
自由メソジスト教会
救世軍
福音伝道教団
日本イエス・キリスト教団
日本アライアンス教団
ナザレン、その他 
教団
ホーリネス
バックストン
聖公会

聖イエス会(1946- ) - 日本救世軍(1895 - )

米国メソジスト
アライアンス
組織
団体
 神学校
神学
関連事項
キリスト教ポータル
スタブアイコン

この項目は、キリスト教に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(P:キリスト教/PJ:キリスト教)。

  • 表示
  • 編集