THE PIER

THE PIER』は、日本のロックバンドくるりスタジオ・アルバム2014年9月17日SPEEDSTAR RECORDSからリリースされた。

THE PIER
くるりスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル J-POP
レーベル SPEEDSTAR RECORDS
チャート最高順位
  • 週間4位(オリコン)
くるり アルバム 年表
坩堝の電圧
2012年
THE PIER
2014年
くるりとチオビタ
2014年
『THE PIER』収録のシングル
  1. 「Remember me」
    リリース: 2013年10月23日
  2. 「最後のメリークリスマス」
    リリース: 2013年12月18日
  3. 「There is (always light)/Liberty&Gravity Special Edition」
    リリース: 2014年12月17日
ミュージックビデオ
Liberty&Gravity - YouTube

Remember me - YouTube
最後のメリークリスマス - YouTube
There is(always light) - YouTube

テンプレートを表示

概要

  • 前作『坩堝の電圧』以来2年ぶりのオリジナルアルバム。第7回CDショップ大賞入賞作品[1]
  • 「さまざまな時代、さまざまな文化の音楽を無尽蔵に取り込んだ」多国籍なサウンドが特徴となっている[2]
  • 岸田は「アヴィーチーの1枚目を聴いて盛り上がって作った」と語っている[3]
  • プリプロダクションは主に京都府北部にある岸田の別宅で行われた。ジャケットはその別宅の近くにて、ファンファンがiPhoneで撮影した写真がもととなっている[4][5]
  • 佐藤は「Remember me」「ロックンロール・ハネムーン」「loveless」「最後のメリークリスマス」などの「いい曲」がタイアップ曲として制作されていたことから、「後は単純に楽しみながら曲を作っていけばいいんじゃない?」とレコーディングに突入したが、「やってみると、とことんやってしまった」と語っている[6]
  • 初回盤には7インチサイズのジャケットに加え、300ページを超える全曲の楽譜集、「Liberty&Gravity」のハイレゾ音源をダウンロードできるシリアルコードが付属した[7]
  • 今作のリリースを記念して「くるりワンマンライブツアー2014 〜金の玉、ふたつ〜」が開催された[8]

収録曲

#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「2034」  
2.「日本海」  
3.「浜辺にて」  
4.「ロックンロール・ハネムーン」  
5.「Liberty&Gravity」  
6.「しゃぼんがぼんぼん」  
7.「loveless <album edit>」  
8.「Remember me」  
9.「遥かなるリスボン」  
10.「Brose&Butter」  
11.「Amamoyo」  
12.「最後のメリークリスマス<album edit>」  
13.「メェメェ」  
14.「There is(always light)」  
合計時間:

演奏

  • 岸田繁:Vocals, Guitar, Sitar, Sazu & Programming
  • 佐藤征史:Bass, Percussion, Vocals & Programming
  • ファンファン:Trumpet, Flugelhorn, Vocals & Programming
  • BOBO:Drums & Percussion (#1.2.3.5.6.9.10.11.14)
  • 福田洋子:Drums & Percussion (#1)
  • 畑利樹:Drums & Percussion (#4)
  • あらきゆうこ:Drums & Percussion (#7.8)
  • 新田浩平:Drums & Percussion (#12)
  • Erwin Bader:Keyboards (#5)
  • 鈴木正人:Keyboards (#7)
  • Carwyn Ellis:Keyboards (#10)
  • 奥野真哉 (ソウル・フラワー・ユニオン):Keyboards (#12)
  • Lucia Hall, Mariam Margaryan-Petkova:Violin (#1.2)
  • Nicolas Geremus, Wang-Yu Ko:Violin (#8)
  • Michael Buchmann:Viola (#1.2.8)
  • Arne Kirchen:Violoncello (#1.2)
  • Bernard Aichner:Violoncello (#8)
  • 権藤知彦:Euphonium, Flugelhorn (#4.9.14)
  • 石崎光:Mellotron, Guitar (#4)
  • U-zhaan:Tabla (#5)
  • 小春 (チャラン・ポ・ランタン):Accordion (#9)

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ http://www.cdshop-kumiai.jp/taisho/archive/07-2015/
  2. ^ “くるり ニューアルバム「THE PIER」特設サイト”. くるり ニューアルバム「THE PIER」特設サイト. 2019年4月8日閲覧。
  3. ^ 岸田繁 (2018年4月20日). “EDMは大型ショッピングモールのニオイがする。良くも悪くも、作るのも聴くのも効率的で合理的な時代の音楽だとオジさんは思う。日本でまだEDMという言葉が一般的でなかった時、既成の枠に囚われない面白楽しい音楽として、アヴィーチーの1枚目を聴いて盛り上がって「The Pier」を作った。”. @Kishida_Qrl. 2019年4月8日閲覧。
  4. ^ Inc, Natasha. “くるり「THE PIER」インタビュー - 音楽ナタリー 特集・インタビュー”. 音楽ナタリー. 2019年4月8日閲覧。
  5. ^ Inc, Natasha. “くるり「THE PIER」インタビュー (2/3) - 音楽ナタリー 特集・インタビュー”. 音楽ナタリー. 2019年4月8日閲覧。
  6. ^ “くるりの傑作『THE PIER』はいかにして誕生したか?「曲そのものが自分たちを引っ張っていってくれる」”. Real Sound|リアルサウンド. 2019年4月8日閲覧。
  7. ^ “くるりの新アルバムは『THE PIER』、初回盤には300P超の楽譜&ハイレゾ音源付き”. CINRA.NET. 2019年4月8日閲覧。
  8. ^ “「THE PIER」リリース記念・くるりワンマンライブツアー2014 〜金の玉、ふたつ〜 チケット先行予約・一般発売など決定しました”. くるり / QURULI. 2019年4月8日閲覧。
岸田繁 - 佐藤征史
森信行 - クリストファー・マグワイア - 大村達身 - 田中佑司 - 吉田省念 - ファンファン
シングル
インディーズ

1.くるりの一回転 - 2.チアノーゼ/ベースボールゲーム - 3.もしもし - 4.ファンデリア

メジャー

1.東京 - 2.虹 - 3.青い空 - 4.街 - 5.春風 - 6.ワンダーフォーゲル - 7.ばらの花 - 8.リバー - 9.ワールズエンド・スーパーノヴァ - 10.男の子と女の子 - 11.HOW TO GO - 12.ハイウェイ - 13.ロックンロール - 14.BIRTHDAY - 15.Superstar - 16.赤い電車 - 17.Baby I Love You - 18.JUBILEE - 19.言葉はさんかく こころは四角 - 20.さよならリグレット - 21.三日月 - 22.愉快なピーナッツ - 23.魔法のじゅうたん/シャツを洗えば(ヴァージョン2) - 24.奇跡 - 25.everybody feels the same - 26.Remember me - 27.最後のメリークリスマス - 28.There is (always light)/Liberty&Gravity Special Edition - 29.ふたつの世界 - 30.How Can I Do? - 31.その線は水平線 - 32.だいじなこと/忘れないように - 33.コトコトことでん/⾚い電⾞ (ver. 追憶の⾚い電⾞)

コラボレート

Juice(くるりとリップスライム) - ラヴぃ(リップスライムとくるり) - シャツを洗えば(くるりとユーミン

アルバム
オリジナル
コンピレーション
ライブ
トリビュート
サウンドトラック

ジョゼと虎と魚たち - 奇跡

映像作品
関連項目
カテゴリ カテゴリ


  • 表示
  • 編集