ソサイチ

ソサイチ
統括団体 FIFO7S
起源 ブラジルの旗 ブラジル
特徴
身体接触
選手数 1チーム7人
カテゴリ 球技
ボール ソサイチ専用ボール
(ローバウンド5号球)
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ソサイチ(Society)は、ブラジル発祥の7人制のサッカー競技。国際統括団体はFIFO7S(Federação Internacional de Football 7 Society)[1]。ブラジルではフチボウ・ソサイチ(Futebol Society)などと呼ばれる。なお、8人制サッカーを指してソサイチと呼ぶこともあるが[2]、7人制が主流である。 また、日本では「一般社団法人日本ソサイチ連盟」が主催するFOOTBALL7SOCIETYLEAGUEが公式リーグとなっている。

概要

サッカーとフットサルの中間にあたる競技で、1950年頃にブラジルのリオデジャネイロで発祥した[3]。ソサイチの語源は、ポルトガル語で社会、社交的などを意味するSOCIETYに由来する[4]。人々が集まる社交場(ソサイチ場)で行われていたものがそのまま競技名となった[5]

現在は南米や欧州を中心に盛んに行われており[3]、2011年には初のワールドカップが開催された[6]。ブラジルにはプロリーグも存在する[7]

日本では2006年から日本ソサイチ連盟(JSL)によって普及活動が行われている[3]。同連盟は2015年に国際7人制サッカー連盟(FIFO7S)に加盟し、正式に日本の代表団体となった[8]

ルール

主な公式ルールは以下の通り[4]。細かなルールは大会主催者によって異なる。

  • 1チームはゴールキーパーを含む7人。
  • 選手交代は自由。
  • 試合時間は25分ハーフ。
  • オフサイドは適用しない。
  • ゴールクリアランス(ゴールキーパースロー)を採用。
  • ピッチサイズは縦45-55m×横25-35m。
  • ボールはローバウンドタイプ5号球の専用ボールを使用する。
  • ゴールは少年用サッカーゴールを使用する。

脚注

  1. ^ Federação Internacional de Football 7 Society
  2. ^ “ソサイチ(そさいち)とは”. コトバンク. 2017年2月1日閲覧。
  3. ^ a b c “フットボールに引退はない! フットサル施設でも楽しめる、もう一つのフットボール『ソサイチ』で生涯現役フットボーラーを目指そう!”. JFA公式フットサル総合サイト「j-futsal」. 2017年2月1日閲覧。
  4. ^ a b “ソサイチとは”. 一般社団法人 日本ソサイチ連盟. 2017年2月1日閲覧。
  5. ^ “つくばフットサル:7/15 第2回アントラーズ一般8人制ソサイチ大会開催”. 鹿島アントラーズ オフィシャルサイト. 2017年2月1日閲覧。 ページ下部の「ソサイチの語源」より。
  6. ^ セニョール佐藤 (2013年2月20日). “「カルチョット」”. セニョール佐藤の素晴らしき哉サッカー. 2021年7月7日閲覧。
  7. ^ “ブラジル通信 ~Futebol arte“王国にGingaを探す旅”~ ブラジル流サッカー"ソサイチ"とは?”. ストライカーDX. 2017年2月1日閲覧。
  8. ^ “News”. 一般社団法人 日本ソサイチ連盟. 2017年2月1日閲覧。

外部リンク

  • 国際7人制サッカー連盟(FIFO7S) (ポルトガル語)
  • 日本ソサイチ連盟(JSL)
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